結婚を前提だが
全く好きでない殿方と
付き合っているプチ初老ころん。



先日
幼馴染ののりこちゃんと
飲みに行ってきた。



のりこちゃんは
二十代で結婚して
中学生と小学生の
男の子がいる。



のりこちゃんは
絶対に
わたしが今付き合ってる殿方と
結婚しろーって
説教してきた。



好きじゃないからヤダとか
寝るのがヤダとか
ぐちぐち言ってると
好きなんて
10年もしたらなくなるから
今結婚しとけだってさ。



セッ クスも
たいしたことじゃないって。



主婦の人たちは皆そういうんだ。



のりこちゃんが
10年間も
子育てに追われてきたとき
わたしは
自分のことしか考えずに
好き放題してるんだから
いい加減に他人のことも
考えろだって。



のりこちゃんのことも
考えろだって。



別にわたしが独身でも
のりこちゃんに迷惑かけないやんって
言ってみたら
その後かけることは明らかなのだとよ。



いい加減、生活を変え、
自分を変え、
親兄弟を安心させろと

のりこちゃん絶叫。



今のことだけでなく
10年後のことを考えろってさ。



むむむ…
10年後も婚活してるかと考えると
恐ろしいわな。


ここが
決め時か。
年貢のおさめどきなのか…。



そこで麻央麻央ですよ!



マオといえば
私にとっては浅田真央なのだが
今世間を騒がせてるマオは
小林麻央だわな。


あんまりテレビとか
見たくない。


なんか小林麻央のニュースを見てると
ブルーになるよね。


もう放送いいよ。
見たくないわ。



わたしはふとのりこちゃんに



「わたしなんて自分のためだけにしか
 生きてないし
 誰の役にも立ってないから
 小林麻央に命あげたかったわ。」


と言ってみた。



「そやでー!!」



とのりこちゃんは
深く同意した。



小林麻央の
昔の映像出てくるけど
ホント可愛いよね。


性格もよさそうだしさ。



皆から愛され
必要とされ
幼い二人の子供を残している。


どんなにか
生に執着があっただろう。



その幼い子供の一人だって
そこらへんの
フツーの子供じゃない。


将来
歌舞伎界のスターになることが
約束されている
選ばれた子供だ。



そんなスターを育てるという
大事な役割もあったろうに
何の役割もない
初老の売れ残りが
何でのうのうと生きてられるんだろうね。


イヤ、ほんと。
何で麻央の命が短くて
わたしの命が長いのか分からない。



不思議だわさ。


私は好きでもない殿方と
結婚しようとしていることに
ものすごい閉塞感を感じる。



いやでいやでたまらない。



ついでに仕事も行き詰まってる。



わたしと同じ年で
高卒の上司がいやでいやでたまらない。



あいつ
死ねって思ってたら
体調崩して休みやがった。


絶対私の呪いやで。


最近はクレームが多くて
その処理に追われておるわ。


それも私の呪いやで。



ケケケ
ざまーみろ。


ホント、あんまり嫌われるようなこと
せんほうがいいね。



全て自分の身に返ってくるよ。



こいつ、嫌いって思った男は
わたしの中では
たいてい高卒でA型。


だから高卒の男は大嫌い。



職場でもう一人
うっとおしい情緒不安定な
二十代女性がいるのだが
彼女も高卒だった。



ゆとり世代かな。



あの世代で大学
行かせてもらえないなんて
どんだけ頭悪いか
育ちが悪いんだろう。



やだやだ。
育ちの悪い高卒
やだやだ。


あいつらみんな
キチガイやな。



わたしが付き合ってる殿方は
いちよう大卒。



関西では中堅と言われる私立。
今は誰でも受かるんじゃないかな。



わたしと
わたしのちょいと上の世代が
一番受験戦争が激しかった時代だからね。



のりこちゃんからしたら
そこそこの大学と思えたらしく
そんな大学の人が
わたしを好きになるわけないから
詐称じゃないのって言われたわ。



そんなわけないやろ。


で、
次回会ったときに
現役で入れたのか
聞いておくという
ミッションを与えられた。


結婚を前提としている殿方は
ほぼわたしの言いなり。



結婚後
住むところも
お互いの納得できるところを提案できた。



家は親が死んだらもらえるから
そこをリフォームして住もうってさ。


それまでは
会社から手当がでるから賃貸。
長男だが同居の必要ナシ。


介護はもしかしたら
しないといけないかも。



で、
当初共働きを提案されたが
月10万稼いでくる
パートでいいと話はつけた。



次回会ったときは
専業主婦でいいと
言わせてみせる。



こっちは
名字変えて
住むところ変えて
友達もいない土地に
放り出されるんだから
身、一つでおいでと言え!
と言ってやる。



奴の勤め先は
会社も誰もが知ってる
一流企業。



※但し、
 バブル入社組だと思われるので
 さほどすごくはない。



さらに
小学生で
家族でハワイ旅行に行くぐらいの
お金持ち。



結婚と思うから
好きでないと
うじうじするわけで
ここは一つ、
わたしより稼いでくる
家来ができたと考えてみてはどうだろう。



とにのかくだな
職場では高卒バカに
エラソーにこき使われ
ストレスで6キロ太った。


だから女性として
自分に自信もなくなった。



将来このまま
仕事を続けることにたいしても
ものすごい閉塞感。


プライベートでは
好きでもない殿方と
結婚しようとしてて
夢がなく
ものすごい閉塞感。


初老の売れ残り女には
将来にたいする夢がない。
閉塞感しかない。


そうよ。
わたしが愚かで怠け者だったから
このような現状をまねいたの。


誰のせいでもない。
自分のせい。


だけどもわたしは運がいい。

のりこちゃんは言う。


わたしの言いなり奴隷の
旦那候補を見つけられたんだからな。



その人も
ころんちゃん逃したら
結婚できないって
分かってる頭のいい人だから
結婚しとけってさ。



ちなみに彼の年齢は
アラフィフ、初婚。



まあ
わたしが一番心配しなければならないのは
この男に捨てられる可能性だろう。



これが神様のくれた最後のチャンス。
わたしにはもったいないぐらいの人。



と自分に言い聞かせても
彼のことをちっとも好きになれない
自分が怖い~。



豊田真由子代議士風
ミュージカル調で



♪わたしを好きだといって
親切にしてくれる男性に
全く感謝の気持ちがわいてこない
わたしはサイコパス~


もう
好きでもない男と結婚して
高卒キチガイにエラソーにされる
将来などイラネ。



麻央麻央に
ホント、
命あげたかったよ。



わたしなんて
生きてたってしょうがない。


しょうがない命は
しょうがある命に
あげるに限る。




とりあえず
美味しものでも食べるとするか。



だって
生きてるからね。





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