コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝結果
夏が終わりました。
3年間来なかった夏は、とても遠く、そして一瞬。
監督でありながら、急遽ライダーに復帰させて貰えたことに感謝。
最後の走行は、ライダーとしてけじめを着けるべく、自ら出走を提案させてもらいました。
これほどまでに長い1時間は、今だかつて感じたことがない、そんな時でした。
苦しく、辛く、少しの怒り、そしてチームにマシンを無事に届けたい思い…。
色んな感情や思い、監督とライダーとしての葛藤。
レースウィークの1週間よりも、ずっとずっと長い時間を走り続けていた様に感じます。
スタッフ達も疲労困憊。
パルクフェルメに戻り、バイクを置いてピットに戻った時、そこには誰も出迎えてくれるスタッフは居ませんでした。
ただスタッフ達はみな、撤収に向けて片付けをせっせと進める、その表情に笑顔はなく。
労いの言葉は口にしなくとも、誰もがそれを分かっている、そんな気がしました。
しかし、明日から…いや今日から何を考え行動するか。
これに尽きます。
来年の今頃には、誰がどんな立場でここに立っているんでしょうか。
Honda緑陽会熊本レーシング
総合42位、SSTクラス12位でチェッカーを受けるも、完走周回には届かず。