本とパンのあるくらし

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映画「オレンジ・ランプ」

2024年05月12日 | 映画
友人の勧めで知った映画「オレンジ・ランプ」を観てきました。
若年性認知症となった丹野智文さんの実話を元にした映画です。
   
   

認知症と診断された晃一。
トップの成績を誇る営業マンで、まだ39歳なのに…なぜ…。

絶望するも家族や周りの人たちの支えを受け、彼なりに自分の生きる道を模索していく。

   

晃一のことを心配しながらも明るく前向きにふるまう妻。
辛いだろうに、優しく強い。
妻役の貫地谷しほりさん、夫役の和田正人さん、ふたりの演技が自然体で本当の家族みたいに見えてきた。

認知症になったらもう終わり…じゃないのですね。
この映画を観て、そう思いました。

映画のモデルとなっている丹野智文さん。
認知症になっても仕事を続け、ボランティアや講演もされているとのことです。

   

映画は(公社)認知症の人と家族の会 京都支部の主催。
認知症はけっして他人事じゃない、一人で悩みを抱え込まず周りの人達を信用し頼ることが大事ですね。

「思いやりのともしび」
映画の中で心に残った言葉です。

心にポッとオレンジ色の光がともるような映画でした。

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