職場で、人権啓発? 職業啓発? 何だか忘れたけれども、標語を書くようにと言われた。
毎年これくらいの時期に募集があるような気がするけれども、「1人1つ必ず」と言われても私は1度も書いた事がない。
けど今回は、「各班で必ず」と言われてしまって。名目上、私が班長さんの名をおおせつかっているので。
他の人に「考えといてください~(=▽=)」と完全丸投げをしようとしたけれども。まぁたまには考えてみるかと。
考えてみたら。とりあえず何個か浮かんだ。
標語……5、7、5でいいんかいな?
せっかくなのでここで、私が思い浮かんだ標語の一部をご紹介しようかと。
よくわからんけど、とりあえず職場の事でいいんかいな??
――混んできた 焦らず騒がず のんびりと
慌ててもミスするからね。まぁのんびり行こうよと。
――混んできた さぁさぁ今から かっ飛ばせ
「混んできた」のバージョン2。一応「急いでる」という精神も見せねばならんかと思って。
――売価違い 迷惑だから やめて欲しい
これは本当に。お客さんにも迷惑かける。
でも売り場もチェックしきれんのだろうなぁ……わかるんだけどさ。
――特売の 卵目掛けて 押し寄せる
卵目掛けて走る人並みを見るたびに、何ともいえない気分になる。
――エコバック きれいに入れろと エゴバック
――エコバック あけた瞬間 生臭い
――エコバック 汚れて臭うよ 買い換えて
エコバックシリーズ。
どうでもいいけど、最近気になってならないのは、「いつまでそのバックを使うの??」って事。
10年くらい前に(?)近隣の新聞社が配ったエコバックをまだまだしつこく、皆使ってる。
どれほどしわくちゃで、薄汚れて黒くなってもまだ使う……これほど物に溢れ、かわいい物もいっぱいあるのに。なぜまだそれを使うのか……。
いい加減買い換えようよと。そういうの見るたびに思う。
エコバックをあけた瞬間、もわっと臭った瞬間なんか、どれほど綺麗な格好した上品マダムだったとしてもドン引く。
中が汚かったら手を入れるのも躊躇うし、持つ所がねっちょリしてようもんなら、どうしようかと困る。
入れてもいいけどさ、いいけどさ……人様にプライベートを見せるという事を肝に命じて欲しいと思う。
他。
――暴れだす お客に内心 蹴りかます
――昼間でも 夜でも変な 客ばかり
――サービスは どこまでやっても 終わりはない
――ディズニーに 行きたい今すぐ レジ捨てて
――残業中 おなかが減ったよ 帰りたい
――帰宅中 聞こえるヘルプに 耳ふさぐ
――休みの日 近寄りたくない (うちの職場名)
……などなど。
さぁどれを提出しようか(=▽=)。
追記
――活きがいい シャコほど見るに 耐えられない
追記2
かろうじて作った、無難な標語。
――1人では できるはずない 接客業
――苦も楽も 仲間と共に 分かち合う
――来る人の 笑顔で店は 完成する
今日はテンションがた落ち状態で出勤した。
理由、電車から一緒に職場へたどり着いた仲間の一言。
何にも私は気にしてなかった(軽くしか)事を、「あれはりんごちゃんのせいじゃないからね、せいじゃないからね、気にしなくていいよ。りんごちゃんのせいじゃないからね」と何度か言われて。
……私のせいだったのかと。やはりそうなのかと。少なくともこの人はそう思ってんのかと|||||orz。
それに引いて、半べそかきそうな状態で出勤。
それにプラスして、スカートを忘れてしまうという大ポカミスをやらかして呆然。
出勤前の一言で半分投げやりになってた私は、「家まで取りに帰ります(往復で2時間かかりますが)……(=◇=)」と呆然と言いまくっていたけれども。
周りの人が色々親切にしてくれて。最終的には仲間の人があちこちに電話かけてくれて、自分の履いてきた黒のスラックスを貸してくれて……それで午前中はレジ打ち。
午後からは担当の人が出勤されていたからスカートを借りてきて。何とか過ごせた。
……人の温かさに涙。
&午前中は私も投げやりになってるからお客も変なのが並んでくる。
「このカードはおたくのカードか(←クレジット機能付カード) 来月東京のタワーに行くんだが、クレジットでしか払えん お前の所のこのカードで大丈夫なんだろうな 期限はいいんだろうな」と問い詰めてくるのやら、
「オカネナイネ、クレジット払エナイナラ、全部イラナイ」とカゴ商品全部いらない言い出す外国人やら。
……午後からはどうにか無事に乗り切り、よくきてくれる方が「お母さんにどうぞ」とお菓子までくれた。
何か、浮き沈みの激しい1日だった。
……けど……。
朝言われた一言だけど……あーあと思う。
ここだけの話、9月の頭にちょっとレジでひと騒動起きて。これはほとんど誰も知らない事。内容は言わないけれども、どえらい事が起こりそうになってのを、寸前で止めた事があった。
私が動かないと終わっちゃう状態だったから。私が動いた。
ただその発端になった事が……私1人じゃないのに……何か、まるで私がすべてけしかけたようなニュアンスになってる……その上で、私のせいじゃない私のせいじゃないって…………。
まぁ、いいけどね。
全部私がかぶって終わらせる覚悟でやったから。全員にそういう方向で持ってって頭下げた。誰かに責任転嫁もせずに、「私に全責任が」と頭下げた。
それが一番まとまる方法だと思ったから。
でも……発端になったはずの人に「私にできる事は全部した、もう後は知らんから」的に言われた時もショックだった。
……あー。
まぁいいや………。やめよう。全部飲み込むと決めてやったわけだから……。
誰に認めてもらわんでもいいねん。
一番無難な解決作やったねん。
私が一番わかってるねん。あれしかなかったと。そのギリギリのラインで本当にギリギリうまくいったんだと。多分。
……まぁいいや。
誰かを守るってのは難しい。
でも、できる限り、目にとまる人くらいは何とか。
……欺瞞なれど。
自分も多くの人に守られているがゆえに。守られてきたがゆえに。
今日、レジを打っていたら。
「おっかぁ!!!」
と叫ぶ声(=▽=;)。
誰だよ、今のご時世でスーパーでおっかぁ(お母さん)なんて言う奴は(=▽=;)。
ちなみに私の周りで……うちの地元で……同世代はとりあえず「おっかぁ」なんて言わない。おじさんとかなら知らんけど。
しかし顔を上げるとその叫び声をあげたのは女性。
ちょっと……体格がぽっちゃりした感じだけど、まだ若い(=▽=;)。
続けて彼女は大音響でこう叫んだ。
「オレの財布貸せ!!(`Д´)」
……「おっかぁ」発言に加えての「オレ」発言に、思わず私もスキャンが乱れる(=▽=;;)。
けどよく見ればその女性、小さい子供2人連れ。
そしてどんなお母さんかと思って思わず見てしまったら。
……一番簡単な言葉としては「太ったセーラームーン」。
「オレ」と言った娘と同様のぷっくりした体系に、黄色い髪の毛……頭の上には2つのお団子…………。金髪じゃなく、まんま「黄色」。
「タバコはオレがついでに買っとくからよー!!!」
……ああいう人たちに育てられると、子供、どうなるんだろう……(=▽=;)。
とりあえず、「人の目」「公共の場」って事だけは意識していただけたらと、ちょっぴり思ってしまった夏のある日の事。
今日は土曜日なので現場のリーダーさんをやる日。
セール日という事で1日中てんてこ舞いだったけれども、臨時出勤の人がいっぱいいたから、まぁそこそこにまわっていった。むしろ、人が多い大所帯だったので、休憩取る人も多くて。「全員まわるんかいな」「誰か飛ばすやろきっと(=▽=;)」てな心配はしてた。
最終的に誰も飛ばさなかった……と思う。多分。きっと。
そんな中。朝一番。泣きそうになった事。
混む前にレジの備品の補充を揃えておこうと思ってバタバタしてたら、新人さんが私の所にやってきて、「両替ってどうやるんですか」
今日はセール日で5%の割引がある日。
スキャンして出た会計金額から、カードをスキャンすると値段がまた変わる。安くなるんだから文句を言う人はほぼいないんだけど。
今回は、お客さんが「安くなる前の金額」でお金を出していた→結果、差額が生じてお釣りが一杯出た→両替してバラ銭をまとめたいというケース。
……ただ問題はそのお客。
「ちょっと、両替の仕方もわからない新人をレジに入れておくってどういうつもり? あなたの所、一体どういう経営方針をしてるのかしら??」
……朝から大当たりの人がやってきた。
客:「(安くなった金額を)言われもしなかった! こっちは財布を軽くしたくてお金出してるのよ!? なのに何でこんな重い目しなきゃならないわけ? あんた責任取ってくれんの!?」
私:「……あ、それじゃそちらのお金もまとめますので……(汗)」
客:「そういう問題じゃないでしょ!? 何で両替もできない新人をレジにおいておくのかって事でしょう!? できないんならしっかりついていなさいよ!!」
……書いてたら何だか、言葉思い出してきた。こういう流れだった。
そして客はさらに、
客:「ドライアイスをこっちが言わなきゃつけないってどういうわけ!? 聞くのが当然でしょう!? つけるのが当たり前じゃない!! 一体どういう教育方針してんのよ!!」
私:「あ、じゃ、お付けします……」
客:「もうもらったわよ!! 紙袋をくれなかったけどね!!!!」
私:「は、じゃ、あの、お入れしますので」
客:「触らないでちょうだい!!」
私:「じゃ、(紙袋の中にドライアイスを入れて)こちら、お使いください……」
客:「あなたねぇ……ドライアイスの意味をちゃんと知ってるのかしら? え? ドライアイスの利用目的よ?」
私:「……冷凍食品などの保冷のためにお付けしておりますが……」
客:「あなた、ドライアイスを下に入れてどうするの? 上に置かなきゃ意味ないでしょ? ドライアイスの使い方もわからないような会社なのここは?」
私:「いや、それはお客様が冷凍食品を触るなと申されましたので、安全のために入れてお渡ししただけなのですが……」
客:「もう結構。ドライアイスの目的とその価値もわからない人にはわからないわ。触らないで頂戴。私がやるから」
……てな状態。
くわえて延々と、「操作方法もわからないような新人をレジに立たせるなんてどういうつもり? よっぽどここは人が足りてないのね」
ええ、そうですが何か(=▽=;;)。
と答えようとして、言葉飲み込む。
「他の近所の人とかにも言いふらしてやる。ここは対応がなってない。新人教育もできてない。この前もこういう事があったのよ! いつもトラブルばかり。皆に言いふらしてやるから。悪評をいっぱい立ててやるから」
……。
ここまでくるともう、言葉出ず。
もうこれは、ひたすら頭下げるしかねーかと。開き直ることにした。
他には言葉いらない。というか、見当たらない(汗)。
という事で、多少オーバーなくらい頭を下げて同じ言葉を繰り返した。
「大変申し訳ありませんでした!!!」
「言葉では簡単よね、何とでも言えるわよね!!」
「大変申し訳ありませんでした!!! 以後はこのような事がなるべくないように、教育方針を徹底いたしますので」
「そこから間違ってるでしょ!? なるべくって何よ!!!」
あ、間違えた(=▽=;)。
……というか、おいら、教育者じゃないし(^^;;;)。まったくそういう立場じゃないんだけど。
「教育の見直しをいたしますので!!」
「あなただけ気をつけたって仕方ないでしょう!? 全員ができるのかって聞いてるのよ!!」
「今後気をつけますので、本当に、大変申し訳ありませんでした!!!」
……てな流れで。
「お引取りください」
といわれたけれども、彼女が丹念に袋に商品を詰めるまでずっと傍に立って深く深く頭を何度も何度も下げ続けた。
もー、誰かきてよ。誰か偉い人 とか思いながら。
最終的に、「店長に言ったって無駄ですからね!! 皆に言いふらしてやる!!!」とのタンカで去っていった。
その背中にもう一度大きく「大変申し訳ありませんでした!!」と言って見送る……その頃には。
ちょっぴり、涙ホロリ(:_:)。
ただ、それを見ていた周りのお客さんが、「かわいそうに」「大変ね」と言ってくださり……またホロリ(爆)。
……苦情処理の係りって……大変だなと。つくづく痛感した。
けど、朝一番にお店にやってきて、小銭がバラバラだとかであそこまでの悪鬼の形相して文句言うのも……ちょっぴり寂しい人生だなと。思ったり。
私はテキトー星人なので。レシートも見ないし。
しかし代行さんってのは、ああいう事までやらなきゃなんないのか……アシスタントの○さんは、「友達と話してるのかと思った」という恐ろしい勘違いで、完全スルーしてレジに入ってしまうし||||||orz
……助けてほしかった、そこはちょっぴり、本音(=▽=;;;)。