パリに来て、すごく思うのは
生の演奏を聴く機会が多いってこと。

たとえばメトロの駅、メトロの中
アコーディオンやらギターやらを持った人たちが
ある時は明らかに小銭稼ぎのために
ある時は本当に発表の場として
道行く人たちに、惜しげもなく生演奏を披露してる。

この前、メトロの中で歌ってた
ボブマーリー、すごく良かったなあ。

シャトレっていう大きな駅があるんだけど
そことか、オーケストラか！ってくらいたくさんの（⒑人以上）
人たちが演奏してることもある。
そういう人たちは小銭稼ぎじゃなくて
けっこう本格的にやってるんだと思う。練習、なのかな。
バイオリンとかもいるし。

それから、音楽イベントもすごく多い。
有料のコンサートはいつもどこかで開かれてそうだけど
そうじゃなくても、例えばジャズのフェスとか、ロックフェスとか
無料のコンサートが、公園やらセーヌ沿いやらエッフェル塔の近くやらで週末ごとに行われていたりする。
もちろん、夏だから、特別多いんだと思うけど。

７年前にパリに来た時から、
もちろんその時はすごくすごく楽しかったんだけど、
「パリの魅力は？」とか「何がそんなに良いの？」と聞かれると
「そんなに良くもないよ」と答えたくなるくらい
パリは別に好きじゃないんだよね、実は。笑
ただ、自分のルーツがそこにある気がするから（子供の時住んでただけだけど）
好きじゃないけど、何かがある気がする。
目が離せない存在、ってかんじなの。
だけど、美術館がたくさんあるってことと、
メトロの中で音楽が聴けるのはいいな～って思う。
芸術に寛容なのかな。

そこだけは、ほんと大好き。
あとは～。。。苦笑


ただ一つだけ言えることは、
「パリに来たら何かある気がする」そう思って今回もやってきたけど、
本当に何かあるんだよね。
パリはいつでもわたしのターニングポイントなんだ。