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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

 「家でも仕事、疲れた人」の<活力>増殖の空間 「公園文化」とは240430

2024年05月01日 11時09分42秒 | 季節
 「家でも仕事、疲れた人」の<活力>増殖の空間 「公園文化」とは240430

 写真をみて、「児童公園」と想い浮かべてくださるお方は、どれほどか。
 それでも4月29日「昭和の日」、家族連れのお方が4組ほど、公園に姿をみせていた。
 写真は、貴重なことにゲームを楽しむ、親子3人のお方、左に歩く後ろ姿は家人であるも。
 
 このところ、本を読んでくたびれた後に、近隣の公園を歩いている。
 写真は三連休の最後の日で、最初の土曜日にはそれでも二組の親子連れが遊具のところで遊んでおられた。

 外国の都市の影像を見ていて、思うこと。それは都市の広場、近隣の公園、公共施設の界わい。
 そのいずれにも「利用者の常連さん」らしき姿を見かけない。
 まして椅子に腰かけ、テーブルにコーヒーや、ワイン・ビールのタグイを並べて、「談笑に時間」をあてる、光景など乏しいのではないか。

 古くは「長屋文化」、北海道では「炭鉱住宅文化」があった、「沢庵三キレ=武士なら切腹と禁句ながら」+「煎茶2杯=一杯茶は<坊主に会う>と禁忌」で、3時間。
 調味料や揚げ脂の貸し借りは日常。非常時には金子=キンスの用建もあった。
 他方で料理方法の伝授や、旨い食べ方、長持ちする食品etc。親の教えてくれなかった術=スベが伝えられた。

 「長屋文化」「生活物資貸借」「暮らしの知恵」は「互いに身を護る」コミュニティにして、「地域の知恵」の育成と発信源。そうではなかった、か。
 かわって、「お家時間」や「Stay Home」。隣家を訪ねるにも、予め、電話をしてから。

 公園文化。以下の点が、そろそろ、あってもよいではないか。
 「利用者の常連」たちが、「今日も元気か」と飲み物手に、時代や地域、それに自身の課題を語りあう。
 公園は「子どもたちの遊び場」ときめてかからずに、「家でも仕事、疲れた人」の<活力>増殖の空間。
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