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テクニカル分析手法の仕上げ(続編)

2024-04-29 08:39:43 | テクニカル分析
先日の記事に対して、さらなるチューニングを施しておりますが、以前にも採用したことのある、9日と14日のRSIの前日比での対比方法が、特に寄り付きでの売買判断に意外と影響を与えていることを、再度認識するに至りました。

これはデイトレにおいて威力を発揮すると思い直し、エクセルの個別シートと、それを集計した「変化点監視表」に手を加えることとしました。

そのポイントを以下に記します。

1.過去3日間のRSI(9日と14日)の推移を見ます。

2.14日と9日のRSIの3日前のデータから、下記のデータ変遷で「買い」
   3日前>2日前<当日(14日RSI)
   3日前>2日前<当日(9日RSI)

3.同様に、下記のデータ変遷で「売り」
   3日前<2日前>当日(14日RSI)
   3日前<2日前>当日(9日RSI)

微妙な差ですね。>< か <> の微妙な違いです。

この計算式で当日は売りか買いかブランクかの3つのサインが出ます。
買いと出た場合は、株価が下降を続けても買いサインが点灯し続けるタイミングまで待つのが理想ですが、底抜けする場合もあります。

例えば、4月12日に「買いサイン」点灯の9984ソフトバンク。

この日、8616円で寄り付き、高値は8645円まで上がり、その後は下落一途で引けは8485円。それでも「買いサイン」は点灯したまま。

これはかなり異例なケースですね。翌日は「売りサイン」が点灯。

ちなみに、6920レーザーテックは26日には買いサインが点灯。しかし、33360円まで押し込まれていた時に消灯。その後、33430円で再度点灯。つまり、33430円が底と判断した段階での買いが正解でした。9時半から10時半頃までで、このラインを巡る攻防が見えますね。

以上のRSIの形での売買判断というのは、ここ数年での試行錯誤での成果の1つ。

以上です。





 
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