今回は朝原神社と瘡神社です。

これらは交埜神社の摂社でして、神社巡りの動画配信を始めて、しばらくは眼中になかったのですが、前を通った時に何だか凄い自己主張を感じたので、参拝しました。


朝原神社は猿田彦大神を祀るとありますが詳しいことは分かりません。

でも、お社は規模の割にちゃんとした作りで、へたなちいきのじんじゃよりも体裁が整っています。


そして、間に消防署を挟んで、瘡神社があります。

「くさがみさま」と呼ばれているようで、何で?と思いましたが、瘡(そう)が元々は「草」の字だったようです。


こちらの神社の創建にはドラマがあります。


太宰府に流される菅原道真がこの地を通るときに、乗馬が死んだのですが、埋葬されたところに藁草が生えたところから、くさがみさまと呼ばれるようになったとか。

草の漢字がいつの間にか瘡に変わって、今では皮膚病にご利益があると言われています。

ご利益ってそんなことで決めても良いのですかね?


こちらの神社、お社は朝原神社に比べるととても簡素です。

と言うか、本殿がありません。

よく観察すると、お社の裏に池があります。

調べてみると、この池が信仰の対象だったようです。


交通量の多い道に面してありますが、この池は水は枯れていましたが、なんとも言えない雰囲気を残していました。


どちらとも、単独の神社として、お詣りしても良いよな、と感じた私です。