今日から五月です
みなさん皐月晴れのGW楽しんでいますか~
わたしは、1年間で今しか見られない春のお花を
鑑賞するGWになりそうです🌸
このお花を知っていますか
このお花の名前は、南京小桜と言い、
江戸時代から続いている日本最古の桜草だそうです🌸
風に揺れるくら小さな、なんとも可憐で
可愛らしいお花です🌸
こちらは改良種の桜草です。
白鷺
本当に鷺のような形をしています。
こちらは鋸峰
鋸のような花弁の形からこの名前がついたのかな
通り小町。すごく可愛い
小町娘が歩く風情のイメージなのかな
先日桜草展に行ったら本当にたくさんの種類の桜草があってびっくりしました
桜草は、江戸時代に育種が進み改良種をいれたら300品種近くあるんだそうです
ずら~~っと並んだ桜草達全部違う種類です✨
「我が国は 草も桜を 咲きにけり」小林一茶の詠んだ句があります。
日本では草といえども美しく咲くという意味です。
河原や山に自然に生えている草花を慈しみ愛でる。
その季節しか味わえない食材や花を心待ちにして自然に感謝して生きている。
これが日本人の心の原点なのですね。
この心は今の私たちに失われつつあるとかなり反省💦
桜草は昔から日本人に大変愛されてきた花です。
徳川家康が田島ヶ原へ鷹狩りに訪れた際、その美しさに惚れ込み、
江戸城まで持ち帰ったという一説もあるほどです。
もともと桜草は荒川流域に広く分布していたそうですが、
今はさいたま市桜区にある田島ケ原のサクラソウが、
大正9年に国指定の天然記念物に、昭和27年には特別天然記念物に
指定されました。
国指定のサクラソウの自生地としては国内唯一の場所だそう。
桜が終わったあとに咲き、桜色の 花びらの先が割れていて
桜の花びらに似ている花なので、桜草と名前がついたと言う一説もある
桜草。
一番先にご紹介した南京小桜は、江戸中期ごろから
実生で新花を作り出すことが始まり、ずーっと種から作り
続けてきたのだそうです。
何百年もそのままの品種を守りながら、
新しい品種改良も重ねて引き継がれてきたなんて本当にすごいなー‼️
この引き継がれてきた心を忘れないで、
古美道も古き時代から引き継がれてきたものに
現代の心を再び蘇らせていく
用の美をみなさまの為に
ずっと継続して行きたいと思いました。
100年後にも日本の伝統的な素晴らしいものが
残りますように
でも桜の花が終わり、そのあとに咲く桜の花に似た可憐な野草を
桜草と命名するなんて日本人は本当に桜好きですね😄
春を楽しみましょう~
素敵なGWをお過ごしください🎵
感謝を込めて✨
いつも応援ありがとうございます
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