2011年3月11日、午後2時46分に発生した東日本大震災から、早いもので13年が経ちました。
主に津波による甚大な被害が三陸沿岸を中心に広範囲に発生、多くの人命が失われたこと、また相当な物的被害があったことはまだまだ記憶に生々しく残っています。
確かに公共交通機関やインフラはおおむね復旧・復興しました。鉄道路線も復旧、あるいはBRTという形での運行となりました。そのBRT専用道も、気仙沼線BRTは既に整備完了、大船渡線BRTもきたる今月のダイヤ改正により気仙川橋梁の復旧・供用開始をもって整備完了となります。
しかしながら現在もなお福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域の存在などなど、まだ復旧・復興が完全であるとは言えない現実もあります。
もう13年も経過し、また今年は能登半島沖地震が正月早々に起きるなど、このような日でもない限りこうした東日本大震災について意識することはなくなってしまったのが正直なところです。2011年当時は計画停電もあり、また車両部品や医薬品などの工場が被災して西日本でも影響が出たこともありました。
それでも、あの時の教訓が生かされればという点では、忘れてはならないことでしょう。
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