偽・乱筆記~himagine~

偽・乱筆記~himagine~

当たり障りのない日常の日記や雑記の類です


 

アイルトン・セナが死んだのは
私が大学に入学してすぐのことだ。
朝、家を出る時に
事故の報道を観ていたが、
生死まではまだ分からなかった。
学校でもその話題で持ち切りで、
学校近くに住んでいて
直前のニュースを観ていた下條から
セナの訃報を知ることになったが、
その事故は友人知人が居なくて
まだキョドっていた同級生どうしが
話しをするきっかけになり、
それで私にも多くの友人ができた。
“ここから人生をやり直すんだ”と、
その時はそう無邪気に思っていた。
まだ青かった春の日のことだ。
あれから30年が経つ。






【蛇足】
生きてる間に天地茂の明智小五郎シリーズをコンプリートしたい!
アマプラでやって!w


 

私の春の風物詩
日本には“年度”という概念があり、
3月末を社会的な節目としている。
それで4月になると
進級、進学、就職、昇進、転居など
生活に変化が訪れる人が多いが、
私はすっかり出世コースから
完全に外れてしまっているので、
社内でのおめでたい話には
すっかり縁が無くなっていた。
私自身ももう10年くらい前から
転職を考えるようになり、
この会社で身を立てていこう
という気概を無くしていたので
どっちが先と言うわけでもないが、
然るべき結果なのだ。
今では転職するのも面倒になり、
定年まで会社にしがみつく
老害な戦術に方針を転換している。w



 

 

 

【蛇足】
モスのスパイシーチリドッグが好きなんだが、w




人生とは不確かなもので、
その時点になってみないと
分からないことなんか無限にある。
裕福な家庭に生まれながら
後に不遇な半生を送った人も、
逆に逆境から這い上がり
後に幸福な半生を勝ち取った人も
少なからずは居るだろう。
姓名判断に拠ると私の運命は凶運で
前半生は悪運に苛まれやすいが、
晩年期は大吉運で金運にも恵まれ、
豊かで恵まれたものになるらしい。
私はここまで不幸続きで、
途中経過はどうやら当たっている。
馬鹿が勝手に名付けた
大嫌いな恥ずかしい名前だが、
そんなことなら長生きしなきゃ
全然割りに合わない。





【蛇足】
ポケットメイトを再販してほしい!w

 

私の不注意で昨年買ったばかりの
鈴木英人の描いた海の絵が
背中にプリントされている
お気に入りのTシャツに
コーヒーをこぼしてしまった。
白地なので染みが残るのではないかと
心配しつつも翌日洗濯したところ
この経緯を知らなければ
気付かない程度ではあるが
知っている当人がよく見れば
やはり薄っすらと分かってしまう
痕跡が残ってしまった。
とても大好きなものだから
これからも使っていくつもりだが
ずっとこの痕跡を意識していく
ぎこちない関係に
なっていくのだと思う。

 

 

 

 

【蛇足】
子供のバイト先にヘラヘラした顔して
のこのこ来る親は馬鹿!w

 




1990年代以降は現在に繋がる
デジタルの時代のイメージがあるが、
1980年代以前はアナログの時代で
そこで時間の流れが
一度断絶しているような
時代の大きな節目を感じている。
そして私は90年代くらいまでは
同世代との社交の意味合いもあり、
所謂“流行”と言われるものに
少なからず関心を持っていたが、
社会人になってからは人間関係が
次第に廃れていったこともあり、
他人を気にしなくなったら
私にとっても馴染みのない
80年代以前に出た本ばかり読んで、
その時代のロックやジャズなんかを
選り好んで聴くようになった。
同じ世代でも話題が合わない。w





【蛇足】
3分程度出てきてすぐ終わる
ロボットと巨大敵の闘いは
戦隊シリーズに要らない!



 

新聞配達をしながら
大学浪人をしていた頃に
代ゼミの驚異の現代文の授業で、
“読書”は文字を頭の中で
形而下に変換する活動なので
脳の刺激になりボケ防止になる。
という余談を聴いて感化された私は、
手始めに安い文庫本を読み始めた。
通学の電車の中で読む時に
他人に表紙を見られるのが嫌で
確か渋谷の東急ハンズで
茶色の革のブックカバーを買った。
その表紙の部分には格好つけて
バスキア気取りで緑色のポスカで
“My favorites”などと落書きをした。
それから所謂社会人になってからも
本を読む習慣は長らく続き、
果してそのブックカバーは
四半世紀以上経った今でも
なんと現役で使っている。



 

新聞配達と予備校の日々。


 

浪人時代、大学卒業後は
“予備校の講師になりたい”
と思っていた。
初めて明確に抱いた
将来の夢、目標だったが、
他人に誇れるほどの学力は身に付かず
滑り止めのつもりで受けた
偏差値50ちょっとの八流大学に
合格するのが精一杯で
事実上その夢は潰えてしまった。
それで将来のことは
それからの4年の間で改めて
ゆっくり考えるつもりでいたのだが、
親がたったの1年で
「2年目の学費が払えない」
とか言い出した。
「それ気付いたの最近かよ!?」
とも思ったが、
ちょうどその少し前に
兄が起業するとかで親からも
方方の親戚という親戚一同からも
借金しまくっていたとかで、
どうしても捻出できなかったらしい。
じゃあ、その兄に頼めないのか
という考えもあるだろうが、
それは円満な家庭ならの話で、
嫌悪は全てに勝る感情なのだ。
そんな奴らのせいで
私がそこからさらに3年間、
新聞配達を続けて
苦労してやるつもりはさらさら無く、
結局退学することになった。
仲の良い友人も沢山できたのに、
それまでの全てが台無しになった。
馬鹿の家に生まれると
本当に嫌な思いばかりする。






【蛇足】
今つべでバトルフィーバーJを観てるんだが、
変身ポーズがいちいち無いのが好感!
あと初代ミス・アメリカが好きすぎる!w

あけましておめでとうございます
今年も宜しくお願いいたします

2023年も無事に終えることができた。
私にとっては忙しすぎる職場で、
毎日へとへとで私的にやりたいことが
あまりできていないのが
些か心残りではあるのだが、
無能な私が続けられる仕事に
ありつくことができただけでも
有り難いと思って
これからも生活維持を続けていけるように
明けて迎えた2024年を迎え撃つべく
これまでの反省と対策をしていこうと思う。


【2023年の反省】
昨年は下記の2つを目標ってほどではないが
やるべきこととして計画していた。

『AFPの資格更新』
→更新済み。目標達成!

『健康診断時の体重を60kg未満にする』
→63.9kg。目標未達成!orz
尚、昨年異常値だった尿酸値は要観察程度に収まった。
…と、1勝1敗の結果だった。

ボディメイクが上手くいってないのは
運動量の不足というよりも食事量の過多が要因だと考えられる。


【2024年の目標】
さて、では2024年の目標だが、

継続案件のボディメイクは、
前年に引き続き60kg未満を目標値とする。

それともう1つだが、
今年は資格の更新が無い年なので、
昨年から少しずつ始めていたのだが、
買ってから読まずに溜めていた文庫本を断捨離したいので、
先ずはその前段として“年間で12冊読破”をしようと思う。
最初“25冊”と書いたが今の生活に当てはめると、
忙しすぎてあまり時間も無い気がしたので月1冊換算とした。
先ずは手の届きやすい目標から攻略していって、
さしあたりは生活の中に読書の習慣を
再び定着させるのを裏目標とする。
定性的な目標になるので達成したかは
年末時点での体感で判断する。

さらに今年は第3の目標を掲げることとする。
昨年はMastodonで乱筆の草稿みたいな
短い文章を書き留めるようにしていたら、
執筆活動がまあまあ面白くなって習慣化してきたので、
短文でもいいので乱筆を10篇書き遺そうと思う。

2024年の目標、というか予定は、

『健康診断時の体重を60kg未満にする』
『文庫本12冊を読破する(&読書の習慣化)』
『エッセイ風駄文10篇を乱筆する』

の3つだ。


【2023年の世相予測の振り返り】
先ず2023年がどんな年になるかを
下記のように予測していたのだが、

『世界が親露派と反露派とで冷戦の様相になる』
→なってるのかもしれんが、
思っていたほど顕著な現象にはならなかった。
どちらかと言えば膠着して長引いてることで、
世論の関心は薄まり、悪い意味で飽き始めている。
大きな動きがないと報道も少なくなり私も関心が薄まっている。
だからこの予想は『ハズレ』と言うよう。

『大納会の日経平均株価終値は25000円』
→33,464.17円。
いや、こんなに上昇するとは思わんわ!?
バブル後の最高値を想像できた奴いるのか!?
実態経済は大して上向いてもいないだろ!?
株価は期待感より不安が先立って
一昨年よりも下がると見越した私の予測は見事に『ハズレ』た。
まぁ、毎年ハズしてるが、w


【2024年の世相予測】
2024年はどうなるかというと、
アメリカでは大統領選があり、
世界の戦乱を背景に鷹派の共和党トランプが
大統領に選出されるのでは?と思っている。
にしても、オバマの後は大統領選にエントリーするのが
老人ばかりで人材不足なのでは?とも思ってしまう。

あと日本でも衆院選をやると思う。
日本も人材不足で自民党、公明党は
カルト宗教の組織票がある程度支えるものの
浮遊票が離れて議席を減らし、
保守寄りの維新、参政あたりが躍進すると思っている。
左翼政党は、信者の多いれいわが幾らか善戦するものの
他はいつもどおり苦戦するでしょ!w
政治は大勢のためにされるべきなので、
少数派の利権が公約の左翼政党を支持する人も少ないだろう。
そんな感じで『日米ともに保守寄りの政党が躍進する』
と思っている。

2024年大納会の株価は今の高値が異常値だと思っているので、
少し下げて『32,000円』くらいで落ち着くと予測している。

まとめると、
『日米ともに保守寄りの政党が躍進する』
『大納会の日経平均株価終値は32,000円』

2024年はこんな年になる!…と思う。w



【蛇足】
新成人へ
私の経験上、最も頭の狂ってる世代は
既に定年を過ぎてるので、
君たちが出会うことはない。
社会人になって屑みたいな奴に出会っても
そいつはわりとマシな方だからな!?w



今年はいつまでも暑い日が
続いてきたが、
11月を過ぎた頃からは
さすがに冷え込んできた。
ようやく外をジョギングできる。
週末の午後、いつもの公園に行き、
腹の脂肪を燃焼すべく走り始める。
銀杏の大木は今だに
艶やかな黄々しさを魅せていたが、
紅葉はもう落葉に変わりつつあり
冬の気配を感じさせていた。
冷たい筈の北風も熱く火照った身体を
程よく冷やしてくれるので
寒さよりも心地良さを感じる。
だから今の時期は外の方が
ジムで走るよりも長く走れる。
夕方の4時から5時にかけては
陽の落ち方が尋常でなく早い。
僅か1時間の間で昼から夜へと
空の色が藍色に変わっていく。
夕闇の中で頬を撫でる風だけが
ずっと変わらず気持ちいい。
そうは言っても
足元も見えないくらい暗くなったので
さすがに家路についた。



私の家は慢性的に散らかっている。



とにかく買ってから
読んでない文庫本が沢山有って
幾つもの山を形成しているのだ。
腹が出てくるまでは読書と音楽鑑賞が
私にとっての至上の趣味だったが、
しばらく興味が遠ざかっていた。
それを少しずつでも片付けたいので
最近は家に居る時、
意識して本を読むようにしている。
今は片岡義男のエッセイ集
『すでに遙か彼方』を読んでいる。
だいぶ前に古本屋で見つけた
昭和60年の初版本だ。
雪印のアイス『リーベンデール』の
広告のしおりが時代を感じさせる。
すっかり陽に焼けて薄っすらと
茶色くなった頁をめくると私は
不甲斐無い今の時間を抜け出して、
まだ将来を見据えて
上を向いて生きていた
若かりし頃の時代に
逃避行をしている。





【蛇足】
2023年は13篇の乱筆を
描くことができた。
期せずして乱筆活動復活の年になった。
その理由はTwitterがバカCEOのせいで
実名登録制になるかもしれない
という報道を観て、
昨年末にMastodonの垢を作って
そのまま放置していたのだが、
使わないのは勿体無いと思って
乱筆の元ネタになりそうな
さらに短い乱筆を
そこに書き残すようにしていたのだ。
そしたら執筆活動が
久々に楽しくなってしまった。
報われない人生だがこんな感じで
まあまあ楽しく生きていられるのを
先ずは良しとしよう。
それでは皆さんも良い年を!w

 


ミュージシャンのKANが
亡くなったという報道を観て
学生時代を少し思い出した。
その頃は私にもまだ友人と
呼べるような人が少なからず居て、
同級生の大川君に
『ツルモク独身寮』という漫画を
読ませてもらったのだが、
その主人公の後輩で
青森から東京に出てきた
真面目な青年が家庭の事情で
実家に帰らなければならない状況で、
仲間たちとの思い出を回想しながら
東京での生活を名残惜しんで
ウォークマンで聴いていたのが、
KANの『東京ライフ』
という曲だった。
そのシーンが私にとっては
とても印象深いものになり、
憧れの“東京”を象徴する曲として、
私のウォークマンにも入っている。

 

 

 

 

【蛇足】
膝が痛いから走るよりも泳ぐ運動を増やそう。
もしくは早歩きくらいにしよう。

 


 

最近は会社の仕事が忙しすぎて
帰りが遅くなった夜は、
最寄りに開いてる飯屋が無いので、
2つ隣の駅で降りて
遅くまでやっているラーメン屋に
立ち寄ることが多い。
そしてその帰り道は、
わざと入り組んだ住宅街の裏道を
くねくねと遠回りしながら
帰ることにしている。
道すがらに建ち並ぶ建物を見ては、
豪邸のような戸建ての部屋明かりを
羨ましく妬ましく思ったり、
昔ながらの古びたアパートには
その佇まいに風情や親近感を感じ、
この家に住んでいたら…などと、
頭の中で架空の人生を想像するのを
密かに楽しんでいる。

 

 

 

 

【蛇足】
最近さすがに寒くなってきた。
それだけで出不精になってしまう。