だって、若いんだモン! | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

イスラエルによるガザへの軍事行動に対して、学生の抗議活動が続いている。
先日はアメリカのコロンビア大学で、そして、フランスのエリート教育機関であるパリ政治学院(通称 "Sciences Po")、ソルボンヌ大学などでも学生によるバリケード封鎖が行なわれ、
抗議活動が激化し、鎮圧のため機動隊などが出動している。
フランスでは、大学にとどまらず、リセと呼ばれる高校でも抗議行動がとられ、
バリケード封鎖が行なわれている。パリ周辺だけでも、その数は数十に達するほど。
フランスのテレビニュースを見ていると、
この指導的立場である全国高校共闘連合の副代表のManes Nadelくんが、
テレビのスタジオに招かれて、自分の意見を滔々と述べている。

彼を「くん」付けで呼ぶほどに、少年の面影をたたえた高校生。
この映像を見たとき、わが過去が一瞬にして蘇ってきた。

我が世代と言えば、全共闘時代の端くれを生きた時代。
今となっては、遠い昔の出来事。いわゆる70年安保の時代。
当時、まさに、そういった大学紛争の時代で、その磁場が高校にまで波及していた。
高校紛争が争点としていたのは、制服の自由化など、
待遇や校則に対するもの。いわば、自分達の要求活動。
今回のように「ガザ地区に対するイスラエルの軍事行動」に抗議して、
社会的正義のために、フランスの高校生が行動を起こしていることに驚く。

「その国の未来を知りたければ、その国の若者を見よ」
これは、ドイツの宰相ビスマルクの言葉。

インタビューに、社会的な認識を踏まえ正義感で返答するManes Nadelくん。
思わず、ファンになってしまった。

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<了>