▼ 2023年11月末
お世話になっていた花部門のマネージャーが、他支店へ異動しました。尊敬すべき女性でしたが、鬼子のマインドコントロールにはまって、悲しいことにミニ鬼子になってしまっていた。
異動することで、コントロールから解放され、元の素敵な女性に戻っていく。こころからほっとしました。
▼花部門マネージャーのポスト
後任の花部門のマネージャー職ですが、年功序列システムと豊かな経験からすると、確実に鬼子でした。他にこなせる人材もいなかったし。
ですが、鬼子は重度のストレスのせいか注文の発注などの事務系等ができない状態でした。なので、本人は声をかけられたら、「丁重にお断り」するつもりで、店長の切実な依頼が来るのをわくわくし心待ちにしていました。
ところが、店長は、花部門で働き始めてまだ数回しか働いたことがない女子、それも、正規で大学院に通う学生アルバイトに声をかけました。とてもしっかりした子です。
見事にスルーされた鬼子。当然です。彼女がマネージャーになったら、5人に増えた花部門担当の若い学生アルバイトの女子たちは、全員、辞めるのは確実でした。
▼ 新花マネ
新学生バイト花部門マネージャーは、経験ゼロにも関わらず、驚くことになんとか仕事をこなしていました。その地区の花部門を担当するマネージャーたちからたくさんのアドバイスをもらいながら。
わたしは、そんな頑張り屋の女子をこころから応援し、励ましていました。
一方、鬼子ですが、毎日のように花部門に顔を出しては、新学生花マネにガミガミと指導していました。親切心も度を越せば、被害者をうみます。
新花マネが休みの日、鬼子が花部門で働いていたのですが、重要なことは何ひとつせず、余計なことをして売り上げ被害を引き起こし、新花マネーは、心底、怒りまくっていました。
今度、するな!といったことをやったら、花部門を首にするように地区マネージャーに伝える。その心づもりでいるようにと、年上の先輩にきつく言い渡さなければならなかった花マネ。
ここまで言われなければ耳を貸さない鬼子。
ある日、新花マネに会うと、鬼子とは、仕事以外のことでは、絶対に話をしないと言っていました。
日本では、どれもこれもありえない話だと思います。
新花マネの任された仕事は全力を尽くして取り組むという、真摯な生き方は、周りとのバランスを取りながら、言いたくても言えないままで生きてきたわたしにとっては、とても新鮮でした。
続く・・・。