2012年に旅した記録です。
(長~い階段)
(五重塔)
羽黒山の三神合祭殿に来るには、
麓から2446段の2kmの及ぶ階段を、
一の坂、二の坂、三の坂と登ってくるのが普通であるが、
この階段を登るには年寄りには厳しかろうと、
旅行社が前もって組んだ計画が、
バスで最初に羽黒山頂のバスターミナルへ到着、
そして、三神合祭殿に出る、であった。
参拝後、バスで山を下り、
羽黒山への入り口、出羽三山神社への石の鳥居をくぐり、
その後ろにある古風な随身門をくぐり、
恐るべき長が~いの階段に沿って、
祓川(はらいがわ)を神橋で渡り、右手の祓川神社を横に見て進む。
(出羽三山神社の石の鳥居)
(古風な随身門)
(祓川を渡る神橋)
(橋の向こうに見える祓川神社)
(祓川神社後ろの須賀の滝が見える)
祓川神社の後ろにある滝、須賀の滝は、
江戸時代に遠く月山から水を引いて造られた。
階段をしばらく進むと、左手上の奥に五重塔が見える。
(五重塔)
出羽三山神社によると
【国宝五重塔は、1050年ほど前の承平年間に、
平将門の建立と伝えられる。
長慶天皇の文中年間に再建(約620年前)。
慶長十三年出羽守最上義光が修造し今日に至るとされる。
-中略
昭和四年国宝に指定され、素木(しらき)造りの柿葺(こけらぶき)、
釘一本使われていない。】
高さ24mほどあり見事なものであり感動した。
(2446段の階段の始まり、この先一の坂へ続く)
階段はこのあと続いて、一の坂、二の坂、三の坂となるが、
時間が合って休み休みならともかく、年寄りにはこれ以上無理と言うもの。
階段を下って随身門近くは、上り階段となる。
随身門を出るとここ羽黒山へは、
芭蕉が来た事を示す案内杭が立てられている。
「奥の細道芭蕉翁来訪の地」と白地に黒々と書かれている。
羽黒山で、芭蕉は、
・涼しさやほの三日月の羽黒山
の句を残している。
(芭蕉来訪の地の看板)
駐車場にバスを止めて、五重塔まで歩いてリターン
戻ってバスで三神合祭殿へのコースでした。
見覚えのある写真で楽しく拝見させてもらいました。
しかし行く人は高齢者が多いですから、
旅行社もいろいろ考えるのでしょうね。
靴を履いていても難関でしょうね。
旅の草鞋は、普段履く草鞋とは違って、
かかとに紐のある草鞋だと思いますから、
それほどでも無いように思えます。
子供の頃 草鞋で山の中を駆け回った経験から・・・