せんぺいとせんべいの違い | 食べる喜び 食べる楽しさを 健康とともに!(change!change!change!を改めました)

せんぺいとせんべいの違い

九十九島せんぺい


どうやろ?



質問サイト


ソチラから

これ2006年


せんぺいって

こちらは2016年


日経新聞にも載ってた

そうなんだ

こんなのにも載ってた


さてと


米菓類の定義はあって


  • うるち米、もち米、うるち米粉、もち米粉を主な原材料とした生地
  • うるち米粉などを原材料に含む生地を焼く・揚げるなどをして製造し、あられ、せんべい、おかき、その他の「米菓」として販売するもの
  • せんべい・あられ等にピーナッツや干魚を混ぜて袋詰めしたもので「米菓」と称して販売するもの 

ということで

食品表示法に関するまとめから

食品表示法3条によると


(基本理念)
第三条 販売の用に供する食品に関する表示の適正を確保するための施策は、消費者基本法(昭和四十三年法律第七十八号)第二条第一項に規定する消費者政策の一環として、消費者の安全及び自主的かつ合理的な選択の機会が確保され、並びに消費者に対し必要な情報が提供されることが消費者の権利であることを尊重するとともに、消費者が自らの利益の擁護及び増進のため自主的かつ合理的に行動することができるよう消費者の自立を支援することを基本として講ぜられなければならない。
 販売の用に供する食品に関する表示の適正を確保するための施策は、食品の生産、取引又は消費の現況及び将来の見通しを踏まえ、かつ、小規模の食品関連事業者の事業活動に及ぼす影響及び食品関連事業者間の公正な競争の確保に配慮して講ぜられなければならない。


ということで

勝手に名称をつけて消費者に誤解させるようなことは本来NG



せんべいという名称は焼菓子でもあるけど、米菓につけるもの

これが筋かもね


だから

もしかしたら昔は

米粉で作っていたのに

手に入りにくくなり

小麦粉を使って

それまで通りの名称を

使うのは心忍びない

そう思い

せんぺいにした

かもね


今や

正式な名称は正しく書かなければ

法に触れるから

裏面には正しい分類に基づいた名称で

書かれている食品はいっぱいあるけど

そんなことお構いなしに

名付けられた食品いっぱいあるのに


せんぺい

という名称には

昔の人の良心が感じられるなぁと

思いました。

それか

せんべいに似せて売れるように計ったか?


栄養成分表におけるせんべい


せんべいの定義がある以上

米粉ではなければ

せんべいを名乗ると

誤解を招く表示




せんべいと言わない

という逃げ方ですね

この感覚の中で育つと

京都とかで

せんべいと言って

小麦粉のものが売っているのは

気になるよねと

京都に行くと

実は

なんで小麦なのに

せんべいって書くの?

お茶席のせんべい

など

いっぱい見る


こういうことをいっぱい見るたび

売れるように名前ついているとしか

思えないけど


せんぺいって

いつからついたのかなぁ


九十九島せんぺいの

せんべいからせんぺいに変えた話を

信じて思うことは

きっと食感も味も違うだろうって

それまでも売っていたなら

その土地のお客さんはわかっていると思います


せんぺいがせんべいに

戻るのを期待するより

意外と小麦粉でつくっている方がいいと

思ったのかもしれませんね


実際はどうなんでしょ?