戦争映画は苦手な部類ではあるけど
史実をあまり知らないもんで映画で知れるのは貴重。
なのでやっぱり観ないとあかんなと思いますわ。
好き嫌いはあかんね
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映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男」 
2011年日本映画128分


★★☆☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)


監督 平山秀幸
出演者 竹野内豊 唐沢寿明 山田孝之 井上真央 

 

1944年、太平洋戦争。サイパンをめぐりアメリカ兵と日本兵が激しく戦っていた。ところが圧倒的な軍備と兵を持つアメリカ兵に押され、日本軍はわずかな兵と民間人で山に立てこもることに。
日本兵を統率するのは大場大尉。玉砕覚悟だった彼が下した最後の決断は…。

 

 


淡々と進む映画でした。
変に家族愛だとか恋人だとかそういうお涙ちょうだい的な表現がなく、戦争映画にありがちな感情に囚われて玉砕するというのもなく、それでも個人個人の想い等も表現されていてなかなか良かった。
現実にあったお話らしいので余計に変な脚色されてなかったのが良かったのかも。
戦争の悲惨さなんかは伝わるけど、それを観る側に押し付けてないのは好感もてたな。
大場大尉の感情を表に出さないのも昔の日本人らしくていい感じ。

 

ただね、胸にせまるものはなかったし、泣けなかったし、ああ、そういう現実があったのか…と映像で知識を得たみたいな、そういう感想。
変に盛り上げようとしなかったのは良かったけど、へぇ~そうだったんだね~って思うだけだったな。
戦争って悲惨だ悲惨だという描写ばかりだと嫌になっちゃうし、感動話に無理やり持っていくのも嫌だし、子供が死んじゃうのも嫌だから戦争映画は観ないようにしてた。
でもこれはある種ドキュメンタリーだから大丈夫だった。
 

必死に戦って友達も家族も殺されて、はい、戦争終わったからね、って言われても納得できないわな。
それでも大場大尉という人はみんなの命を最優先に考えて最後は山を下りたわけで、すごい人だったんだなとは思う。
どれほど悔しくて情けなかっただろうね。
でもそういう感情すら淡々と描かれてたな。
過剰な日本人讃歌みたいだと嫌だったんだけど、そこすらアメリカの大尉が個人的に言ってただけやったから押しつけがましくはなかった。

 

太平洋の奇跡
 

竹之内豊は適役やったね。ハマってた。
アメリカ兵の大尉さんは日本語聞き取りづらかった。
そない日本語上手じゃなかった。
あまり流暢でも違和感あるからあれはあれでいいな。
 

戦争映画だけど押しつけがましくないさらっと事実を流した映画で見やすかったです。
でも映画館でお金払ってまではちょっと…と私は思いました。
ただ、自分のプライドとかそういうのを優先にしなかった大場大尉の決断はすんごくいいんじゃないかと(えらそうやけど)。
あとは唐沢さんのスキンヘッドっぷりがすごく良かった。
あんなワイルドにもなれるんやねぇ。
かっこよかった。



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