初めて御来店いただいたお客様にコーヒーのお好みをうかがうと、多くの方が「酸味がないもの」と言われます。
この「酸味」はコーヒーが本来持っている酸味とは別の酸味の事を言っている場合が多いです。
コーヒー豆はどの種類にも酸味が含まれています。それは心地よいフルーティーなもので苦味と
同じようコーヒー美味しさの成分です。
淹れたてのコーヒーを口に含んだ時のあのうっとりするような風味は苦味だけでは味わえません。
多くの方がお嫌いな「酸味」はコーヒーが古くなったために生じる不快な酸味です。
焙煎してからの日数が経ちすぎていると、どうしてもこの酸味が増えてしまいます。
煎りたての豆を購入して保存方法に気をつけていただけたら大丈夫です。
あとは個人差というのもありますので、酸味を感じにくいコーヒー豆をご紹介しておきます。
ご参考になれば幸いです。
インド、チャンチャマイヨ(ペルー)、ブラジル、ヨーロピアンブレンド、この4種類は酸味が
苦手な方が良くご購入してくださいます。また深く煎ると苦味が増して酸味は抜けるので、
焙煎の度合いをやや深煎りにしても良いでしょう。
コロンビア、グアテマラ、トラジャ、をやや深く煎ってはいかがでしょうか。
ケニア、モカマタリ、タンザニアスノートップ、などは深煎りにするとコクも出て風味もコーヒーらしい苦味も楽しめます。
学大の店舗でも毎日違うコーヒーを焼いてカフェでお出ししているので、お散歩がてら
コーヒータイムに来てください。
美味しい淹れ方のコツなどもご説明いたします。
素敵なコーヒータイムを毎日楽しんでくださいね。
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