単に観光かも | 3~10分あれば読めるブログ

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鉄道写真と競馬が中心のブログです。何かに特化しているわけではないので、サッと読めるブログということにします。

 日勤だったが帰るのが遅くなってしまった。年度末ゆえ、たまった仕事というか放置していた仕事をやらざる得ないことになってしまい遅くなった。まだ終わったわけでもなく、3月中に終えないといけないのだが休みに出てきてまで、という気持ちもなく途方に暮れている。

 昨日の続き。金沢到着して駅舎を眺めて写真撮って。それだけでも観光しているようなもんだが、今回金沢に来た目的はサンダーバードに乗るだけではない。サンダーバードが敦賀止まりになる前に金沢に行く計画は昨年から立てていた。今年になってそれができないかも、という出来事があった。能登半島地震である。金沢市に親戚が住んでおり、あの地震で津波警報の出た地域に住んでいる。元日は本当に心配になったが、幸い津波もなく家も無事だったし親戚もケガひとつなかった。それで今回サンダーバードに乗ってお見舞いをしようと思い向かった。

 

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 昨日の最後に出した写真は金沢駅の東口。兼六園口ともいうらしい。そしてこの写真は西口。今の金沢駅の線路配置は線路5本くらいだが、地上時代はその倍以上あった。なので西口はこれほどの面積もなく、駅舎もなく東口に出て高架橋を渡って西に出る必要があった。やがてバス停はできたが、本数は東口に比べるとかなり少なかった。

 

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 ところが、今や西口は東口に負けない大屋根があるし、写真の通りヴィアインがある。ほかにも複数のホテルがあり観光するのに宿には困らない。ただ結構お高いらしい。ここから親戚の家に向かうわけだが、バスはいろんな方面に出ている。兼六園、湯涌温泉、野町、片町など。私が行く金石方面の案内があるか一応聞いてみたがなかった。金石はかつて北陸鉄道が走っていたところで、今もその代替バスの本数がそこそこある主要路線のひとつ。親戚の家はそこからさらに奥に向かうバスに乗る必要があるのだが、減便で時間が合わず金石行きに乗ることになった。

 

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 金沢駅には寄らずにJRを立体交差して行く路線。地上時代は道路がオーバークロスしていた。そのオーバークロスのあたりに中橋というバス停があり、それが金沢駅最寄りのバス停になっている。JR(もうすぐIRいしかわ鉄道)が高架になってからはそのバス停が近くなった印象。

 親戚の家には小学生のころからお世話になっており、バスで片町によく連れて行ってもらった。金石から親戚の家は遠い、とこの時まで思っており、金石に降りたときは「さあ歩くぞ!」と気合を入れなおした。中橋からこの金石までの運賃は330円。北鉄バスには金沢市内均一料金というのが存在していて、決められた範囲ではわずか150円(昭和60年ごろ)で移動できた。今は210円になっているようだが、子供心に150円は安くていいな~とうらやましく思っていた。

 

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 (プライバシーの都合上モザイクかけます)だがしかし。子供のころはここから徒歩で金石のバス停⁈というくらい長いと思っていたが、47歳になって20年ぶりくらいにここを訪れて歩くとわずか12分だった。写真手前は坂が下っており、実は海が左の方向。もし津波が来てたら水の速度がここで速くなっていたことだろう。無事で何より。

 親戚と再会してランチして、そこからあちこち連れて行ってもらった。47歳のオッサンだが子供のようになった。

 

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 石川県立図書館。非常に美しくてそして雄大な図書館である。残念なことに休館日で中は見れなかった。

 

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 国立工芸館。時間の都合上、建物には入れなかった。明治時代に建造されたらしく、名誉館長が中田英寿氏。

 

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 石川県立歴史博物館。元はなんだったか知らないが、このようなレンガ造りの建物が3棟ある。なんで金沢にあんなに行っていたのにこういうところには来なかったのだろうと思う。いや、子供のときに来ても何も面白くなかったかも。お見舞いに来たのにお昼をごちそうになり、あちこち連れて行ってもらい、完全に観光と化したお見舞い旅行だったがここから帰路に向かう。続きは来週。