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前回の続きです。

 

今は合格発表日が少し前倒しされているが私が受験した当時は3月15日に合格発表が行われるものとされていて、合格者の受験番号がホームページ上で掲載されるほか合格基準点や各問題の正答も合わせて公表される。

 

発表は当時午後2時に行われることで受験者がホームページに殺到するので(毎年約4万人)、発表直後はホームページが見づらくなる。

 

この日私は事業所に通所していて利用者さんや職員にも「いよいよですね」と言われていた。合格は確信していたがマークが段違いでずれているとどうにもならない。試験終了間際に確認しているが試験という緊張を伴う環境では絶対ないとは言い切れない。

 

午後2時になった。作業は5分間休憩になる。スマホで合格発表を見ようとしたが合格発表者の受験番号は見ることはサイトが混み合っていてできなかった。そこで合格基準点と合格率を見ようとするとアクセスすると見ることができたので見るととんでもない事実が掲載されていた。

 

合格基準点150点満点中105点以上の者(得点6割の基準を補正した)と書かれていた。これまで100点以上の得点で不合格になることはなかったので泣かされた受験生は少なくなかった。ツイッター(現X)でも恨み節も多く見られた。

 

中には大学生で国家試験に合格することを条件に内定をもらっている受験生も多くいて不合格が決まると内定取り消しで進路変更も余儀なくされる。中には無資格扱いにはなるが雇用してくれる事業主もいるとのことである。

 

後は私が受けた共通科目免除の合格基準点は67点満点中47点以上(得点6割の基準を補正)と記載されていた。こちらも例年にない高水準だったが、私が目標としていた50点までは行かなかった。私は自己採点で55点であることが分かっていたので合格出来そうだったが、つい、

 

「もし合格できなかったら明日ショックで来ないかも知れませんよ」

 

と言ってしまったが、みんな大丈夫ですよと言ってくれる。

 

 合格率は31.1%だった。これは例年並みで合格率が3割くらいになるように調整しているのではないかという声も聞かれた。問題は例年と比べて簡単だったと言う人もいた。それにしてもこの合格基準点は6割補正にしては高すぎる7割の合格基準点は後で物議を呼ぶことになる。

 

 もう登録証まで公開しているのでこのブログの読者は結果を知っている人が多いと思うが私の得点は予想より1点減って54点で合格が決まりホームページにも合格者受験番号の一覧に私の受験番号はあった。

 

 話は次回に続きます。