2018年06月22日 08:00

日本娯楽映画史 19

ast13
 え〜、まだ20回にも達していないシリーズですが、ネタ本を調べたら、どうもyoutubeに動画のない作品がかなり多いようで、あまり長く続かない可能性が高いことが判りました。(困った・・・)

それはさておき、今日紹介する作品は破天荒な大スター、勝新太郎の代名詞とも言うべきヒット・シリーズ、「座頭市シリーズ」の第一作で、昭和37年に作られた、「座頭市物語」(紹介はコチラ)です。勝新の演じた「座頭市」については、映画のほかにTVシリーズでも長期に渡って放送されていますので、今更何の説明もいらないと思いますが、初期の勝新は存在感のうすい白塗りの二枚目役者だったようで、先日紹介した「悪名」シリーズで独特の魅力で人気を獲得、この「座頭市シリーズ」によって市川雷蔵と肩を並べる大映を代表する大スターへと成長します。
脚本を書いた犬塚稔によって創造され(原作は子母沢寛だが原作には市に関する描写は数行しかないとか)、勝新によって圧倒的な存在感のキャラクターとなったの座頭市ですが、それまでの日本の時代劇にはいなかったタイプのヒーローであることは確かですね。


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