光山鉄道管理局・アーカイブス

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ホーンビィのファウラークラス2蒸気機関車

2024-04-27 05:57:28 | 車両・16番
 先日の渋谷行きの戦利品から


 ホーンビィのOOスケール、LMS4-4-0のファウラークラス2Pと称する蒸機のモデルです。
 実は同じショップにはホーンビィの4-4-0蒸気のモデルがいくつかあったのですが「記念モデルでオマケに大きなお皿が付いてくるでっかいパッケージ」の物ばかりで雨の日に持ち帰るのを躊躇させられるものばかりだったので、通常の箱に入ったこのモデルが拾えたのはある意味幸運でしたw

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 前にも書きましたが4-4-0の蒸機というとわたし個人はイギリスかアメリカの古典機、或いは日本鉄道時代の東北線を走っていた明治期のテンダー機関車というイメージを持っています。
 今回のと前の1072は年代的には大正から昭和初期くらいの時期に製造された機関車なので幾分古典機っぽさは希薄ですが、それでも独特の優美さは堪能できます

 このタイプのロコはNゲージではまず見ないモデルですし日本型HOでも製品化がそう多くはないので勢いイギリス型に惹かれる事になります。
 事実日本でもこういうタイプの蒸機はイギリスやドイツからの輸入機が結構ありましたし。

 物が相当な旧式らしく殆どジャンク一歩手前の値付け(何しろノス鉄第4弾に毛が生えた様なお値段)な上に前に入線させた同じホーンビィのLMS1072よりも細密度で劣るモデルなのですが、走りっぷりは旧モデルとしては予想していた以上にスムーズでした。
 サイズも幾分1072よりも小ぶりで特にテンダーは「可愛らしい」という表現が似合う小ささ。

 日本型でもダブルルーフのオハ31辺りをつないでも違和感が少なそうです。

 全体の雰囲気も日本型蒸気とは異なるノリの優美さを感じさせると同時に、ロゴを落として「英国からの輸入機」として明治期のレイアウトに紛れ込ませても悪くない気もします。
 何より前の1072と併せて異なるタイプのLMS仕様の4-4-0が2両並ぶとなんだかワクワクしてくるのを抑えきれませんw


 電車でもそうなのですが、同じ鉄道会社の車両は1両だけぽつんと置いてあるより2両並ぶと急に生き生きと見えるものです。
 これは鉄道の模型ならではの特色ではないかと個人的に思うところです(社会のシステムの中に取り込まれた交通機関なので統一性と個性が同時に感じられる事にも魅力を感じやすいのではないかと)


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