過酷バイト3連勤を終えて、
さあ、映画館へ、
グランドシネマサンシャイン池袋にて
 
バジーノイズ
 
 
予告編を見て、
主演の桜田ひよりちゃんが
交換ウソ日記 の時から苦手で
これはもう観に行かないかも、
と思っていたが
なんだかスゴい高評価じゃん〜
時間も合うし、と、
期待せずに出かけた(失礼さん)
 
マンションの管理人をしている若者、
清澄は自分の世界に閉じこもって
型通りに仕事をこなしては
夜な夜な自室で楽曲を作っている
 
街で拾ってきた自然の音をもとに
PCで音楽を作り出すという作業で
夢中になりすぎて近所から苦情が来る
 
管理人が苦情とは、
会社には最後通牒を突きつけられ
次にしでかせばクビで住居も退去させられる
 
そんな時に知り合った上階の女性潮は、
漏れ聞こえる清澄の音楽に惹かれていて
失恋の傷心から深夜に演奏を頼んでくる
 
今度苦情が来れば後のない清澄だが、
潮のために演奏を始めてしまう…
 
一般的なサクセスストーリーとは
どうも一味違っていて、
明るく突き抜けた素直な潮に
引きずられるようにして
自分の殻から外へと歩み出す清澄の、
成長記とも言えるし、
音楽ヒストリー的な味わいもある
 
なにしろ実際の音楽が沁みる〜
これ、好きだな、
全然違うんだけど、
デビッド・バーンの音楽を思い起こしてしまった
 
そしてそして、
あんなに先入観をもっていた
ひよりちゃん、ごめんね〜〜
すごくよかったよ
出だしこそ個性的な顔立ちに
なぜにこの子
そしてなぜにこんなに売れっ子…
と思ってしまったが、
話が進むにつれて、
もはや彼女でなくてはならない、
彼女でよかった〜〜
と揺るぎない思いを抱いてしまったのよ
 
もう一人の主役、
ってかこっちが主役か、
清澄くんの青白ぶりもよく
終盤の無茶な楽曲作りにも
なかなかの説得力を持たせていた
 
毎度毎度の余談だが、
バンドを売り出そうとする
潮の友達航太郎役が、
宮沢氷魚にそっくりと思ったのは
haha だけかな??
そうかな、そうじゃないかな、
とずっと最後まで悩ましかったし〜
ちなみに今更この井之脇海くんは
犬も食わねどチャーリーは笑う
とか、結構目にしていたはずだと知る
 
とにかく、
テーマの青も美しく、
速くいくには一人で、
遠くにいくには仲間と、
ってのは有名なセリフだが
いい場面で使って生きていて
セリフも綺麗…
 
あ、そうじゃなくって、
セリフが聞こえづらかったっっ
若い人のしゃべり方なのか
どうにも聞き取れないことが多く
これは聴力ではなく知力の問題か
 
最後の主題歌???
これも裏声になるとまるで解読不能??
字幕をつけてくれてもよかったよね…
 
でもでも良い作品で、
うるうるとしながら
かなり癒されたのは確かでありました〜〜
 
 
 

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