クラシックコンサートを楽しむためのプチマナー講座 ➊-1
今回のテーマは 『撮影』
音楽家たちの晩餐会でも問題視されている
写真・動画撮影について最低限守っていただきたいマナー
憶えて帰ってくださいね♪
一般のコンサートホールでは
演奏が始まる前、次のようなアナウンスが流れます。
「本日はご来場ありがとうございます。皆様にお願い申し上げます。
会場内での飲食、写真の撮影、録音、録画はご遠慮下さいますよう
お願いいたします。また携帯電話の電源はお切り下さいますよう、
今一度ご確認をお願いいたします。」
ご遠慮ください→絶対ダメとは言ってないな・・・
ひねくれた解釈はしないでくださいね!
SNSが普及し、今日のネタに1枚撮りたいという方も
いらっしゃるかと思います。が・・・
動画はいかなる場合も、著作権や肖像権の理由でNGです。
音源を録音してYouTubeにアップすることも同様にNGです。
また、何といっても最大の禁止理由は、録音機械による
『雑音』の発生を防ぐためでもあります。テープレコーダーで
録音しようとバックに隠していたものの、録音マイクが
ハウリングをおこし、演奏中に会場内に響きわたったため、
歌手が歌うのをやめてしまったという恐ろしい事件が
数年前におきています。
このような『雑音』はお客さんだけでなく、
演奏者にも迷惑をかけ、コンサート事態を台無しにしてしまう
こともあります。
写真も何も言われなければ、NGです。
演奏者の集中の妨げになるだけでなく
他のお客さまにも不快な行為ですので、
コンサート中は演奏の合間も基本的に禁止です。
演奏会主催者より許可があった場合のみ写真撮影ができます。
コンサートホールは、音楽を集中して
聴くように作られていますから、
本格的なクラシックコンサートでは「雑音」はいずれも
気を付けた方がよいです。
プチマナー➊『撮影』つづく・・・
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