29梅仕事8 雨の中の肥料撒き いよいよ実がなるよ | 水のように ~自然の力にまかせた梅干づくり~

水のように ~自然の力にまかせた梅干づくり~

私は小さな漬物屋をやっています。美味しい梅干をつく
るために、梅の栽培までするようになりました。土づく
りに力を入れ、2006年から農薬を一切使わずに梅を育て
ています。一生をかけてより良い梅干をつくろうと思って
います。 

 3月21日(火)久しぶりに朝から雨がしとしとと降っていました。昨日、朝、梅林の切り枝を全部粉砕機に入れる前の準備をしてきました。その枝を肥料撒きの邪魔にならないところにまとめてきましたので、梅林はいつでも肥料が撒けるようになっています。

 

 週間天気予報をみると、この先ずっと雨の降る日がなさそうでしたので、午後、雨の中合羽を着て、肥料を撒いてきました。

 

 魚粉、米ぬか、油粕を発酵させて作った有機肥料は、犬やネコの好む香りを放ちますので、土に撒いたままにしておくと食べられてしまいます。食べられる前に雨で土の中に栄養が沁みこまないと土壌菌に栄養が届かないのです。

 

 ワゴン車の後ろのドアを開け、そのドアの下で肥料を細かくほぐし梅の木の周りにばら撒きます。撒く時は、土の中の根の広がりを頭に思い描きながら撒きます。根の張り具合は枝の張り具合と同じと考えます。だから大きな木はそれなりに多く撒きます。

 

 雨が降っていたので、昨年の肥料の写真です。

 

 撒いているそばから雨がその肥料を溶かしていきました。いい具合です。

 

  肥料が雨でしっとりと濡れています。

 

 この雨で、梅の花も散り始めました。

 

 蜂の箱の上に花びらが散っていました。

 

花が散るといよいよ梅の実が成ります。たくさんの実がなることを願っています。花が咲いてから寒い日が続きましたのでちょっと心配です。

 

 

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 無題

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