ある保険屋さんのひとりごと（2015.02.16改題）

ある保険屋さんのひとりごと（2015.02.16改題）

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01Apr
- 世界一幸せな洗濯
  保育園の綿パンツ祭り再び。↑保育園用のパンツをパンツ型に並べてみる娘達が通う保育園はさくらさくらんぼ保育の実践園。生活習慣を整え、発達を促すための決まり事に〝ハイハイが始まったら0歳児でも綿パンツ〟というものがあります。ずり這いの速度が日々増している生後11ヶ月の次女も当然綿パンツです。長女の時は入園説明会で「おしっこどうするの？」「おまる連れて行くの？」と、大いに？？？？？が飛び交ったものですが、正解は…漏らしたらすぐにお着替えして、保育士が即消毒・掃除でしたゆえに用意する洋服（特にパンツとズボン）がとにかく多いんです。ちなみにこれ、１日の量ですしかも泥遊びをするので毎日使ううち、生地に泥が擦り込まれて目詰まりし、洗っても洗っても醤油色から戻らないパンツ予洗いなしでは洗濯機が壊れ、洗面所で予洗いすれば排水管は詰まるので、バケツで洗濯板を駆使せねばならない難敵です。同じ保育園に通う母さんらの情報から、〝ウタマロ石鹸〟に出会うまでは、本当に汚れが落ちなくて困ったもんでした今でも我が家の常備石鹸です🧼ウタマロ石けん　１３３Ｇ × 3個セット331円Amazon長女が去年あたりから、あまりパンツを汚さずに帰ってくるようになったと思っていたので、正直「またパンツ祭りか…」と思ったものですが、いざ購入して使用前の水通しをしてから干してみると、80㎝サイズの小さなパンツが角ハンガーにそよぐ姿は可愛らしいものですね。ベビー服を使用前に水通しをすることを〝世界一幸せな洗濯〟と呼ぶそうですが、よく言ったものだと思います↑本当は青空の下で干してあげたかったけど、生憎の曇天なお本当はさくらさくらんぼ保育の信念上、デザイン的に目を惹きすぎない白で、元気いっぱい動いてもズレたり食い込んだりしない、股上深めのパンツが理想的長女時はアカチャンホンポで見つかった、全ての条件を満たすようなパンツが、今年はネットを含めて全然見つからず、仕方なく柄物を西松屋で購入しました。あまりに白パンツが見つからないので、そのことを保育士に伝えたら、「中国製だろうから（新型コロナの影響で）パンツまで入ってこなくなっちゃったんですかね」コロナのせいでマスクがない、アルコール消毒液がない、デマでトイレットペーパーがない、ティッシュがないなんてことがありましたが、まさかパンツまでそうなの斜め上なような、案外的を射ているような、そんな保育士さんの回答でした
31Mar
- 育休も間も無く終わり。
  明日から次女、保育園に通います↑本日届いた次女のお昼寝布団ご報告が遅れましたが、次女の保育園も無事決まりました。伴って私の復職も4月21日(火)に定まったため、お客様方に恒例のお葉書をしたためました。↑毎年最低でも年賀状と暑中見舞いは出してる過ぎてみればあっという間の育休期間でした。新卒時代から転職まで毎日14時間以上働き続け、転職先が決まってから退職したため有休消化後すぐに働き、長女の時は9ヶ月で復職した私にとって、生まれ月の巡り合わせとはいえ１年１ヶ月の長い期間を、ただ家族とだけ向き合って過ごした経験は社会人１４年目にして初めてのことでした。こんなにもゆったりと過ごせたのも、復職まで待っててくださったお客様と福利厚生が充実していて理解ある上司・先輩方の多い勤め先のおかげと感謝しております。復職したら早速お礼かたがたご挨拶まわりしたいのですが…３週間後それが許される状況にあるかどうか。志村けんさんも犠牲になった新型コロナウイルスの感染拡大で、誰しもがいつ感染・入院を余儀なくされるか分からない中、民間保険はもとより社会保険の知識もある我々の情報提供が今こそ活きてくる時！と思うのですが、まず会ってくださる方がいないかもしれません。どのような形でお客様のお役に立つかは、お客様本人に訊いてみないといけないと思います。メールマガジンとか会社的にありなのかな…。まずはお手紙が届いたであろう頃からコツコツ連絡をしようと思います。そして明日より２人保育園通園が始まります。育休中は市の定めにより登園時間も8:00-16:00と短く、この１年ですっかり朝のスケジュールが後ろにずれ放題になった長女。保育園が決まってから少しづつリハビリ的に5:00起床にチャレンジしていたものの、いざ本番を迎えても成功率は未だ低し。慣らし保育の3週間が軌道に乗せる最後のチャンスですが果たしてどうなるものか。あと長女の時もそうでしたが、慣らし保育１日目って泣くんですよね、私が。なんかこう「手を離れちゃうんだなぁ」とか思っちゃうあたり肝っ玉母ちゃんになりきれてないんです。あと３週間少しづつお仕事モードになれるようエンジン吹かし始めます。…錆びてたりして…。
15Feb
- 初めての手作りバレンタイン
  長女４歳７ヶ月。手作りチョコバナナケーキに挑戦です育休中なので色々手作りに挑戦できるのが楽しい毎日。今年は４歳になってますます頼り甲斐が出てきた長女を巻き込み、チョコバナナケーキを作ることにしました。レシピは Xmasなどイベントメニューの参考にすることが多いレシピアプリ「DELISH kitchen」様より、『ホットケーキミックスで作る！フライパンチョコバナナケーキ』https://delishkitchen.tv/recipes/144698264917115369我が家ではココアが旦那の常備飲料としてあるし、使い所を見失っていたcopeの試供品ホットケーキミックスもあるし、たまたまバナナもあったので、板チョコを購入するだけで材料は揃っちゃいますあ、最近牛乳飲まないので牛乳の代わりに豆乳使いましたが長女には板チョコを割ってもらい、親の仇のようにバナナを念入りに潰してもらい、私が卵と豆乳とホットケーキミックスを混ぜて作った生地に、長女がバナナを練り込んで、↑娘なりに真面目に練り込んでいる顔↑耐えきれなくて爆笑バターを溶かしたフライパンに流し入れてバナナを飾り、ごくごく弱火で焼き上げること20分強。できました！旦那は夜遅かったので少しだけちぎって味見して、15日の朝に仲良く食べたのでした。来年は何作ろうかな💕
06Feb
- 今年は花粉が早くない？
  花粉にやられ始めたので予約システムのない激混み耳鼻咽喉科に開院30分前に到着したら、既に10人待ちだった。でも開院後並ぶと2時間は待つので全然苦にならないけども。ここの先生思いきりよく上限いっぱい2ヶ月分まとめてお薬出してくださるから、他の耳鼻科に行く気になれないんだよねぇ。
22Jan
- 救急搬送翌日、保育士の言葉に救われる
  弱り切っている時は、圧を感じるくらいの明るさがちょうど良い。救急搬送の翌日。2020年1月15日(水) AM4:35。左胸の違和感で目が覚める。右手で何か作業をするために主に左胸から授乳しているせいなのか、というかそれしか考えられないんだけど左胸がカッチカッチのパンッパンで熱持ってる※右胸も一応張ってはいる考えてみれば救急搬送される30分前、17:30頃に授乳させたっきりで12時間近く授乳していませんでした。次女が生まれて初のことです。…次女が側にいなくても、ちゃんと母乳を生産していたのね普段７時間半は横になってないと頭が回らなくなる人間ですし、昨日は緊張状態＆23時半就寝だったから正直まだ起きたくない気持ちでいっぱいですが、このカッチカッチの乳をなんとかしない事には二度寝もできませんすやすや眠る長女と主人の枕元を抜き足差し足移動して、階下の台所にある半年は使ってない哺乳瓶を探し出し、搾乳することにしました。正直言えば搾乳は苦手なんです。長女の時は産婦人科の空きが無く、野良妊婦になりかけた末に大学病院で出産。母乳で頑張りたい！とバースプランに練り込んだものの母乳の指導があまりなく、3時間ごとに起こされては授乳するばかり。入院中の授乳ごとの体重測定で母乳量が足りてないと判定されてしまいました。母乳で頑張りたかった私は夜明けまで授乳室で眠気と闘いながら授乳するも、娘も私も寝不足でダウン。搾乳機を導入しても30㎖以上搾乳できず、すっかり心が折れ、そのままずるずるとミルク寄りの混合栄養になっていました。しかし次女の産院ではおっぱいマッサージから、授乳をやめるタイミングまでしっかり教えていただきました。且つ「完母になるまでは数ヶ月くらい時間がかかるのは当たり前」というありがたいお言葉も手伝って、めでたく生後2ヶ月くらいから完全母乳になることができました。さらにそこの産院では搾乳機で搾っても、母乳量が増えるわけではないと考えているようで、搾乳機は一切使いませんでした。そんな事情も手伝って、搾乳は約4年半ぶり。胸がパンパンだから出はするだろうけど、手で搾って果たして上手くいくもんか…。とりあえず初心に返って産院で習ったおっぱいマッサージから。 ①おっぱいを手で支えて上下左右に動かします。おっぱいと胸が着いている箇所を〝基底部〟と言い、おっぱいを動かすことで基底部からおっぱいがはがれ、乳腺の流れが良くなるんだそう。さらに ②乳頭と乳輪をきゅっきゅっと摘んで軽く母乳を搾り出し、圧を抜きます。こうしないと乳腺の内圧で乳輪が硬くて出が悪く、母乳が出てくる前に赤ちゃんが疲れて吸うのをやめてしまうんだとか。詳しい図解がこちらに載っていたので、気になる人はご覧になってみてくださいコトバンク　乳房マッサージ以上のマッサージを終え、いよいよ本格的に手搾りします。出てくれよーと願いながら手搾りをした結果………なんと110㎖も出ました普段から出がいい人からしてみれば、なんだそれっぽっちと思うかもしれません。でも長女の時は搾乳機を使っても30㎖が限界だった私からしてみると、実に３倍以上の量思わず母にもメールで報告よく直母だと出ている量が分からないと言います。生後6ヶ月半くらいで離乳食を始めるまで、完全母乳で育てられたので、長女の時よりは出ているんだろうなぁと思っていました。助産師さんや産婦人科勤務経験のある理学療法士さんからアドバイスを受け、食事改善をしたのも効果的だったのでしょうか。・水分補給は血流を良くするゴボウ茶を毎日1.5ℓ・体を温め血行を良くする目的でゴボウと木綿豆腐の味噌汁と、・鉄分＋ビタミンK補給目的で納豆を毎食食べる時々食べ飽きたりして挫けそうになりましたが、地道な努力が認められたようで嬉しかったです。なんとか胸の状態も落ち着いたので、主人と娘を起こします。いつもより寝るのが４時間近く遅かった娘は当たり前のように全然起きれず、普段だったら8:00登園のところ、8:30登園になってしまいました。なんだかとても後ろめたい気持ちで登園しました。娘の通っている保育園は斎藤公子先生の考案した、〝さくらさくらんぼ保育〟の実践園。子ども達の健全な成長のため、いくつかの守りごとがあります。そのうちのひとつに生活リズムを整えるというものがあり、睡眠時間として「朝６時起床〜夜２０時就寝」がベストとされています。※詳しくは「かしこく育てたい！ - 大橋保育園行橋」を参照そこで働く保育士はまさしく〝さくらさくらんぼ保育〟を信じ、実践するために研修を受けている精鋭の皆さんです。守りごとができないからと言って詰られることはないですが、実践できていない状況が改善できるよう、とても良い笑顔で、良かれと思って色々提案してくださるので、こっちも頑張ってなんとかしなくちゃなぁという気持ちにさせられます。で、できたらすごい褒めてくれるのでなんだか嬉しくなっちゃうし、できないとそれは哀しそうな顔をするので、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうそんな素敵な保育園なのですなので今回のことを伝えたらどんな反応されるだろう…。不安でした。昨日はまさしく緊急事態だった。だから寝るのが遅くなったし、夕食もきちんと摂らせてあげられなかった。紛れもない事実です。しかしその気になれば長女は母にみてもらって、普段通りの生活を送らせてあげることもできた。次女が救急搬送されたからって長女を蔑ろにしたんじゃないか。登園中の車の中でそんなことを考えながら、報告するのに気分が重ーくなってきました。でも次女の妊娠初期の時、妊娠報告しないでいたら、長女が保育園で様子がおかしかったことの理由が分からずフォローができなかったそうで、「今度からはどんなことでもなるべく早めに教えてくださいね。そうしたらこちらでもフォローできますから」と、心強い言葉をいただいていました。入院期間がどれくらいになるか全くわかりませんが、多分次女の方にかかりきりになってしまうでしょう。それに妹の様子がおかしくなり、突然病院に連れて行かれるまでの一部始終を見ていたので、ショックを受けてないとも限りません。今こそフォローしてほしい。そんな気持ちでした。朝の保育園は忙しく、登園した子どもの身体をロールマットのうえでほぐすのが、朝の日課です。この日も長女のクラスの担任保育士が明るい笑顔で童謡を歌いながら、ロールマットで子ども達をほぐしてあげていました後ろめたさでとても声がかけづらいですが、勇気を出してことの顛末と長女のフォローをお願いしたいことを伝えると、「うん！分かりました！昨日は大変でしたね！（睡眠も食事も）そういう時はしょうがない！しっかり見ておくので大丈夫ですよ！」と、背中をポンポンしながら励ましてくれました〝渋い顔をされるかもしれない〟となんとなく感じていただけに、泣きそうになるのをぐっと堪えました。時にはその明るさに圧を感じることもあるくらいの保育士さんですが、自分が弱っている時はそれぐらいポーンッと背中を押してもらった方がいいみたいです。続きます。
21Jan
- 長い長い１日の終わり。
  ※前回の続きです書類も全て書き終わったので、次女のことをよくお願いしてから、PICUを出る事にしました。長女は翌日よ保育園です。早く寝かせてあげないと。出際に点滴に接触しないよう剥き出しの左太腿を撫で、「また明日ね」と声をかけて。家族控え室に戻ると、私達家族以外にスーツ姿の男性が１人、白い大きな紙袋と共にいました。次女の後にも子どもがPICUに救急搬送されたのでしょう。次女のベッドはPICUでそこだけ部屋状に囲われていてスライドドアで仕切られていたので、新しく搬送された子どもに気付かなかったようです。時刻は22時近く。普段ならとっくに寝ているはずの時間ですが、久しぶりにテレビを見られたこともあり、興奮状態で全く眠そうでない長女。そんな長女に上着を着せて帰り支度を進めていると、主人と母が「とりあえず大事なさそうで良かった」と言い出したではありませんか。いやいやいやいやいや。自分達だけならともかく他の家族がいるところで〝良かったムード〟出すのはダメでしょホッとした気持ちになったのは十分わかるけども！私だったら絶対嫌です。さっきまさにその立場でしたから。心なしか男性の目線がこっち向いている気もするしその時の話松戸市立総合医療センターに救急搬送された理由。とは言え、その話をPICU家族控え室でするわけにもいかず、やや不自然ながら主人と母をせっついて、そそくさとPICU家族控え室を出ました。その後エレベーターホールで、そそくさと部屋を出たワケを話すと、「そんなの不愉快に思ったら部屋を出て行くでしょ」まさかの発言…幼き日、〝自分がされて嫌なことは人にもしない〟と教えてくれたのは貴女ですが？というか、いつPICUからインターホン、もしくは看護師さんから直接お呼びがかかるか分からないのがPICU家族控え室です。不愉快に思った程度で出られるワケないでしょうがと喉元まで出かかりましたが、ここで母に喧嘩売っても非生産的なだけ。苦い思いを飲み込みました。４階から１階まで降り、時間外入り口へ向かいます。当たり前ですがエントランスは真っ暗。人影もまばらです。全くいないわけではないのが総合病院ならでは。時間外入口のすぐ近くにはローソンがありました。その見慣れた青い看板を見た途端猛烈に、お腹空いた！喉渇いた！なんか食べたい！と思いました。我が家ではお風呂の後に夕飯なので、最後に食事を摂ったのは11時間くらい前。今の今まで空腹を全く感じてなかったのですが、PICUから出て一気に緊張が解けたのか、お腹が空いて空いてたまらなくなりました。明らかにストレス喰いするタイプなんですよねもう家まで我慢できなかったので車で手で食べられるものとごくごく飲めるお茶をチョイスしました。LAWSON トルティーヤ　照焼チキン伊藤園　お～いお茶炒りたて玄米茶長女には好きな鮭のおにぎりと梅干しのおにぎりを手に取り、主人は何もいらないと言うので、そのまま長女の手を引いてレジに並びます。レジに並んでいると絵本コーナーがあり、そこに釘付けになる長女。キラキラのシールが入ったシールブックが欲しくなったようで、一冊買ってあげる事にしました。長女も夜遅くまで頑張りましたから。長女のチョイスしたのはこれでした。シールブックワイドシリーズマーメイドのうみのぼうけん550円Amazon　本当は帰宅の途中で薬局に寄って母乳の冷凍パックを購入したかったのですが、自分自身が運転していない手前疲れ果てている家族にそれをお願いするのは憚られました。自宅に着いたのは22時45分頃。ここまで付き合ってくれた母は自宅に帰りました。主人が今更になって「腹減った、トルティーヤ残ってない？」と言い出したのですが、もう食べきってました家に帰るとドッと疲れてしまい、すぐに布団に入りました。いつもは添い乳をしながら腕枕をするように寝かせている次女がいません。寂しくて悲しくて目を瞑りました。救急搬送から実に4時間半余り。長い長い1日がやっと終わりました。続きます。
20Jan
- PICUの現実。
  意識が戻ってもすぐに出られるわけじゃない。※前回の続きです↑日常生活援助についての説明書PICUでは家族が子どもの世話をすることはできないそうで、お世話をする項目まで細かく書類に残す必要がありました。医療器具だらけの空間なので、仮に世話をするよう言われても難しかったでしょう。とてもありがたかったです。書類に書かれていない細かいところは、担当看護師の木村さんが説明してくれました。「母乳は冷凍のものがあればお預かりします。無ければミルクを飲ませます。持ち込めるおもちゃは2個までです。お気に入りのCDやDVDがある時は…えーとえーと、アレ、あの本体だけ？お持ちください」どうやらプラスチックケースから外して、ディスクそのものだけを持参するように言いたくても単語が出てこなかったようです。日々の激務で疲れてらっしゃるんだなぁ…。母乳は長く人に預けることがなかったので、冷凍ストックどころか冷凍用のパックもありません。帰り道で24時間のウエルシアに寄って探さなくちゃ。「オムツやお尻拭きはPICUのものを使っていいですか？お金がかかってしまい退院時に清算になるんですけど、１枚２０円で高いので下のコンビニで買ってきた方がいいと思います」取るものもとりあえず救急車に乗りましたし、入院するとかしないとか全く考えてなかったので、いつものお尻拭きと一体型のオムツ入れしか持ってきていません。普段のお出かけで使う分の３枚しかオムツの手持ちがが無かったのです。【ランキング1位獲得】monloulou おむつポーチおしりふき時短おむつポーチ消臭ブランドおしゃれシンプルおしりふきケースお尻拭きクラッチおむつポーチおしりふき内蔵おむつ入れ出産祝いオムツポーチおしりふき内蔵型モンルル2,480円楽天でも現在時刻は20:30過ぎ。オムツ３枚あれば一晩は保つはず。それに翌朝一刻も早く会いたかったので、「このオムツポーチをそのまま置いていくので、明日朝一番におむつとお尻拭きを届けにきます」と言ったら「面会は１４時〜２０時なので届けに来ていただいても一度お戻りいただくことになりますが…」松戸市立総合医療センターは自宅から車で約30分。公共交通機関＆シャトルバスだと1時間強。ペーパーゴールドの私にはオムツだけ届けてとんぼ返りできる距離ではありません。素直に諦めて主人を院内のコンビニに派遣し、Sサイズのテープ式オムツを買い占めて来てもらうことになりましたPICUはテープ式オムツ指定です。すると看護師さんが「小児科病棟とPICUを出入りする時は専用のセキュリティカードが必要なのですが、全て貸し出ししてしまってないんです。入る時に小児科病棟とPICUそれぞれのインターホンで呼びかけてくれればロックを外しますので」全て貸し出している…。ということは PICUで闘っている子どもがそれだけ多いということでしょうか。PICUの入り口から入ってくる時、左壁際の４床のベッドに子ども達がいるのは見ていましたが、向かって右側の壁際にも入院患児がいたのかもしれません。控え室にはもう私たち家族しかいませんでした。面会時間はもう過ぎています。ということはここにいる娘以外の子達は、今日運び込まれた子ではない…。胸が寒くなりました。主人を待っている間、残りの書類を書いていると、広いベッドにただ横たわっていた次女が、急に両手足をばたつかせ始めました。サージカルテープで固定され点滴が入った左手も、重そうに上げ下げしています。また痙攣！？でもそれにしては動きがゆっくりですし、手足の動きがバラバラです。ということは意識が戻ったのかな「多分顔が押し付けられて苦しいんでしょう。　　結構（酸素マスク内）圧がかかっていますから」そうか、酸素を体の中に送り込むために空気圧をかけてるんだ。顔全体を覆うほどの大きな酸素マスクが顔にぎゅぎゅう押し付けられているなんて。意識がなくてももがくほど苦しいんだ。間もなく主人が戻ってきました。主人からオムツを受け取るとすぐ看護師さんは、足の点滴を上手く避けてオムツを交換してくれました。痙攣で上手く息ができず苦しかったのでしょうか。次女はオムツに下痢のような便をしていました。娘に繋がれた機器類に気を取られていた私は、全く気付いていなかったのでした。たくさんあった書類も残り１枚。今まで受けた全ての予防接種の回数と受けた時期、その下に家族歴と自宅の環境を書く欄がありました。水疱瘡やMRワクチンなど特定の予防接種を受けたかの質問は他の書類にもあったため、もう訊かれまいと油断してPICU家族控え室に置いたバッグに母子手帳を入れたままでした。家族歴と自宅の環境だけ書いて、後は母子手帳を取りに戻ってから書こう。そう思って書き進めている中に、気になる項目がありました。それは家族に突然死した人間がいたかどうか。実は私の父方の伯母は24歳の時、急に吐き気を訴えて意識を失い、そのまま亡くなっています。数日前に健康診断を受けていて、いつまで経っても結果を聴きに来ないと病院から連絡があった時に亡くなった事を話したら、全くの健康体だったのにおかしい！と言われたくらい健康だったにも関わらず。50年以上前のことで嫁入り前だったこともあり、祖父と祖母が病理解剖を拒否。診断書上は〝心不全〟ということにして荼毘にふされましたが、結局亡くなった理由は不明です。次女の大伯母にあたる人ですが、大伯母からの隔世遺伝はあるのでしょうか。何も分からないだけに不安が広がります。少しでも医師の皆さんにとって有用な書類になるよう、長女のアレルギー内容（ダニ・ハウスダスト・イヌ・ネコ）についても書き加えました。書きかけの書類を一旦看護師さんに預け、母子手帳を取りに行くために次女が寝ている部屋を出ます。すると目の前にーーー。１歳くらいの女の子の泣き顔がありました。入室する時は次女ばかり探していて周囲が見えていなかったので、次女がいる部屋のすぐ隣にベッドがあることすら気付いてなかったのです。短い癖っ毛をツインテールのように結び、まだ多くはない歯を食いしばって涙をポロポロこぼしていました。怒っているような顔、その頬に伝う涙の量から、しばらく前から泣いていたように見えました。でもその顔を目にするまで、泣いている事に気づいていませんでした。気管切開をして人工呼吸器が付いているからなのか、泣き声が全然聞こえなかったのです。看護師さんが声をかけながら宥めていました。足元にはEテレ〝いないいないばぁ〟に出てくるワンワンの大きなぬいぐるみ。ワンワンとうーたんぬいぐるみワンワンだっこサイズ L6,621円楽天ベットに備え付けのテーブルには分厚いファイルがあり、「○○ちゃんファイル」とラベリングされていました。またその奥には同じように喉に人工呼吸をつけた子が眠っていました。一見して小学校高学年か中学生くらいの背丈でしたが、服から覗く手足が棒のように細い子でした。この子達は長く入院しているのかもしれない。深く考えずに持ち込みのおもちゃや冷凍母乳の話を聴いていたけれど、その説明の全てはPICUに長くいる事を前提としたものだということに、その時やっと気づいたのです。意識が回復したらPICUを出られる。誰もそんなことは言っていないのに、勝手にそう思い込んでいました。PICU控え室に戻ると長女がテレビで、TBSの「マツコの知らない世界」を観ていました。母が子どもが観て楽しい番組を探したそうですが、時間も時間なので子ども向け番組はやっておらず、やむなく見せていたようです。保育園の方針上の都合で昨年10月くらいからテレビ断ちをしていた長女からすると、画面に何か動いているだけで楽しいらしくかぶりつくように観ていました。あぁ、今日火曜日だったっけ…。あともう21時過ぎているんだ…。疲れた頭ではそれしか考えられませんでした。母子手帳を取りに来たついでに長女の付き添いは主人に任せ、今度は母と一緒にPICUに向かいます。教わった通りにまず小児科病棟のロックをインターホンで開けてもらい、PICU入り口のインターホンで改めてロックを開けてもらいます。（次女の酸素マスク姿を見たら、母は泣き崩れるかもしれない）予め言っておくべきか迷いましたが、私自身まだ冷静さを取り戻しているか自信がなかったので、何も言わずに行きました。意外にも母は取り乱さずに次女のことを見つめていました。思えば母は３時間以上前に救急車で運ばれる直前の青黒い顔をした次女を見たのが最後。酸素マスクに顔を覆われ、時折苦しげに足をバタつかせているとはいえ、血色は良く、常に医師・看護師の管理の下にいるのですから、少し安心したのかもしれません。さて予防接種の項目を書いたら、わんさかあった書類は終わり。看護師さんに預けていたバインダーをめくって、書きかけの書類を探します。あ、あった。と思ったらーーーん？同じ書類はあったものの、何も書かれていない新しい書類に変わってました。看護師さんも私達がいない間ベッド際から離れていたのか、目をパチクリさせています慌てて探そうとしていましたが、集中治療室付きの看護師さんを些末なことで煩わせるのも気が引けます。「もう一度書き直しますので」とお伝えし改めて家族歴含めて書き直しました。もう少しで書き終わる、そう思ったところでーーー。「ごめんなさい！僕が持ってちゃってました」パタパタと早足でやってきたのは、私の中では最早爆弾発言でお馴染みの岡田先生。両手を合わせ拝む姿勢を取りつつ、なんなら、てへぺろという擬音を添えたいくらい茶目っ気たっぷりに謝ってくる先生。救命救急医のさらっと爆弾発言。治療を進めるための参考になると思ってくれたらしく、その１枚だけペラっと持っていってしまったそうなのです参考になさってくれたのなら本望ですから、別に謝ることもありません。書き直した書類を改めてお渡しし、業務に戻っていただきました。先ほどから思っていましたが、PICUに詰めていらっしゃる方はみんな明るいよなぁ。辛い場面に遭遇することが多いに決まっている職場なのに、暗い・厳しい顔をしている人はいません。救急外来で説明をしてくれている時からそうでした。嘆いたり怒ったりするのは家族だけでいい。医療従事者の人達はご自分の専門性を活かして救命するのがお仕事なのだなぁと思いました。続きます。
19Jan
- 痙攣重積・呼吸抑制・怖い書類
  ※前回の続きです手の消毒を済ませ、いよいよPICUの中に入ります。私の中で集中治療室のイメージは…なんかこう計器類がたくさんあって、多分緊迫した雰囲気で…という、薄ーいイメージしかありません次女は今どうなっているのだろう…。わからない事だらけで、予想がつきません。自動ドアを潜ると白い照明が煌々とついている明るい空間でした。天井には青い鳥のシルエットや若葉や雲のような図案がアーティスティックに配され、部屋の真ん中にある監視用の機材も木目調でゆるいカーブを描く一枚板の仕切りで目隠しされ、一見して温かみのある作り。向かって右には、壁の仕切りなく並んでいるベッドが４つほどあり、赤ちゃんから幼稚園生くらいまでの子供たちがリクライニングベッドの頭を高めにして寝ています。そこまでなら素敵な空間とも言えなくもないですが、やはりここは小児集中治療室、PICU。各ベッドには複数の生体モニタリングのモニターが天井から吊り下げ式のアームで設置されています。LCARM-41T ジェフコム天井吊り下げ式アーム（液晶ディスプレイ・液晶テレビ用）耐荷重：最大9kg17,530円楽天子ども達も酸素マスクや鼻カニューレを顔につけ、複数の点滴やカテーテルに繋がれています。タオルケットなどの上掛けがないのは何かあった時、処置するのに邪魔だからでしょうか。看護師さんの後に続いて行くとPICUの右隅だけスライドドア付きの小部屋のようになっていました。煌々と明かりが付いているPICU全体の雰囲気とは異なり、この部屋だけ仄暗いように感じました。ドアの真上には〝５〟と書かれたクマのマーク。その中央に置かれた広いベッドの上に次女はいました。まず目に飛び込んできたのは顔全体を覆うような酸素マスク。薄い黄色で顔が見えにくいのもさることながら、呼吸で出た水分がマスク内に結露していて顔がよく見えません。↑こんな感じの酸素マスクを着けていました　※参考:新生児のNPPV鼻マスク使用について頭が小さいからなのか酸素マスクには頭全体を覆うようなヘッドギアが付いていて、余計に酸素マスクが顔に吸い付いているように見えます。ヘッドギアの隙間からも色とりどりの細いケーブルが伸びていました。↑翌朝取れていました下着がわりに着せていたロンパースとオムツだけしか着ておらず、そのロンパースも肩がはだけて、生体モニタリングのための機材が体にいくつも貼られています。↑翌朝も心電図・酸素飽和度・呼吸数計は付いていた左手と右足には点滴のルートが取られ、サージカルテープでぐるぐる巻きになっていて、まるでギプスでも嵌めているようでした。点滴から続く細い管の先はベッドの足元側にあった太い注射のようなシリンジがセットされた機械につながれていました。シリンジは3本もありました。ベッドの頭側と足側には1台ずつ生体モニタが設置され、足元にあるベッドと一体型の記録台にいる間も監視できるように工夫されていました。↑上から心拍数・酸素飽和度・呼吸数↑脳波計　接続されている時は常に波形が大きく動いていた会えたら手を繋いであげるくらいできるかな。救急車でほとんどできなかったから。そう思っていましたがドアの位置が娘の左側で、部屋から奥側が頭になるよう寝かせられているので、サージカルテープでぐるぐる巻きの左手しか届きません。あの小さい手に点滴が入っていることを考えると、下手に触って点滴が漏れてしまったら次女が痛がるのではないかと思いました。自分も帝王切開前の点滴が漏れて痛い目にあったことがあるので、容易に想像できました。【生後０日目】ルート確保は辛いよ「後ほど先生からご説明がありますから、少しお待ちくださいね」案内してくれた看護師さんはそういって部屋を出て行きました。少しして今度はお医者さんがやってきました。救急外来で「息が止まってた」と爆弾発言をしてくれた先生でした。救命救急医のさらっと爆弾発言。先生は岡田先生と名乗りました。後日調べたら集中治療、小児救急、感染症の専門医ということでした。松戸市立総合医療センター　小児科　スタッフ紹介先生は説明に当たって紙を渡してくれました。そこには…痙攣が４０分！？！？！？急性脳症！？！？脳のダメージ！？胸のあたりがすーーーっと寒くなり、鉛を飲んだように重くなりました。血の気が引くってこういうことなんですね。黙りこくっている私に先生が説明してくれました。多分に混乱していたので聞き逃しもあるかもしれませんが、こんな感じだったと思います。　・一般的に痙攣は５分以内で止まるものですが今回は40分も続いていました・5分以上続いたり、短い間隔で痙攣が再発することを痙攣重積と言います・痙攣の影響で呼吸が抑制されていました・痙攣止めの点滴を打って点滴は止まりました・今は薬の影響で眠っています・痙攣止めの薬を投与すると呼吸が疎かになるので酸素マスクで補助しています・発熱の原因がインフルエンザである事を考慮して検査しましたが、陰性でした・意識が回復するのを待ってMRI検査もする予定です呼吸が抑制されていた…。救急車内で酸素飽和度がなかなか70台から上がらなかったのを思い出します。後で素人なりに調べたところ、痙攣中は呼吸が満足にできないので、持続すると低酸素脳症を起こす恐れがある。30分以内に停止できなかった場合は脳に不可逆的な変化が起こる場合がある。痙攣患者のマネジメントーWikipediaと書いてあり、痙攣が起きた瞬間に救急車を呼ぶ決定をした実母の判断は素晴らしいものだったのだと改めて知りました。そして先生はMRI検査のための鎮静薬使用の説明書、MRI検査前の問診票、家族歴の問診票を手渡し、「ご確認の上、ご署名をお願いします」と言って、また別の患児さんのところへ戻って行きました。MRI検査における鎮静薬使用の説明書には、たくさん怖いことが書いてありました。鎮静薬に静脈麻酔薬が含まれていることもさることながら、鎮静薬を使うことで呼吸停止や心停止などの合併症が出ることがあるということが書いてありました。合併症の中には痙攣重積や抗痙攣薬の説明で何度も出てきた〝呼吸抑制〟の文字もありました。「早くサインしちゃいなよ」と、横で主人が言っています。記入しなければならない書類がわんさかあるから早くしろということでしょうか。痙攣の原因を探るためにもMRIを受けないわけには行きませんから、サインをするのは当然です。でも羅列されている怖い文字をろくに確認せずに、気軽にサインをして良い類いの書類ではありません。一度サインをしたら〝読んでなかった〟〝見落としてた〟〝納得してなかった〟では済まされないのですから。同意書と一緒に渡されたMRIの問診票でも色々な質問が書いてあったので、ひとつひとつ答えていきました。「人工内耳などの金属製の医療器具は体内に入ってないか」などを訊かれるのは想定していたのですが、「閉所恐怖症ではないか」という質問には手が止まりました。…生後8ヶ月の乳児って…どうなの？？？横に付いてくれていた看護師さんにそーっと訊くと、「〝はい〟じゃなければ〝いいえ〟でいいですよ」と、禅問答のような回答が得られました…そうですよね。〝はい〟じゃなければ〝いいえ〟…真理だわ…。続きます。
18Jan
- 松戸市立総合医療センターに救急搬送された理由。
  小児集中治療室（pediatric intensive care unit: PICU）の存在と小児医療の専門化。※前回の続きです↑抑制帯も可愛くドラえもん〝PICUの前で待つよう言われたから、きっとすぐに呼ばれるだろう〟今思えば小児集中治療室であるPICUに対して大分甘い考えですが、廊下に立たせた状態で待てと言ったからには、待合室に移動しても何分もほったらかしにならないだろうという風に思っていたのです。私の前からPICU家族控え室にいた家族のお母さんが、笑顔で入ってきました。そしてお父さん・お嬢さんと何かガヤガヤと話しながら、帰り支度をしています。笑顔なのでPICUにいるお子さんが大事に至らずに済んだのでしょう。良かったなぁと思う反面、この部屋にはPICUにいる子どもの病状を案じている人しかいないことくらい、よーく分かってらっしゃるはずなのだから、〝良かった良かった〟と喜び合うのは部屋の外でやって欲しいなぁと思ってしまいました。完全にただの僻みですね。普段なら許せることでも、イライラしてしまう。まだ呼ばれない、まだ呼ばれないと煮詰まっていました。待合室に移ったから、待たせてもいいと思われちゃったのかな？それともPICUでまた何かあったんだろうか？手持ち無沙汰と不安のあまり、スマホで色々と検索していました。こういう時は素人が病状のことを検索したって、良いことなんて何もない。それくらいの判断はまだできましたから、PICUのことを調べていました。PICUとは小児集中治療室 (Pediatric Intensive Care Unit)という意味。日本集中治療医学会の説明によれば小児集中治療とは、お子さんの体の機能が適切に働かなくなった時に、集中的に十分な治療と看護を行う診療のことです。外科系、内科系を問わず、お子さんができるだけ早く元の状態に戻ることを支援します。診療対象は、大きな手術を受けた場合（例えば心臓手術など）、病院の内外を問わず急な病気や怪我などで全身の状態が悪くなった場合などです。小児集中治療室（pediatric intensive care unit: PICU）は、このような集中治療の必要な小児達を、一カ所に集めて治療する場所です。小児集中治療を専門にする医師と看護師だけで治療を行うこともありますが、多くの場合、複数の専門診療科の医師が専門的立場から治療に参加し、看護師や多くの医療スタッフと連携して、チーム医療として診療し、治療効果を高めることが特徴です。※上記抜粋日本集中治療医学会　: PICUよりみなさまへさらに調べるとこのPICUを備えている病院は、全国に40箇所しかないんだそう。ということはPICUを設置した病院が無い県もあるし、同じ県内にあってもかなり遠いということもある。この松戸市立総合医療センターにPICUが本格的にできたのは、2017年12月の新病院移転後のこと。現・小児科兼小児集中治療科部長の平本龍吾先生が、常勤小児科医9名から27名に増やし、最重症小児患者の受け入れ可能なPICU（小児集中治療室）を作ったというインタビュー記事も見つけました。松戸市立病院小児科　平本龍吾 | 小児救急医療×専門医療で地域に残るまた小児医療の専門化に取り組み、小児神経外来も備えていることが分かりました。これでもし次女の痙攣の理由がてんかんなどの神経系の疾患であったとしても、引き続き診てもらえるという安心感。松戸市立総合医療センター　小児科　主な診療について車で10分かからないところに総合病院があるのに、隣の市の総合病院である松戸市立総合医療センターまで救急搬送されることになったのか、ここまできてやっと分かりました。たらい回しなんかじゃなかった。かかりつけに総合病院がないからこそ、次女にとってベストな病院を選んでくれたんだ。救急隊員の方には感謝しかありません。あとは次女に早く会えさえすれば、きっと信頼してお任せできるのに…。焦れる心を抑えつつ待っていると、主人がPICU家族控え室に入ってきました。「あれっ？お義母さんは？」どうやら母よりも後に自宅を出たらしいのですが、どこかで追い抜いたようです開発目まぐるしい流山市において、新しい道ができるとすぐに探索しに行く主人。そのデータを生かして救急外来で待っている間、手持ち無沙汰に送った地図から家からの効率の良いルートを割り出した模様。脳内GPSがある人ってこういう時強いもんですね対して運転が好きではなく、決まった道しか通らず、スマホのナビアプリにも不慣れな母には、2年前に移転した松戸市立総合医療センターへの道が分からなかったようで。とのこと。「俺、迎えに行こうか？」と主人が言いますが、多分長女は来ても面会できないはず。無理に来てもらわずに自宅に戻って待機してもらった方がいいのかも…。すると10分後に今度は母から電話があり、なんと「着いた」というのです何度もアプリでルートを検索し直し何度も諦めかけながらも、どうしても妹が心配な4歳の長女に「力を貸してあげる！」と励まされて、四苦八苦しながらたどり着いたらしいのです。他人事感が漂う「応援」よりも良い言葉をチョイスして教えてくれてるなぁと保育園にも感謝。主人には下の駐車場までお迎えに行くように頼みました。主人が出てすぐ、今度は女性の事務さんが、PICU家族控え室にやってきました。〝入院のご案内〟と共に、外来で書いたものよりももっと細かい問診票や、治療に際しての同意書、入院証書などなど10枚以上書かなければならない書類がありました。次女を産んだ時もわんさか書類を書きましたが、予定帝王切開だったこともあり、書類は少しづつ書き進めることができましたが、帝王切開のバースプランを考えてみる①今回は緊急事態のため全て急ピッチで書かなければなりません。同じ量でもまとまると圧迫感がすごかったです。でもやることができるのは助かりました。作業に没頭すれば悶々としている暇はありませんから。早速書類に取り掛かろうとしたところで、母と長女を連れた主人が戻ってきました。目の前で妹が救急搬送されたショックはないのか、長女は意外と元気ですが、慣れぬ道とナビゲーションアプリに翻弄された母はぐったりアプリナビのおすすめが走行距離最短のルートに設定されていたようで、主人が通ってきた国道6号線を通るルートではなく、住宅街をくねくね走らされた模様。運転が好きじゃない人間に夜間に走らせるには酷な道です。それでも長女のため、次女のため頑張ってくれました。ありがたいことです。すぐ駆け付けられる家族はこれで全員揃いました。タイミングというのは不思議なもので、家族が揃って５分もしないうちにPICUから待ちに待った呼び出しがありました。主人が戻ってきたことで律儀な事務さんはもう一度最初から書類の説明をしてくれていて、大量の書類は結局手付かずのまま。（…これは…急いで書いた方が良いんだよなぁ…）PICUに行きたい。しかし書類は必要だから今このタイミングで持ってこられたはずです。中には処置をする上での同意書があり、親族の署名が無ければ治療が進まないことだってあるでしょう。それに長女はまだ４歳。せっかく病院まで来てもらったけれど、１５歳未満は病棟に入れないルールです。本当だったら寝ているはずの時間にPICU家族控え室にこの子を1人ぼっちで置いておくなんてできませんから、３人いる大人のうち誰かはここに残らなければなりません。「（主人）さんと（母）ちゃんで先に会ってきて。私は書類書きながら（長女）と待ってるから」仕方がないのです。書類の半分くらいは特定の予防接種を受けたかや首座りや寝返りがいつあったかなどの発達に関わる問診票のようなもので、母子手帳をじっくり読んだことのない主人が1人で書けるとは思えません。それなら書類を書く大人がここに残った方が、残り２人は次女のところへ行ってあげられる。お薬で意識がなくたって、早く声をかけてあげたり、触ってあげた方がいいに決まってるもの。そう思いました。そうすると事務の方が「ではPICUの中で書いていただいて大丈夫ですよ。入院証書は明日８番窓口に出していただいて、それ以外は看護師に渡してください」と、嬉しい提案をしてくれました。ありがたくバインダーを抱えて荷物は待合室に置き、長女を母に引き続きお願いして、看護師さんの後に続きます。PICUの扉の前にやって来た時、看護師さんから「マスクはお持ちですか？」と訊かれました。…しまった、忘れてた普段からマスクをする習慣があまりないので、救急搬送の時に付けようとすら思いませんでしたし、自宅から病院に向かう主人から「何か家から持っていくものはありますか？」と、わざわざ確認してもらっていたにも関わらず、「付き添うのかどうかもわからないので、今は必要なものがわかりません」とつれない返事をしていたのです。そうだよ、マスクだよー。ここは総合病院で、しかも小児科病棟で、さらに集中治療が必要な病状の子どもしかいないPICUに入るのにマスクがいらないわけないしかしそれは主人も同じことが言えて、主人もノーマスクで来ちゃってました。目に見えて焦った姿はあまり見せない主人ですが、私の違って仕事に行く時には必ずマスクをしているのに、それでも忘れてしまったあたり実は慌てていたんでしょうか看護婦さんは少し呆れた顔をして、「今日だけですよ。明日からはご自分で購入をお願いします」と看護婦さんが付けているものと同じ緑色のマスクを分けてくれました。１階のローソンまで買いに行って来いと言われてもおかしくない状況だったので、優しい看護師さんだなぁと思いました。PICUは二重扉になっていて、向かって左側に手洗い場がありました。肘までよく泡で洗い、アルコール消毒をして、いよいよPICUの中に入ります。救急搬送されてから2時間後のことでした。続きます。
17Jan
- 救命救急医の先生、看護師さん、救急隊員の方のお心遣いに感謝。
  切羽詰った時の温かい言葉に救われる。※前回の続きです↑何を測っているのか分からない計器類に囲まれて混乱覚めやらぬまま、先生の爆弾発言をどうオブラートに包んで家族に伝えるか悩んでいる最中、同じ先生が救急外来と救命救急センターをつなぐ廊下のドアから「こちらへどうぞ」と呼びかけてくれました。何か動きがあった事自体が嬉しく、早歩きで付いていきました。運ばれてきてから26分後のことでした。と、同時に先生も救急隊の方も1秒を争う仕事なのに、救急外来で経過を説明するときはわざわざ私のところまで来て、待合室のソファの隣に腰掛け目線を合わせてくれていた事実に遅れ馳せながら気づきました。細かな気遣いに改めて感謝しました。連れてこられたのはCT検査室の前でした。「今CT撮っているところです。CT終わり次第、ICUに移動します。痙攣止まったのでまずは安心してください」そう言ってCT検査室の中に入っていく先生。ドアの隙間から次女が見えないかと、少し身を乗り出しましたが見えませんでした。少ししてCT検査室からストレッチャーに乗せられ、酸素マスクと点滴をつけた次女が出てきました。大人も乗れるような大きさのストレッチャーに、身長70㎝未満の小さな次女がちょこんと乗っています。「ほらお母さん見て。痙攣止まったでしょう。　　血色も良くなりましたよ」ストレッチャーと並走して歩きながら先生が次女の顔を見やすいように、そばに近寄らせてくれました。黒っぽかった次女の顔色はまだ白いながらも、唇には明らかに赤みがさしていました。救急車の中の顔が目に焼き付き、普段の顔が分からなくなりかけていましたが、そうだよ、これが次女の顔だよ！と思いました。ストレッチャーはそのままCT検査室の隣のレントゲン検査室に入っていきました。入れ替わりで若い男のお医者さんがレントゲン検査室から出てきました。救急車で到着した際に明るく声をかけてくれた先生でした。先生は私に気づくと、すれ違いざまにまた話しかけてくれました。「びっくりしただろうけど、　　もう痙攣止まったし大丈夫ですから」そのままレントゲン検査室目の前の自動ドアから中に入って行こうとされたのですが、つい呼び止めてしまいました。お礼を言いたい気持ちと、救急車を本当に呼んで良かったのか訊きたくて。そうしたら先生は「全然良いんですよ、救急車呼んでもらって。　　いきなり痙攣したら心配ですもんね」と明るく答えてくださって、足早に扉の向こうへ消えていきました。〝救急車をみだりに呼んではいけない〟。救急車には限りがあって、1分1秒の遅れが人生を決定づける瞬間があって、死の淵に立っているかもしれない人を差し置く事になったんじゃないかって。どこかで早まったんじゃないかと思っていたけど、救急救命医の先生が〝良いんですよ〟って言ってくれた。なんだかスッと肩の力が抜けた気がしました。自分で思っているよりも気にしていたんだと思いました。後になって気づいたのは、先生が入って行ったレントゲン検査室前の自動ドアの向こうは、救命救急センターでした。外の音に全く意識を払っていなかったので定かではありませんが、他に運び込まれた人がいたかもしれません。きっと相当急いでいただろうに、足を止めて対応してくださった。ごめんなさい。ありがとうございます。レントゲンが終わり、先生と次女が出てきました。先生の招きに従い、ストレッチャーに続いてエレベーターに乗ります。大きなエレベーターですがストレッチャーと先生と看護師さん２人と私。かなり狭く感じます。救急車に続いてなるべく身幅を小さく小さくします。とにかく邪魔しない、もうそれだけ。エレベーターのドアが開き、真っ先に外に出ます。ストレッチャーが出るのに邪魔ですからね。ストレッチャーの後を追いかけながら各部屋の表示をキョロキョロと見てしまいます。NICUを通り過ぎ、GCUを通り過ぎ、もう一枚自動ドアを開けてストレッチャーが入っていきます。「少しここで待っててくださいね、準備ができたら中に入れますから」コクコクうなづいて出入りする人の邪魔にならぬように壁際に小さくなって待つ事にしました。単純に私の堪え性がないだけだと思いますが、ただ待つ時間のなんと長いこと。目の前の自動ドアが開いては〝呼ばれる！？〟とビクッとしてるので、普通に待つだけよりも疲れます。そういえばエレベーターでは邪魔にならない事だけに腐心していたので、ここが何階かも分かりません。手持ち無沙汰に次女が入っていった部屋の表示を見ると、…PICU？聴き慣れない言葉です。新生児じゃ無いからNICUじゃないのは分かるし、GCUでもないのは分かるけど、普通のICUじゃないの？ややあって自動ドアから看護師さんがぞろぞろと出てきました。皆さんトートバックなどお持ちだったので、交代なんでしょうか？と、先頭にいた看護師さんが私に気づいてビクッとしましたとにかく邪魔にならないことを考えながら行動していており、〝待て〟と言われた場所から一歩も動いてなかったので、風呂上りのボッサボッサの濡れ髪で、5年前から使ってるくたびれたパジャマにもふもふのダウンコートを羽織り、茶色いリュックを抱えた女が、自動ドア脇の壁に貼りつくように立っていたら、そりゃ驚きますよね、うん。…私だったら「うわっ！」くらい言ってると思う。でもそこは総合病院の小児科看護師さん。驚いたのは一瞬ですぐに「どうしました？」と声をかけてくれました。ここで待つように言われた経緯をお話しすると「でしたらPICU家族控え室がありますから、そこで待たれたらどうですか？中の者には伝えておきますから」と提案してくださいました。なんてありがたかったことでしょう。早速お願いしたところ名前を訊かれたので答えると、1人はPICUの中へ伝達へ、もう1人が道案内をしてくれました。後に続く道すがら、現在地が４階であることも教えていただきました。「ここでお待ちくださいね。担当の者からインターフォンで連絡があるか、呼ばれるようにしていますから」そう言い残し、親切な看護師さんは去っていきました。多分交代時間だったろうに壁際に佇む不審者に親切にしてくれて嬉しかったですPICU家族控え室の中は明るい照明ながらも簡素な作りで、手洗い場・壁に沿うように長椅子とテーブル。テレビがありました。トイレは隣にあったので席を外している間に入れ違いになることはなさそうです。中には若い服装のお父さんと3、4歳の女の子がいました。時間を持て余しているのかiPadで動画を見ているお嬢さん。どうやらこの子の兄弟姉妹がPICUにいるらしく、面会しているお母さんを待っているようでした。早く私も呼ばれないかなぁ。そう思いながら待ちました。でもその家族のお母さんが戻ってきても、急いで帰宅して駆けつけた主人が到着しても、なかなか呼ばれることがありませんでした。家族控え室で待ち始めてから1時間が経過していました。続きます。
16Jan
- 救命救急医のさらっと爆弾発言。
  そんなさらっと言わないで※前回の続きです↑痙攣止めの点滴入ったままだからか、顔が浮腫んでいる次女病院に向かい始めた頃、救急隊員さんがAEDらしきものを胸に貼り出しました。え？？？？AEDってことは心臓が大変なの？思わず「それAEDですか？」と訊いてしまいました。救急隊員さんは手を動かしながらも説明してくれました。AEDは除細動の必要があるか判断するため心拍のセンサーが優秀なんだそうです。他の装置では数値が安定しなかった心電図がはっきり表示されました。「心拍ちゃんと取れてるし大丈夫ですよ。痙攣も治ってきました。酸素もさっき76とか出てたけど90台になったんでね」カクカクと動き続けていた次女の右手足は、いつのまにか止まっていました。痙攣が止まったのは良いことなのでしょうが、相変わらず顔色は青黒く時々まばたきする以外はぐったりと力が抜けています。動かない分、逆に生気を感じないような気がしました。搬送前に気になっていたモニタの数字は酸素飽和度を計測していた様でした。長女が軽い喘息の時に先生が100が正常値と言っていた数値。90台後半を切っただけでも気管を広げる薬を吸入をしたのにそれが76だったなんて。人工呼吸器に切り替えられた理由がやっと分かりました。AEDのモニターには189という数字が出ています。最初に付けられたモニターにも同じような数字でしたから、多分心拍数なのだと思いました。心拍数が189ってどうなの？胎児の時はこうなんだっけ？赤ちゃんはこれでいいの？ていうか大丈夫なの？訊きたいことは山ほどありましたが、今は救急隊員の方を煩わせないこと。それだけを意識してリュックを前に抱え、なるべく自分の身幅を小さくして病院に着くのを待ちました。救急車って外から見るとすごく遅く感じますが、実際に乗ると遅さをあまり感じません。あと勝手に揺れないイメージがあったんですが、結構揺れます。病状によるのでしょうか。救急隊員が捕まるためでしょうけど、乗用車のドア上についている手すりが、等間隔で壁にたくさん付いていました。シートベルトがないからでもあると思いますが、止むを得ず反対車線を走る時や、右左折する時はつかまらないと転げそうになるくらいでした。それだけ急いでくださったんでしょう。センサーをつけたり人工呼吸器を操作したりする救急隊員さん２人の影に隠れてあまり見えませんでしたが、救急車に道を譲ってくださる車が何回か見えました。常に運転担当の救急隊員さんがマイクで呼びかけていましたが、到着まで一度も停止しなかったのでスムーズに譲っていただけたみたいです。感謝です。出発時に「15分くらいで病院着きますよ」とおっしゃっていた通り、18:45に病院に着きました。ストレッチャーの邪魔にならないよう先に救急車を降りると同時に、建物から数人のお医者さん達が出てきてくれました。「はい、こんばんはー。お母さん？　赤ちゃん急に痙攣しちゃってびっくりしたでしょ？　大丈夫だからね」若いお医者さんに突然明るくはきはきと話しかけられたこと自体に驚きました。でも〝子どもが顔面蒼白になって痙攣している〟一般人だと当たり前に驚くことに対して、それが日常茶飯事だろう救命救急医の方に〝驚いた〟ことそのものに理解を示してもらえたような気持ちになり、その心遣いがとても嬉しかったです。いつのまにか緊張して体に力が入っていたのが、その一言でかなり楽になったのを覚えています。振り返るとストレッチャーごと救急車から降りる次女の右手足はまたカクカクと動いています。チック様の痙攣が＿＿など心配な単語が飛び交います。病院に運び込まれるのについて行こうとしたら、救急外来の待合室で事務手続きをすることを求められました。待合室は救急搬送の入り口からすぐのところにあったので、すぐに次女のストレッチャーとは行き先が別れてしまいました。事務方さんに案内されながら、お医者さんに囲まれて遠ざかるストレッチャーを見送ります。スーツを着た細身の事務方さんから書類をもらって、アレルギーがあるかなどの問診票を書きます。といっても生後８ヶ月なので書けるところがあまりありません。ほとんど「不明」か「空欄」の書類を事務方さんに渡し、そのまま救急外来で待ちました。初めてくる病院なのでいつどこから人が出て来るか分からず、動く影を目端に止めては振り返っていました。今思うと借りてきた猫みたいですね。早く誰かに、今からどうすればいいのか教えてほしい。まんじりと待つだけは辛い。とにかく現状を教えてくれる人を待っていました。長く感じた待ち時間の最中、救急隊員の方の1人が報告に来てくれました。次女は痙攣止めの点滴打って落ち着いたそうです。まだ少しぐったりしているそうですが、後でまたお医者さんから説明してくれるとのことでした。この時逐一帰宅中の主人と長女を見てくれている実母にメールをしていたのですが、救急隊員さんが報告に来てくれたのは病院到着から15分後のことでした。もっともっと長く感じていました。救急隊員の方が去ってから、さらに7分後に今度はお医者さんが来てくれました。さっき声をかけてくれたお医者さんと一緒に出てきたうちのお一人です。先ほどの救急隊員の方と同じような説明をした後、さらっとすごいことを言われました。「次女ちゃん、少し息が止まっちゃってたからーーー」！？！？！？！？んんんんんんんんんんんん？？？息が止まってたってどういうこと？？？？呼吸停止ってこと？？？？？もう頭の中が疑問符だらけです。今まで救急隊員さんや若いお医者さんが励ましてくれた言葉は一瞬で吹っ飛びましたきっと私がすごい顔をしていたんでしょう。説明中にも関わらず、先生が慌てて訂正してくれました。「ええと、呼吸っていうのは血中の酸素と二酸化炭素を交換するんだけどーーー」丁寧に呼吸の役割を説明してくれた上で先生の言うことには、検査の結果、血液内の二酸化炭素の濃度が高めだった＝痙攣の影響で呼吸がきちんとできていなかったと言いたかったようで、息が完全に止まっていたわけではないそうです確かに搬送中に痙攣で息が上手く吸えてないからと、手動の呼吸器使ってました。先生は、今はお薬使って眠っているものの、呼吸が不安定とのことで、今日は小児ICUに入院させた方が良いと仰いました。もちろんお願いすることにしました。そして「また来ます」と言って救命センターに戻って行かれました。またしても救急外来に取り残された私。誤解だったものの、先生の爆弾発言にまだボー然。…………………先生、もっと言い方を考えて欲しかったです特に医療知識のない人間に、さらっと息止まってるとか言っちゃダメです医者ジョークだとしても笑えません。続きます。
15Jan
- 次女入院しました。
  初めての救急車。初めての痙攣。初めてのPICU。初めての小児入院。↑緊急搬送から一夜明けた次女2020年1月14日(火) 18:05。生後8ヶ月21日目。次女、痙攣重積で緊急搬送されました。生まれて初めて119をしました。もちろん救急車に乗るのも初めて。漫画やドラマで咄嗟に119が分からなくなる場面は時々見ますが、『そんなことないよ』と思った自分を殴りたい。本当に119だか、199だか混乱しました。本日現在PICUから一般病棟に移りましたが、39℃台の発熱が続き、鼻水も多いためMRI検査を受けられずにいます。原因究明のためにはMRI検査が必要なので、今は体調回復を待つばかりです。痙攣したことが自分・主人の親族双方になく、友人知人にもいなかったため、痙攣自体を産まれて初めて目撃した日からの記録を残しておきます。何年か後に懐かしめるようになることを願って。おっぱいを吸う口の中がいつもよりも熱い。そう思った朝。でも4歳半で保育園児の長女がいるため、生後8ヶ月にしてRSウィルスも手足口病も経験済みの次女数日前から泣く時にうがいみたいな音がしているし、今日は鼻水ズルズルまた鼻風邪かなぁ、と思っていました。熱を測ると37.2℃。やや高めの平熱ではありますが、どちらかと言えば低体温の娘たち。様子を見て、熱が高くて辛そうだったら、以前かかりつけの個人病院からお守りとしてもらった、カルボシステイン等の混合薬を飲ませてみようか。それでもダメなら解熱の座薬を使ってみよう。この日はたまたま主人の出勤時間が早く、私が保育園へ連れていく日。ペーパーゴールドで子どもを乗せては運転できないので、こんな時はいつも路線バスで登園予定。しかも連休明けなので次女を前に抱えて、小脇には布団袋を抱えて。いつもより余裕がなく、次女の熱もそれくらいにしか考えてなかった朝でした。15:30頃。いつもなら長女のお迎えに同行する次女ですが、鼻水が詰まって機嫌が悪く体も熱い。熱を測ると38.2℃これから夜だし、まだ上がるかなぁ…。菌だらけの保育園に連れて行くのも憚られ、実母にお迎えをお願いして私は次女とお留守番。おっぱい飲みながらうとうとし始める次女。16:30頃。長女が帰宅したのでお風呂タイム🛀次女はお風呂に入れるか…？次女を見るとお熱の時ありがちの、うるうるお目々でもおもちゃ握りしめて遊んでるし、さっきよりは機嫌良さそう。体が冷えないようにお風呂に入れて温めてお薬飲ませて早めに寝かそう。そう思いました。17:30頃次女→長女を風呂に入れて体を拭いている最中、先に風呂から上がって実母に見てもらっている次女の顔がなんだか黒っぽく見える。「なんか表情がないのよね」普段はあやすと結構ケラケラ笑う次女。確かに反応がかなり鈍いような…。早出だった主人から「今から帰る」と電話。早出しても終電帰りが珍しくない主人。定時に帰れるなんて年に一度あるかどうか。次女の様子を伝えると「念のため夜間休日電話相談窓口に電話したらどうか」とのこと。以前は少しでも熱が出ているとなれば、脇目も振らずに「直ちに病院！」と言っていた人が、まずは自宅で安静にするという選択肢をもってくれたことが嬉しい😊『夜間休日電話相談窓口♯8000』は、住んでいる自治体では平日は19:00からなので、小児は本当は対象外だけど18:00から相談できる『救急安心電話相談♯7009』へ電話することにしました。18:02から4回続けて電話し続けるも、混み合っているとのアナウンス。しかもこの番号は混み合っていると自動で回線が切断されてしまい、窓口が開くまで待つこともできないなんだか次女の様子がさらにおかしくなってきた。昼に食べさせた消化しかけの離乳食を吐き出した。気持ち悪くてもいつもは吐いたら元気になるのに、目は遠くの方を見ているし、顔や唇に赤みがないし…。おっぱいを咥えさせても吸いつかない…。これってなんか変…。と思った18:05。次女の右手と右足がカクカクと動き出しました。実母の判断は早かったです。「救急車！」え？えっ？これ救急車なの？電話は混み合ったままの『救急安心電話相談♯7009』へのコールを続けたまま。慌てて救急にかけ直そうとするも、あれ199だっけ！？電話が繋がり男性の声で「消防ですか？救急ですか？」やけに間延びして聴こえる電話の声。救急であることを伝え、吐いたこと・手足がカクカクしていること・熱があること・おっぱいに吸いつかないことを伝えました。住所を訊かれて伝えるも、近所の公文教室か？と訊かれる。違うってそうこうしている間に実母が叫ぶ。「よだれがだらだら出て、ぐったりしてきてる！早くして！早くして！」電話の人の声が聞こえない。焦っているのは私も同じなのだけど、指示が聞こえないからとキレそうになる。とにかく場所が違う！と伝えるとようやく場所が分かった様子。なんとか聴き取れたのは、・すぐに出られるように準備して・母子手帳と保険証は忘れずに・鍵を開けて待っているように・頭は冷やして？？？（聞き取れず）でした。とにかくリュックに物を詰め、パジャマの上からコートを着込み、次女は毛布やタオルケットで包んで、冷えピタと塩入りの氷嚢で頭を冷やしました。通報から10分くらいでしょうか。サイレンの音が聞こえ、救急車が到着。壮年男性３人の救急隊員でした。ストレッチャーに乗せると早々に冷えピタが「これ意味ないんで」と、頭から剥がされました氷嚢も作って5分で用無しになり、着々と生体モニタリングの装置が次女に取り付けられていきます。「搬送先が決まったら出発しますからね」と言われて頷いたいいものの、なかなか出発しない救急車。待っている間にも酸素マスクを付けられる次女。瞬きはしているものの顔が青黒くよだれがダラダラ。生後８ヶ月だからかモニタリングが上手くできないそうで、色々なものを貼ったり剥がしたり忙しなく手を動かしながらも色々質問してくる救急隊員の方。焦る頭で覚えているのはこんな質問でした。※順不同・かかりつけの病院は？・痙攣は初めて？・発熱は初めて？・家族で痙攣した人いる？・いつから痙攣し出した？・普段と変わった行動はあった？・顔色って普段よりも悪い？・普段からこんなよだれ出てる？・アレルギーとかある？・お風呂で水飲んだりしてない？・発熱・鼻水はいつから？・保育園通ってる？・(長女の)保育園で流行っている感染症はある？質問されながら「これが痙攣なんだ」とか、「個人病院しか受診したことないな」とか、「モニタの数値、185とか79とかなんだろう？心拍？」色々と頭を駆け巡ります。次女の口元はいつの間にやら、酸素マスクから手動の人工呼吸器に変わっていました。「アンビューバッグだ、漫画のJIN-仁-で見たな」と思いました。JIN―仁― 全13巻セット (集英社文庫(コミック版))8,852円Amazon色々なことが頭に浮かんでは去っていきます。何もすることができず、手を繋いでやることもできない。悔しいとか悲しいとか今の気持ちを形容できる言葉が見つからず、訊かれたことに答えるばかり。「松戸市立病院に行きますので、ご家族に電話してください」急に言われて驚きました。１番近い総合病院に行くと思っていたのに、隣市の総合病院です。たらい回しにでもされたのでしょうか。救急車内で電話をかけて良いとのことだったので、病院が決まってこれから向かうことだけ簡潔に実母に伝え、ようやく救急車は発車しました。後で家族間でやりとりしていたメッセンジャーを見返したところ、救急車到着から約20分後の発車でした。続きます。
01Jan
- 思ったより減ってた(O_O)
  10月後半から体重測ってなかったから、さぞ増えていると思いきや！？↑次女出産直前の79.5kgからの推移2019年から産後の整体目的に通い始めた女性専門整体院の理学療法士の皆さんからアドバイスを受けて、こっそりダイエットを続けること早半年。どんなアドバイスを受けたかや、実践したことをまとめなきゃと思いつつ、なかなか記録が取れず。記録を取るならある程度のクオリティは求めたい…。なんてごちゃごちゃと考えこんでタスクを溜め込む結果になり、気が重くなってますますやらなくなる癖のある私。でもまず動かないことには何にもならないので、とりあえずクオリティを考えず毎日なんらかの記録は公開してみるチャレンジをしてみようと思います。続くかな💧2020年元旦。ちょっと気が重い朝。実はここ2ヶ月くらい体重測っていませんでした。もちろん整体院の体組成計でも計測してません。というのも10月後半から実母の誕生日ディズニーだ、父と兄の誕生日だ、クリスマス会だ、お節作りだ…というように高カロリー且つだらけた食生活を送り。整体院の人に言われている朝食の置き換えダイエットもちょこちょこサボってしまい。お昼も炭水化物を食べずにタンパク質メインにしていた食事を、忙しさにかまけて納豆ご飯やオニギリにしちゃったりさらに運の悪いことに左手の親指の爪が危うく剥がれかけ、手に負担のかかる体幹に効果のある運動ができなくなり。というように少なからずやお金をかけてやっているダイエットを、自分の手で台無しにしている感がすごくて、現実から目を背け続けていたわけですね。しかしいつまでも目を背けていたところで、どんどん気が重くなるばかり一年の計は元旦にあり。元旦だからこそ記録を始めるには持ってこいじゃないの！？という葛藤の末に迎えた朝でした。私の身長は158.5㎝。長女の妊娠時に20kg激太りして、次女の時は79.5kgまで太り…。このままじゃマズイと思って生後2ヶ月からダイエットスタート。産後半年を迎えた10月後半にやっと69kgに到達したところで記録が止まっていました。きっとリバウンドしてるに決まってる…だってここ数日特にアドバイスが守れてないし…。ドキドキしながらそろーっと体重計に乗りました…。↑ん？↑んんん？減ってるなんで！？いや嬉しいけども！減ってる理由が思い当たらないよ？？？？次の整体で理学療法士のお姉さんに訊いてみよ💦理由が分からないで痩せるのも怖いんですよね。これで筋肉も減ってたらリバウンド間近ってことだもの💦
25Oct
- 私の髪を悩ましているのはこのモンスター！【PR】
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17Oct
- 【体験レポ②】肩こり解消！産後ヨガ②
  「難しいこと考えない。一個でも持ち帰る」これ大事※前回記事の続きです↑「肩こりなんて飛んでいけ〜」などと言っているわけではありません肩こり改善ヨガとして17個のポーズを習った第２回。盛りだくさんですねでもヨガの先生曰く、ヨガの先生「難しいことは考えないで、気に入ったポーズがあれば一個でも家に持ち帰る感じにしましょう」ということでした。全部完璧にやろうとすると、それだけで肩凝っちゃいますもんねさて一口に〝肩こり改善ヨガ〟といっても、アプローチの方法は大きく分けて２つあるようです。ひとつは「肩周りの筋肉のストレッチ」。もうひとつは「肩こりの原因になる姿勢の崩れや疲労を改善」です。既にコリッコリに凝り固まっている場合、肩や周囲の筋肉を動かすと、すごい気持ちいいですが、原因自体を改善させていかないとすぐに戻っちゃいますね。多分私自身がこのパターンなんだと思います。習った中でいうと③子犬のポーズ④腕を頭の後ろで曲げて押し下げるポーズ⑦時計の針のポーズ？⑨英雄のポーズ114.クレイドルのポーズが肩周りの筋肉のストレッチ。④のポーズ。肩甲骨の周囲が伸びるので気持ちいいです肩こりの原因改善が①猫のポーズ・牛のポーズ（キャット＆カウ）②バードドック⑤うさぎのポーズ⑥かんぬきのポーズ(パリガーサナ)⑧山のポーズ12.杖のポーズ(ダンダーサナ)、13.半らせんのねじりのポーズなのかなぁという印象です。↑①のポーズ。背中を丸めて猫のポーズをしてから…↑背中を反らせて牛のポーズへ。だからキャット＆カウ↑意外とバランス取るのが難しくない、かんぬきのポーズ(パリガーサナ)伸ばしている足の方に手を引き寄せるように伸ばすと効果大もちろんヨガは全身運動なので、例えば「肩こり（だけ）に効く」というような単体での効果だけではないのが嬉しいところ特に②バードドックは、筋トレなどでもよく登場する、プランクポーズの一種「片手片足プランク」と同じ。手足を上げることにこだわるのではなく、腹筋に力を入れてポーズ中お腹が下がらないことに注力することが一番大事。お腹を下げないためなら足をついてもOKで、目線を前にあげないようにしたり、足を上げすぎないようにすると、体幹が鍛えられてポッコリお腹の解消にも繋がるんだとか肩こり以外の目的の方が魅力的だったりして…。内容盛りだくさんだった第2回目のヨガですが、私ついついやってしまう悪い癖がございましてね。それは「◯◯すると効果が上がりますよ」と言われると、ちょっと()無理してチャレンジしてしまうこと今回でいうと⑥かんぬきのポーズ(パリガーサナ)⑦時計の針のポーズ？⑧山のポーズ13.半らせんのねじりのポーズの３つでチャレンジしたんですが、⑧と13はちょっと無茶があった⑧山のポーズでは「足は腰幅ですが、幅を狭目にすると骨盤が引き締まる」と言われ、喜び勇んで「足幅を狭く」どころか、ぴったりくっつけてしまい危うくバランスを崩しかける尻デカ太郎の自覚のある私としては、骨盤の引き締めっていうワードには弱いんです前回の木のポーズであれだけバランスを崩したことをすっかり忘れるくらいには13.半らせんのねじりのポーズはそもそもポーズとして成立しませんでした悲しいほどに立派な私のモモ肉とバラ肉ゆえにそもそも座位で足をきちんと組むことができず強引に手で持ち上げてから組んでねじったところ、お腹が突っかかって後ろに倒れかけるヨガって運動の中でも特に細い人がやっているイメージあったけど…そもそも細くないとできないポーズっていうものがあるみたい今回も自分の太さを思い知らされるという、残念なお知らせに打ちのめされてます、ヨガ教室。でも楽しいからいいんですけど！(やさぐれ)蛇足①先生、年(もしくはご趣味)がバレますよこちらの整体院の素晴らしいのは保育士さんが常駐していて、子どもを安心して預けて整体やヨガをすることができるというところなので今回も参加者のほとんどがお子様を預けていたのですが…。やっぱり母と離れるのは嫌なのか、壁越しに聞こえる嘆きの大合唱がすごいことヨガの時は参加者の人数分のお子様＋先生のお嬢様(１歳)が一斉に保育士の元へ行くので、スタッフの方もてんやわんや普段整体をしてくださる理学療法士の女性まで子守に駆り出されてます思わず私が「ゴジラがいっぱいですね」と言ったら、ヨガの先生「ゴジラというよりミニラですね」…先生、ミニラを知っているなんて…。一体おいくつなんですか私も知ってるのはおかしい年齢ですけどね※ミニラ登場作品は1960年代のもの蛇足②お姉様の範疇とは。参加も2回目になると先生の言い回しが地味に面白いのに気づきます。前回は突如SNS映えを気にする発言にやられましたが、今回は③子犬のポーズを教えてくれた後、おもむろに「ヨガを教えている生徒さんに70代のお姉様がいるんですが」と、なかなかのパワーワードをぶちこまれるお姉様って…！「70代の生徒さん」っていう表現じゃダメですか、先生？要するに子犬のポーズの派生版として、四つん這いになり肘をついてお尻を引くポーズをお風呂上がりにすると肩こりが治ったという話を70代のお姉様がしていたと言いたかったようですが…折角のイイ話もパワーワードの後だとなかなか頭に入ってこないなぁ…。蛇足③H野さんがスライディングでやってくる整体院のスタッフの皆様はスレンダー美人ばかりその中に10月末に挙式を控えたキラキラ女子のH野さんという方がいます。ヨガイベントやInstagramを担当されていて、この日も室内でヨガの写真撮ってましたそして一通りヨガが終わったあと、集合写真も撮ることに。三脚にカメラを設置している最中、ぼそっとH野さん「(私)さんの隣いけるかな…」ん？今呼ばれた？と思った瞬間猛ダッシュ💨で迫り来るH野さん！そしてぶつからんばかりの勢いで隣に滑り込む！↑2回目にして成功みんなの笑顔が輝いてますそんな美人で素敵なスタッフさんのいる整体院。是非いらしてはどうでしょうか
- 【体験レポ②】肩こり解消！産後ヨガ①
  マッサージの人が半笑いレベルの肩こり、治るかなっ↑前回の写真が早速使われてます産後のケアのために通っている女性専門整体院『女性とこどもの保健室』さんにて、月2回開催されている産後ヨガ。参加条件がSNSで拡散することだったので、うろ覚えな記憶を頼りにレポートブログを書いたところ、思った以上に喜んでいただきました連続参加OKとのことなので,調子に乗って第２回の産後ヨガにも参加することにしましたさてテーマ的には初回よりもかなり興味をそそられる産後ヨガ第２弾🧘‍♀️テーマは…肩こり。そう、体の不調の代表格。それは肩こり。…決して大げさに言っているわけではございません。厚生労働省では毎年「国民生活基礎調査」をやってます。貯蓄や介護など様々な事柄が調査されているのですが、３年に１度しかない大規模調査年の時のみ調査される『世帯員の健康状況』というものがあります。この中の『自覚症状の状況』（平成28(2016)年度調査）において女性の自覚症状のある不調(有訴)第１位が…肩こりちなみに男性の有訴率第２位でもあります。最早国民病と言っても過言じゃない気がするのは私だけでしょうか。※ちなみに男性の１位と女性の２位は腰痛私自身も御多分に洩れず酷い肩こりの持ち主です。前職では１日14時間くらいパソコンの前から動けなかったので、肩が凝りすぎて常に吐き気に苛まれ、往々にして空吐きをしてしまうくらいでした堪えるのにも限界がくると、毎月2万円くらい使ってマッサージや岩盤浴で一日がかりでケアしてたっけ転職してからは少しマシになったものの、それでも定期的に整体やマッサージに行かないと全然ダメでして。そういう施設に行くと大抵、「それではお疲れを診ていきますね〜」という声かけとともに背中や肩を触られるのですが、触った後の担当の方の反応が、①ふふっと半笑い(ベニヤ板背負ってるみたいと言われたこともある)②結構マジで病院を勧められる③やる気を出されるのどれか。そして全員に共通して言われるのが「凝りすぎて指が全然入っていかないです」お金をかけて人の手を借りても決して根治しない肩こり。このまま一生付き合っていくしかないのかなぁと思っていますが、おうちでできるヨガで少しでもケアができるなら素敵なことです今回も前回同様、手足首を順番にほぐしていきます。前回はプラモデルレベルの固さだった足首も、こちらの整体院のパーソナルトレーニングで教わった「ストレッチ目的のフロントランジ」のおかげで、やや滑らかに回せている気がする１人密かにホクホクしていると、と、ここで先生が解説してくれました。ヨガの先生「今日のヨガのテーマは肩こりなのに、何故足首を回すのか？なのですが、肩甲骨は背骨・骨盤を通って足首と連動しているので、足首回してほぐしていくんですよ」ほほう！なるほどー！これから運動するんだから、当たり前にやるただのストレッチだと思ってて、一欠片も疑問に思ってませんでしたちなみに子どもを抱いて出かけるのに今や欠かせない抱っこ紐も、ベルトで骨盤が固定されるから肩こりの原因になりやすいんだそうです。外した後にひねる動きをしてリセットしてあげることが日頃のケアではオススメなんですって。この産後ヨガでは１時間の講座のうち１０分ぐらいかけてじっくり準備運動をするのですが、今回はテーマが肩こりとあって肩甲骨周りのストレッチが多めでした。また基本のポーズの安楽座（あぐら・スカーサナ）の時も「背骨を伝って息を吐く」ようにしたり、首のストレッチ中も「首筋に酸素を送るイメージ」というように呼吸にも気を遣いながら進めます。↑安楽座（あぐら・スカーサナ）肩甲骨のストレッチの後、先生がおもむろに「肩の付け根はどこだと思いますか？指差してもらえますか？」と質問してきました。これ前回もやった流れです。答えは鎖骨。予想通りの流れに思わずドヤ顔を繰り出してしまいます。前回は肩こり改善ヨガ「アラウンド・ザ・ワールド」の最中にこのクイズが出題されていたのです。今回はテーマが肩こりということですから、「アラウンド・ザ・ワールド」は出てくるに違いない…！そう考えて、もちろん予習はバッチリですそしてこのクイズが出たということは、もう疑いようがないでしょう！さぁ、ばっちこい！ヨガの先生「それではヨガを始めていきましょう！キャット＆カウというポーズです」………………脳内現場リポーター現場の東◯林です。肩こりがテーマの今回の産後ヨガ。前回肩こり改善ヨガとして紹介され、再登場が期待されたアラウンド・ザ・ワールドですが…なんと今回は行われませんでした。繰り返します。アラウンド・ザ・ワールドは行われませんでした。………………ってやらないの！？そうなんです。実は今回待てど暮らせど「アラウンド・ザ・ワールド」、やらなかったんですこれぞまさに肩すかし、肩こりがテーマだけに。…でもまぁポジティブに考えれば、肩こりに効果のあるヨガのレパートリーが増えたということお子ちゃまがいると家でのんびりヨガタイム🧘‍♀️なんて無理なので、ちょっとした時間でできるヨガを１つでも多く知っておくって大事なことです。ちなみに私は10月17日現在生後５か月の次女がいるので、昔ながらのおんぶ紐で立位で行うポーズをやってます。《50805》【新色入荷】【日本製】昔ながらのおんぶひも (14色) おんぶ・だっこ兼用子守... 3,190円楽天抱っこ紐でもおんぶすると、背中に密着できないのでぐらんぐらんして落ち着かないんですよね、娘も私もさて今回の肩こり改善のヨガはこんなポーズを習いました。①猫のポーズ・牛のポーズ（キャット＆カウ）自律神経が走っている背骨周りに刺激を与える②バードドック腹筋の奥にある「腹横筋」を鍛えて姿勢改善③子犬のポーズ縮こまった肩回り、背中まわりまで気持ちよく伸ばし、慢性的な肩と首のこりを和らげる④腕を頭の後ろで曲げて押し下げるポーズ肩甲骨周囲を伸ばす⑤うさぎのポーズ頭皮のコリ、眼精疲労改善⑥かんぬきのポーズ(パリガーサナ)股関節の柔軟と背骨の調整⑦時計の針のポーズ？頭痛・肩こりの改善⑧山のポーズ骨盤を整え姿勢が良くなる⑨バランスポーズ爪先立ちして手の上で合唱し、全身を引き締める⑩英雄のポーズ1＋肩の筋肉を伸ばすように腕を回す肩甲骨周囲を伸ばす11.立位前屈両肘に手を当て、そのまま自分の腕の重みで前屈12.杖のポーズ(ダンダーサナ)背中の筋肉の強化・肩と胸のストレッチ・姿勢の改善13.半らせんのねじりのポーズ自律神経を整える14.クレイドルのポーズ背面をほぐす15.針の穴のポーズお尻のコリをほぐす16.屍のポーズリラックス17.チャイルドポーズ各ポーズの間の休憩のポーズかなり盛り沢山なのですが頑張ってまとめていきたいと思います。
04Oct
- 【体験レポ】女性専門整体院の産後ヨガ②
  毎日の運動習慣が如実に現れた産後ヨガ※前回記事の続きです↑LINEで来たお知らせ現在お世話になっている女性専門整体院主催の産後ヨガ体験レポート、続きです！①アラウンド・ザ・ワールド（肩こり改善）って伝統的なヨガじゃないの？この肩甲骨を意識しつつ腕を回すヨガを教えていただいている時、先生 :分からなくなったらサッカーの長友佑都選手の〝ヨガ友〟を読んでみてねと何度かおっしゃっていました。なんで長友普通に調べるんじゃダメと、ヨガに対してさっぱり知識のない私でも記事を書くにあたってやっと分かったのが、これに限らず③クワガタのポーズと④見返り美人のポーズも長友選手のオリジナルヨガのようでした。日テレ系で放送されている『世界一受けたい授業』でもレクチャーされ、俳優・蟹江一平さんも見返り美人のポーズで、食事制限なしの2カ月でウェスト-7cmを達成したそうです長友佑都のヨガ友ココロとカラダを変える新感覚トレーニング [ 長友佑都 ]1,425円楽天ヨガってインドの伝統的なポーズしかないもんだと思っていたので、オリジナルがあるなんてびっくり‼️というか長友選手ってこれとか、長友佑都のファットアダプト食事法カラダを劇的に変える、28日間プログラム [ 長友佑都 ]1,430円楽天これとか、長友佑都体幹トレーニング20 [ 長友佑都 ]1,100円楽天健康に関する情報発信力がすごいテレビ東京のビジネスニュース番組モーニングサテライトでも「長友選手の朝トレ」ってコーナー持ってたし、サッカー選手を引退しても食い扶持には全く困らなさそうすごい頼れる旦那様って感じなおアラウンド・ザ・ワールドでは、鎖骨から意識して動かすのがポイントなんだそう。解剖学的には腕の付け根は肩ではなく鎖骨なんですって。先生 :腕を翼だと思って動かしてみると、鎖骨から動かした方が大きく動きますよねこの一言で思い出したのは懐かしきバレエ教室発表会で白鳥の湖を演ることになった時、バレエの先生が「羽ばたきが小さい！白鳥じゃないよ！」と言っていたのはこのことか20年の時を経てやっと理解できました。O沼先生、先日は台風を心配するお手紙ありがとう。会いに行きたいっす②仲間がいるよ、木のポーズ（血行促進）先生がレクリエーション的にやろうと言い出した木のポーズ。あ、これアカンやつだまたしてもWii fitの薄っぺらい思い出で恐縮ですが、このポーズ成功した試しがありません。バランス崩してボードから落下した思い出しかない今日はあんまりスペースないし、人様をボーリングのピンのように次々と倒しかねないぞと思っていたら↑みんなで支えあえば怖くない！なんと輪になって、隣同士で手のひらを押し合うことで支え合う木のポーズ！これなら体幹がすっかり衰えた私でもできるかもしかしたまたま輪になった足の下が床下点検口の蓋の上しかもヨガマットが微妙に重なってて足元がグラグラさらに、先生：（同席していたスタッフの方に）この木のポーズ、映えてますかね？SNSに掲載されるから致し方ないとはいえ、しっかり映えを気にしている先生に思わず吹いてしまい、余計にぐらつく足！いかーん！バランスがぁぁぁ！と焦った瞬間、隣の方が支え合う手をガシッと握りしめてくれまして支え合うって素敵と思いました。③嗚呼、哀しきモモ肉とバラ肉よ言わずもがな、私の太ももと腹肉のことですよ気になっているのは背脂（背肉）と手羽元（二の腕）もそうなんですが、今回の話には関係ないので一旦置いといてヨガのポーズには色々な種類・効果があるわけですが、チャイルドポーズ（リラックス効果）で全くリラックスできませんでしたこのポーズは正座から上半身を前に倒し、おでこを床につけるのですが…上半身を倒すとむっちりしたモモ肉と、霜降りのバラ肉が押し合いになってしまい、前に体が全っ然伸びていかない太腿の前も張りが強く、伸ばすと突っ張ってしまって前屈すると膝立ちと正座の中間のような姿勢に。あっちを立てればこっちが立たずの大混乱肥満のみならず、ストレッチ不足による体の硬さが原因とはいえ、まるで悪夢にうなされた豚🐽のよう｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡他にも体が猫のポーズと伸びた猫のポーズも体が硬くて辛かったです…。運動習慣の無さがここまで如実に現れようとは色々と現実を知ってしまった産後ヨガでしたが、お家で実践できそう＆産後の体に優しいのはよく分かりました。それにストレッチを毎日していれば効果が出るのは、なんとなく分かるので、頑張りがいがありますね。子どもを膝に乗せてお尻歩きを前後1.５mずつ繰り返す運動とかも教えてもらい、楽しく頑張れそうですまた開催されたら行きたいなぁ💕蛇足ヨガの後、代謝をさらに良くしようと岩盤エクササイズの予約もしていましたが、同じことを考える人は他にもいてスタッフの方とお話ししながら順番待ちしてました。そうしたらヨガに同席していたスタッフの方が、スタッフの方：準備体操で足首回す時すっごい一生懸命でしたねwwwwww見・ら・れ・て・た
03Oct
- 【体験レポ】女性専門整体院の産後ヨガ①
  産後ヨガ、体験してきました！↑〝クワガタのポーズ〟一番伸びてない左端の豚さん🐽が私実は産後2ヶ月目くらいから整体院に通っております今回はそちらの整体院主催の産後ヨガ体験レポです。場所はつくばエクスプレス流山セントラルパーク駅から徒歩1分。『女性とこどもの保健室』という、名前からも分かるように女性専門の整体院です。こちらの整体院では産後の骨盤矯正はもちろん、骨盤底筋のトレーニングを教えてくれたり、岩盤エクササイズ♨️など女性に嬉しい施術がたくさんありますが、それ以外にも手芸や食育など子育てに有効活用できそうなテーマのイベントを開催して、通院客同士の交流を図ってくれています本当はまとめて書こうとしていた通院記録を、途中経過を省いて投稿した理由はまさにこれ。体験レポをSNSに投稿するのが今回の産後ヨガの参加条件だったのですということで備忘録も兼ねまして体験レポです✨まずはインストラクターの先生が、ヨガの経験や産後どれくらい経過しているか、今抱えてる体の痛み等あるかなど訊いてきてくれました。場を温めるためのアイスブレイク的な会話かと思いきや、後で先生と整体院の方の会話を聞いていたところ、案外と大事な質問のようでして。先生曰くどこに痛みを感じているかによって、効果があるポーズは違うそうなんですね。確かに筋トレするにしてもストレッチをするにしても、どこの部位に効かせたいかによって角度が変わるわけなので、当たり前といえば当たり前なのかも。ちなみに私のヨガの経験と言ったら、昔懐かしWii Fit↑トレーナーはいつも女性を選んでましたなんと発売は2007年！就職したばかりで一人暮らしをするにあたって体重計代わりに買ったんでした。最初はノリノリでやってたんですが、必ずバランスWiiボードに触れながらポーズを取らなければならない（当たり前）ので踏み外して痛い思いをするわ、当時14時間くらい働いていて起動する気力もなくなり、結局お蔵入りしてしまいましたなのでポーズの名前を知らないわけではないですが、非常に薄っぺらい知識。きちんと教わるのは初めてです。あと産後の時間経過は結構バラバラで、6名の参加者中に半年未満は私ともう1人だけ。親近感湧いちゃいますねアイスブレイクが終わったところで、今度は腹直筋離開のチェックの仕方を教えてくれました。詳しくは専門のサイトを調べて欲しいのですが、腹直筋離開とは腹筋のシックスパックが妊娠後期のお腹の膨らみに合わせて左右に割れたまま元に戻らなくなったようなもの。もしこの割れ目が指２本分の以上のようなら筋トレどころかヨガも気をつけてやった方がいいんだそう。通院開始後すぐに担当の方が何度か離開状態をチェックしてくれていましたが、自分でチェックするのは初めてでもどれがそうなのか全然わからんここで先生なんと「嫌じゃなかったら私の（離開部分）触ってみてください」と言い出した人様のお腹を触ることなんて滅多にないですが、折角なんで触らせていただくと本当だ、ある結構はっきり〝谷間〟的にあるんです、おへその下あたり。先生には1歳のお子さんがいらっしゃるそうですが、それでも結構残っているもんなんですね。なお、その後先生にも離開具合をチェックしてもらったのですが、私は結構閉じている方みたいです。逆に参加者の中でもっとも筋肉質でスリムに見えた方は、指２本分まではいかないものの少し開き気味だそうで、腹筋運動とかしなかったかと心配されてました。腹直筋離開って本当に見た目じゃわからないものですね。ということはつまり、このお腹ぽっこりは純粋に脂肪…？？？悲しい現実から一旦目を背けつつ、ヨガを始めるにあたって、まずは準備体操から。特に首をほぐしたり足首手首を伸ばしていくのですが、私バレエを習っている時分から足首がめっぽう硬くてですね。今回は足を十字に組み、足と手の指を絡ませてぐりんぐりん回していくのですが、全っっっ然円が描けている気配がしませんぐりんぐりんどころか、ガッコンガッコンって感じ。我ながら酷い。足首が硬いと代謝が悪くなると整体院の方から常に言われているので、ストレッチ頑張らなければさていよいよヨガに入っていきます。教わったポーズは覚えている限りで11種類。主に肩こり・腰痛・ウェストシェイプなど女性に嬉しい効果が期待できそうなポーズが多かった印象です今回はポーズ名についてはあまりレクチャーがなく、メモも取れなかったので記憶を頼りにGoogle検索してみました。ので間違ってたらごめんなさい。何のポーズか簡単にメモをさせてもらえると後で振り返りやすいので、今度機会があったら教えてもらおう①アラウンド・ザ・ワールド（肩こり改善）②木のポーズ（血行促進）③英雄のポーズ2（全身の引き締め）③クワガタのポーズ（腰痛改善）④見返り美人のポーズ（ウェストの引き締め）⑤猫のポーズ（体を柔軟に）⑥猫伸びのポーズ（肩周りをほぐす）⑦スフィンクスのポーズ（姿勢を整える）⑧ウサギのポーズ（眼精疲労に）⑨チャイルドポーズ（リラックス効果）⑩針の穴のポーズ（骨盤リセット）11.屍のポーズ（リラックス効果）※うろ覚えなので順不同↑英雄のポーズ2それぞれの詳しい方法はそれこそ専門のサイトなり本を読んだ方がいいので割愛しますが、次の記事で印象に残ったことをピックアップして書いていきます
23May
- 【生後29日】本日、新生児卒業です
  新生児って「生後満28日未満」を指すそうです↑今日の次女本日14:37をもちまして、次女は新生児から乳児にLevel UPしました今までよく分かってなかったんですが、母子健康法で「出生後二十八日を経過しない乳児」という取り決めがあるんですね。先日お祝いに来てくれた義姉とたまたま「新生児って、いつまでだろうね」って話をしてそこで初めて知りました次女は最近光を追うような仕草を見せ始め、産まれる前から声をかけ続けてきた長女が側に行くと、なんだか心地よさそうにしています。まだまだ次女はお乳に吸い付くのが上手ではなく、私は約４年ぶりの新生児に授乳の仕方をほぼ忘れ、なかなか噛み合わない授乳光景。完全母乳には程遠い感じですが、泣くごとに母乳を与え、３時間ごとにミルクを足しつつ、諦めずに頻回母乳を頑張っております。お世話になった産婦人科のなないろレディースクリニックで２週間健診（居住自治体によっては助成あり）を受けた際は体重の増えが芳しくなく、ミルクの量を１回４０㎖→６０㎖に増やしたりもしましたが、３週間目の母乳外来では、それ以上は増えずに留まっています。明日はいよいよ１ヶ月健診です。妊娠５週から通い続け、通うたびに嬉しくて楽しい気持ちにさせてくれていた憧れ続けた産婦人科に行くのも、もう本当に最後寂しい気持ちが強いですが先生方に、そしてお会いできたら入院中お世話になった助産師・看護師の皆さんに精一杯のお礼をお伝えしてこようと思います。
06May
- 【生後1日目〜2日目】産後痛！？右肩が痛くてたまらない！
  最後の助けになったのは湯たんぽ♨️↑私の場合の正解は〝温める〟でした腰の管や尿道カテーテルが取られ、やっと術前の点滴のみの状態に戻りました。約２４時間ぶりです尿道カテーテルを抜いた時、点滴の下に備え付けられていた採尿バックに尿が2.5ℓほど溜まっていて驚きましたつまり夜中にトイレで聞こえていた水音は、尿を捨てに行っていた音２〜３回捨てに行ってくれていたから、術後１５時間で少なくとも５ℓは出ていたみたいです長女を出産した時は最後にお手洗いに行ってから２４時間後に導尿しても１５０㎖しか出なかったことを考えると、前回の脱水症状のキツさと今回の術後管理の素晴らしさが理解できる気がします。長女出産時の話はこちら脱水症状で立ちくらみ【0週1日目】ここから先は３時間に一回はトイレに行ってほしいとのことでした。出産後は尿意を感じにくいらしく、感覚をつかめるまでは定期的に行った方が良いみたいです体を拭いてもらい、備え付けのパジャマに着替えます。手術着は紐で止めているのではだけてしまいがちでしたが、やっと落ち着きました。パジャマは毎日新しいものに交換してもらえるので、入院中とても快適に過ごせました↑トイレの壁にかかっているランドリーバッグパジャマの他にもバスタオル、赤ちゃんの服などの備え付け品は汚れ次第入れておくと毎朝の清掃時に回収・交換してくれる仕組み。この時も産褥ショーツに履き替える際に、うっかりほんの少しだけ血でシーツを汚してしまったのですが、助産師さんが臨時で清掃担当の方を呼んでくださり、すぐに交換してくれました。本当にありがたかったです。お着替え完了後、早速母子同室開始です。次女は普通なら日齢×10mlのミルクのところ、生後１日目にして20mlくらい飲むとのこと。私「食いしん坊なんですね」助産師さん「そんなことないですよ、体が大きいからですね」長女からして大きめだったので、ちょいちょい忘れがちだけど、39週で3,754gだった次女は大きい子なんですねなおビタミンKシロップは少し吐いてしまったそう羊水を飲んでいるためよくあることだそうで、助産師さん「なのでもう一回飲ませたんですよ。今度は吐かないといいけど」と言ってるそばから、口元から白いモノが垂れている次女助産師さん曰くたくさん吐いているわけではないし、合算で飲めているから大丈夫らしいこの日小児科の先生も訪問してくださったので、同じ質問をしたら問題ないとのことだったし、最終日にもう一回投与するので大丈夫という回答をいただき、一安心。…ってさっき来てた人、なんか見覚えあるなと思ったら旧病棟で今年開院したなないろキッズクリニックの院長先生だ産婦人科に引き続き小児科も院長先生がフットワーク軽いっていいですね16:00頃手術当夜から痛かった右肩がひどく痛むようになりました。【生後0日目】看護師さんにお世話になりまくる夜腕の角度を変えても駄目、肩を回しても駄目。それよりも痛みを逃がすために深呼吸しようと息を深く吸ったり、何か飲み込むと特に痛みます痛みを表現するのはなかなか難しいのですが、肩の軟骨や靭帯の隙間に強引に両手の親指を押し込もうとしているような痛みというような感じでしょうか。担当の助産師さんに相談すると〝放散痛〟ではないか、とのこと。頓服薬としてロキソニン錠60mgが処方されました。↑袋の裏には〝おだいじに〟の印字があって心が温まるロキソニンを飲もうしますが、痛みのあまり飲み込む動作には入れません最後に使った痛み止めといえばボルタレン座薬。もしかしてこれが切れたから痛いのか…？助産師さん「いや、もうとっくに切れているはずですよ」〝もしかしたらベッドの角度が悪いのかも〟と言って、ベッドを倒してくれるものの、角度が浅くなるとさらに悪化する痛み。とにかく薬を飲めないことにはどうにもならないので追加でロキソニンテープを処方してもらい、右肩に貼ることで17:00には何とか薬を飲めるくらいまで鎮痛できました。※服薬よりも湿布薬の方が効き目が出るのが早いんだとか母は〝血栓ではないか〟と心配していましたが、助産師さん曰く考え難いし、仮に血栓だとしても心臓や肺に詰まった場合、こんな痛みでは済まされないようです。ロキソニン錠が徐々に効いてきたのか、18:00頃には何とか会話ができるレベルまで回復できました。助産師さんが念のためということで氷枕を貸してくれ、冷やしながら休むことにしました。1:00頃。直前までは授乳室行ったり、術後結局入院棟を探検してないのに気づいて探検したり、何だかんだ楽しく過ごしていたんですが、部屋に戻った頃右肩の痛みが突然最高潮に↑夜中に入院棟を徘徊して撮った写真。入院棟は間接照明で夜は落ち着く雰囲気助産師さんのアドバイスで2時間に１回の頻回授乳と、ミルクを足し始めた矢先でしたが、もう浅い呼吸をするのがやっとなくらいに痛い赤ちゃんが泣いても授乳どころかミルクを足すこともできず、ナースコールをしてやむなく朝まで預かってもらうことになりました。しかし預かってもらったところで痛いもんは痛いのです。ロキソニン錠は６時間に一回が限度とのことでしたが、２３時頃に飲んだばかり。薬が切れたにしてはあまりにも早過ぎます。ロキソニンテープを張り替えてみると一瞬軽減したように感じましたが、すぐに「痛い痛い」と呻き続けるレベルまで痛みがぶり返してしまいました。しかしロキソニンは錠剤とテープのダブル使い。氷枕で冷やしてもいる。それでも痛いってどういうこともう藁にも縋る思いでGoogle検索します。↑考えられる単語を並べてGoogle検索そうやってたどり着いたブログがこちら肩こり？疲れ？帝王切開後、肩につらい痛みが出ることがあるんだってこれだ、多分これだ！あまりにも同じシュチュエーションに驚くやら嬉しいやら。書いてあった〝痛みを感じている部分を温めると楽になる〟という言葉だけを頼りにナースコールします。私「あのっ…すみません、なんか…温める物って…ありませんか？なんか肩、温めるといいみたいで…」冗談ではなくこんな喋り方しかできませんでした。まとめて喋れるほど息が深く吸えないんですもの助産師さんはレンジで加熱するタイプの湯たんぽを貸してくださり、早速肩へ当ててみました。すると氷枕とは明らかに違い、痛みが軽減していく感覚がその夜は湯たんぽのおかげでやっと睡眠をとることができました。上記のブログを引用させていただくとこの痛みは決して帝王切開に限った話ではないそうです。今後開腹手術を予定している人がいたら、是非教えたい情報です。レンジでゆたぽん Lサイズぽかぽか快適睡眠くりかえし使える686円Amazon

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