京阪の「色の違うヤツ」 | 京阪大津線の復興研究所

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大津線とは、京阪の京津線と石山坂本線の総称です。
この大津線の活性化策を考えることが当ブログの目的です。
そのために、京阪線や他社の例も積極的に取り上げます。

たまには軽い話題を1つ。

 

以前、京阪の丹波橋駅で出町柳行きの特急を待っていると、8000系がやって来ました。

 

それを見たおばちゃん軍団が

「あっ、なんか色の違うヤツ来たで。なんやあれ?」

「あれは近鉄や」

 

30年以上にわたって第一線で活躍するフラッグシップトレインを他社の車両と間違われては、京阪もやってられないでしょう。

 

後日、祇園四条駅でもこんなことがありました。

 

淀屋橋行きの8000系特急が入線するのを見たおばちゃん軍団が

「あっ、なんか赤いヤツ来たで。行きは青やったのに」

「青はな、京都へ行くヤツや。大阪行きは赤やねん」

 

それでは、「青いヤツ(3000系)」はどうやって大阪に戻るのか。「赤いヤツ」はどこから湧いて出るのか。特急と準急で共通運用を組めば不可能ではないですが、もちろんそのようなことは行われていません。

 

京阪の3000系と8000系

 

私もいい歳なのでいずれの場合も静観していましたが、小学生の頃に同じようなケースに出くわしたら激怒していたかもしれません。ただ、それは表に出すか出さないかの違いであり、根拠のない断定が許せないという点は昔から一貫しています。ブログや電子書籍でも、まずは自分自身がそういうことをしないよう肝に銘じています。