半夏生の頃に思うこと | ことばの花 〜in micia's garden〜

ことばの花 〜in micia's garden〜

miciaの詩♪ことばの花の種は心の中に。
たくさんの花が咲いて、人の心を明るくしますように♡



もしも


次の瞬間
自分が消えても

誰も気づかないのでは
ないだろうか、なんて

考えてみた


消えてしまう
ってことは

その先のことは
もう見ることができない
っていうこと


自分のいない
その世界は

相も変わらず
動いているのだろうか?


それを
自分で
確認する術はないが


1人分の
空白に

誰かが
気づいてくれたら

できれば

寂しくなってくれたら
いいなって思う


少なからず
人目を気にしないといけない
この時代

人が自分を
見ていない時

自分しかいない
空間にいる時

心のどこかで
ホッとしている


無関心は
時々

人の心を
冷たくさせるけど

ホッとさせる要素も
あるのかもしれない


自分もまた

知らないうちに

誰かの心を
冷たくして

ホッとさせたり
しているのだろう


それでいいのだろう


だけど

それとは別に

絶えず
誰かのことを
気にかけている人で
ありたいと思う


少なくとも


1人分の空白に
寂しくなれる人で
ありたいと思う



written by micia♡