カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

「黒石:新宿鮫Ⅻ」大沢在昌

2024年05月11日 21時36分59秒 | 本 / BOOKS

2022年発行の大沢在昌の人気シリーズ「新宿鮫」の最新作、第12弾。

タイトルは中国語でヘイシと読む。

第1弾が1990年発行なので、30年以上も続編が出ている。
こう考えると凄いね・・・・。
主人公は新宿署の刑事・鮫島、人呼んで「新宿鮫」である。
作者は真田広之をイメージして書いたそうだが、鮫と言うと
舘ひろしの方が似合っていると私は思う。好みの問題である。
映画版では真田広之、TV版では舘ひろしが演じている。

鮫島は登場時からずっと警部補である。
1作目でエリート路線から外されてしまい、新宿署の生活安全課で刑
刑事をしている理由が解る。

ストーリーだが「金石」と言う中国人のグループがあり、
この組織だっていないネット上だけの存在かもしれない、
名前もプロフィールも解らないグループの中で殺人事件が起きる。
グループの一員である男性が自分も殺されるのではないかと、
助けを求めて来るところから始まる。

グループ内には8人の主要人物がいるが、お互いに誰だか解らない。
8人の誰かが自分の組織を作るため協力者を集め、
協力しない人物を消して(殺して)いるらしい。
その殺し屋が「黒石」と呼ばれ恐れられているが、
存在するのかどうかも正体も謎である。

その「黒石」を追いつめて行くのが鮫島に与えられた任務である。

「黒石」がけっこう、なんて言うのかな、
 殺人マニアと言うか変質者なのである。
 吐きそうな気持になったりするけど、先が読みたい!
 と思ってしまう作品である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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