ちょっとかわいそうだった7歳の誕生日 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

 

 

3月半ば。

 

ピピウ、無事に7歳の誕生日を迎えることができました。

 

 

 

7歳児にしては小さい方ですが、1000gで生まれたことを考えると本当に大きくなりました。

 

 

7歳の誕生日プレゼントはサファリパークでキリンやライオンやトラを見ることだったのですが…

 

 

ダンナの腰痛のため、行けず…ちょっと不満

 

 

 

サファリパークへ行く予定だった日の前日にピピウに話したんです。

 

「今、バッボ(お父さん)、ベッドで寝てるでしょ?

腰が痛いんだって。

立ってられないくらい痛いんだって。

だから、明日はサファリパークに行けないわ。

約束してたのに、ごめんね。」

 

と。

 

すると、

 

「えー…。」

 

と言ったあと…

 

「いいよ、いいよ、また今度でいいよ。」

 

と。

 

 

「ありがとう。

でも、サファリパークはピピウへの誕生日プレゼントだから、絶対に連れて行くからね。

約束。

ただ、明日連れて行ってあげられなくて、ごめんね。」

 

「いいよ、いいよ。

マンマ、もう“ごめん”って言わなくていいよ。」

 

と、ピピウ。

 

 

 

7歳になると、いっちょ前のことが言えるもんですキラキラ

 

基本的に聞き分けのいい子なので、助かりました滝汗

 

 

約束はまだ果たされていませんが、必ずサファリパークへ連れて行きますよ!

 

 

 

 

 

 

ピピウの誕生日当日、ケーキを焼きたかったのですが、それを焼いている時間さえなく…

 

ピピウが選んだチョコタルト、それだけでは上が寂しげだったので、いちごでデコレーションをして、義父母の家にみんなで行って食べました。

 

ろうそくの火を消すときは、ピピウリクエストのクラッカーを鳴らして🎉

 

 

ピピウは義父母からプレゼントにお小遣いをもらい、でも、7歳のピピウは現金は嬉しくない訳で、そのお金を持たせて、すぐにおもちゃ屋へ行って、好きなおもちゃを買わせました。

 

 

そして…

 

 

ピピウの誕生日の晩御飯のリクエストは…

 

 

 

実は…

 

 

マクドナルドのハッピーセット!

 

 

去年の夏、ローマへ行ったときにマクドナルドデビューしたピピウですが、その時に食べたのはポテトとファンタオレンジ。

 

それからマクドナルドへ行くことはなく、ピピウも行きたいとは言っていなかったのですが、誕生日にマクドへ行って、ハンバーガーが食べたいと。

ハッピーミールを注文したいと。

 

 

ダンナはこんな顔してました→滝汗

 

 

 

 

が。

 

 

 

「そこまで行ってみたいと言うのであれば…。

行こうか…💧」

 

と、ダンナも覚悟を決め、サファリパークの帰りにマクドに寄って食べて家に帰る予定だったんです。

 

 

でも、サファリパーク行きもなくなり、椅子に座っていられないという状況のダンナと外食は無理。

 

 

なので、もう一つのピピウのリクエストのマクドさえ、誕生日には叶えてやれませんでした💧

 

 

 

料理している時間もなく、結局…

 

中華料理のテイクアウト中国笑い泣き

これも久しぶりに食べましたよ…。

 

 

 

 

ピピウは中華のテイクアウトは初めて。

 

ピピウと一緒にお店に行って、注文して、お持ち帰りしました。

 

 

 

誕生日に限って、このご飯て…💧

 

と母親としては大変ピピウに申し訳なく思ったのですが…

 

 

「マンマ、これ、お家がレストランみたいだね!」

 

 

と、いつもと違う晩御飯の形式が気に入ったらしく、

「美味しい!」

と言って、チャーハン、焼きそば、春巻き、餃子を予想以上にたくさん食べました。

 

 

 

 

ピピウが寝る前、ピピウに

 

「今日はピピウがしたかったことをしてあげられなくてごめんね。」

 

と、ピピウに言うと、

 

「いいよ、いいよ。

クラッカーがパーン!🎉っていうのが面白かったし、

おもちゃも買えたし、

中国料理も美味しかったよ。」

 

 

 

 

そう言ってくれると、

マンマの心は救われる笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、7歳の誕生日はちょっとかわいそうな誕生日になってしまいましたタラー

 

でも、学校にもケーキとジュース、ろうそくを持って行き、クラスのみんなに祝ってもらえたようで、嬉しそうにクラスメイトと写った写真が、担任の先生からクラス代表の保護者を通して届きました。

 

 

 

 

 

7歳。

 

 

ピピウが生まれた当時は7歳のピピウを想像できませんでした。

 

育つのか?

生きられるのか?

どういう状態で生きられるのか?

 

そんな子が、7歳です。

 

イタリアの小学校に通い、日本語補習校にも通い、周りと比べるとスローペースではあるものの、ピピウのペースで確実に育っています。

 

 

これからも、ピピウのペースでいいから、大きくなーれ!

 

 

 

 

 

生まれたときは、どうなるかと思ったけれど、

多くの人たちのおかげで、こうして育ち、普通の生活が送れています。

 

頑張った(頑張っている)ピピウに感謝。

 

ピピウの成長を支えてくれている、多くの方々に感謝。

 

 

7歳のお誕生日、おめでとう。

 

今のピピウでいてくれて、ありがとう。

 

よく怒るマンマだけれど…

あなたの成長には心から満足しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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