22)撥水性塗料の仕上げ | 木の家散歩

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木の家の設計監理経験豊かな建築家・山中文彦と木材産地、職人技術者のネットワークにより、夢の木の家を造る「木の家づくりネットワーク」のブログです。自然素材を活用し、家族と環境に優しい、本物の木の家をCM型施工管理システムによるリーズナブルコストで実現します。

サンディングを丁寧に行った後は、仕上げ塗装です。

 

今回使用するのは初めての塗料ですが

事前にサンプルで試し塗りを行って確認しています。

 

前回の自然塗料が多く残っていると、木材の中に

浸透しないので、塗装できないからです。

 

まずは玄関周りです。

 

 

以前よりも色が濃くなりましたが、うっすらと無垢の杉の

木目が見えています。

 

雨のシミ跡もわからなくなりました。

 

 

格子とその両側の柱や上の水平の梁も綺麗になりました。

 

植栽の緑と調和しています。

 

 

勝手口の格子フェンスも、以前のものとは別のものの様に

新しく仕上がりました。

 

 

今回使用した塗料はシリコン系の、水性塗料です。

 

水性ですので、揮発性加工物や臭いの強い溶剤は

使っていません。

 

また、シリコンにより、水をはじき、木材の寿命を向上させます。

 

かつ、中からの湿気を外に放出することもできるため

木材の呼吸も妨げません。

 

ただし、施工説明書に記載された量をきちんと塗らないと

効果が発揮できません。

 

やはり、何事も、施工管理と職人さんの技、誠実さが

あってこその品質ですね。

 

 

 

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