米国人では、大量飲酒は何種かのがんリスクを上昇することが知られている。


 ハーバードTHチャン公衆衛生大学院のYin Cao氏らは今回、少量~中等量の飲酒(女性1日1杯、男性1日1~2杯)により、有意差はないものの発がんリスクがわずかに上昇することを確認した。


 一方で、喫煙と独立した飲酒の役割は明らかになっていない。


 米国では非喫煙者が増加しているが、先行研究で喫煙は、飲酒ががんに及ぼす影響を部分的に促進する可能性があることが示されているものの、非喫煙者に喫煙者に関する知見をそのまま当てはめることはできないという。

  (ケアネット医療ニュースより)


◎飲酒は少量でもリスク上昇とは?なかなか難しいですね。