CLANNADよりも泣けて感動するアニメ10選 第3位 こばと。 | 隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

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人には他人には言えない趣味があってもいいじゃないですか。社会的な地位、ご近所様に対する世間体。本当はそんなくだらないことにとらわれたくないけど、やっぱり気になるから人には言えない。だからブログで懺悔します。実はKeyで涙腺崩壊するのが趣味なんです。

CLANNADの風子回より泣けて感動するアニメの紹介です。

 

ここからは☆5の作品です。

 

第三位は「こばと。」です。え?何それ?と思う方も多いかと。知名度が低く、子供向けのアニメと認識されています。それゆえ、最後まで見る人はほとんどおらず、全く知られていない作品となっています。

私も最初の1話で「こりゃだめだ」と切ろうとしました。

 

しかし、最終盤の破壊力はとんでもない攻撃力を誇り、アニメ史上屈指の大感動を引き起こす作品です。

 

主人公はなにやらいわくつきの女の子。そして、口うるさく口の悪いお目付け役のぬいぐるみ「いおりょぎ」さんと行動を共にするこばと。彼女は行きたい場所へ行くため、人間の傷付いた心を癒すことで得られる、「コンペイトウ」をビンに詰め一杯にすることが目的。時々かわいらしいうしゃぎさんがメッセージを届けに来て、こばとの道しるべをする。

 

また、花澤香菜の歌声がすばらしく、普通に見ても心洗われる作品です。第1話の満開の桜並木で花が散る中「あした来る日」を歌う姿は圧巻です。そして、これが最終話の伏線になっています。

 

まだ見られていない方は以下の動画サービスがおすすめです。

 

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以下ネタバレ編です。

まだ、「こばと。」を見られていない方は以下は読まないことをお勧めします。人生の大切な何かを失います。

ぜひ、見られてから読んでいただくことを強く推奨します。

 

 

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ネタバレ編

 

 

 

 

 

『Kanon以上の一発大逆転を起こすハートウォームな名作』

 

19話あたりで物語の背景がわかりだします。いおりょぎさんは別の世界で悪さをしてこばとを巻き込んで殺してしまう。巻き込まれたこばとは1年間の猶予で金平糖を集めることをうしゃぎさんから要求されます。金平糖を満たさなければ死んでしまい、みたすと「行きたい世界」に転生できます。

 

しかし、19話あたりからこばとは金平糖集めを行わなくなります。なぜなら、「行きたい世界」この世界だから。どこにも行きたくないから。

 

そして、23話、24話で圧巻の想定外の展開が行われます。

 

23話

 

いおりょぎ vs うしゃぎさん うしゃぎさん圧勝。

 

冷徹な性格をうしゃぎさんがここで見せます。実はこばとは天使で傷ついた心をいやし金平糖をいっぱいにしないと消えてしまう運命。結局金平糖はためられず、その試験に不合格となるこばと。

 

しかし、藤本が想いを打ち明けてくれ、ここで大きな金平糖が手に入り試験合格。

 

これで普通はハッピーエンド。

 

しかし、試験が合格したことによりこばとの願いである「行きたい世界」に強引に連れてかれてしまう。この世界にとどまりたいだけなのに。

 

「これじゃまるでのろいじゃないか!」

 

さけぶ、いおりょぎを無視してうしゃぎさんはこばとを天に連れて行く。

 

そして、藤本と、その周囲の人から記憶を奪い、写真からもこばとの記憶を消す。

 

まるでまどまぎのきゅうべいのような仕打ち。

 

が、だれかが金平糖をひとつ藤本のポケットに入れる。

 

24話

 

藤本をはじめ周囲の人がこばとを忘れ去ってしまう。

ただ、藤本は何か失ったようで違和感を感じている。

 

よもぎ保育園も復活に向かい始める中、ときが止まったままの藤本。

そして、初冬の雨の日に偶然上着から金平糖を見つける。

そして、こばととの思い出をすべて思い出す。

 

こばとを知っている人を探しまくる藤本。しかし、だれもこばとを覚えていない。

 

最後に琥珀に出会い、こばとの試練のことを知ります。そして、道を歩き続ければ必ず再び出会えると諭されます。

 

月日は流れ、藤本は弁護士になり弁護事務所につとめます。

 

遺産相続の手続きの依頼を受けた藤本は地方の旧家に行く。古い洋館、きれいに整備された庭。

ピアノを見つけた藤本はこばととの思い出に浸りながら「あした来る日」を弾く。

 

そこに、「あした来る日」を歌う少女がやってくる。

 

もう、ここら辺から涙が止まりません。

 

「弁護士事務所の方でしたか、どうも初めまして」

 

少女は明るい顔で挨拶する。初めてということはこばとではない。少なくとも記憶はない。でも、「あした来る日」をなぜか知っているという。

 

「見つかるといいですね」少女は明るく言う。

 

そして、藤本は最後に金平糖を少女にわたし、もう一度「あした来る日」を歌ってもらうようリクエストする。

 

快諾する少女。

 

そして、歌う途中、少女はすべて思い出す。

 

金平糖をポケットに忍ばせていたのは、いおりょぎ。

 

いおりょぎさん、百点満点どころか千点満点です。

 

いおりょぎ vs うしゃぎさん いおりょぎさん圧勝です。

 

「あした来る日」は何度聞いても感動します。

 

 

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