前回の続きです。


残ったきのこ達を、

今度はうどんにしてみることに。


 
前々日から持ち越したきのこ達

しかし、この時私は、

この中に食用不適のきのこが混ざっていたことに、
全く気がつかなかったのです。



もう一度さっきの写真を載せます。

 

おそらく、左下の大きなきのこが、
その
食用不適とされるキアブラシメジ。

もちろん、この時点では全く気がつかなかった(というよりこのきのこの存在すら知らなかった)ので、

 

細かく切り刻んでしまいました・・・。

そして、

これを鍋で炒め、

 

その後は、肉とうどんを入れます。

 

味付けは、つゆの素。

他にダシは入れていません。

 

できあがり。

食べてみると、すごくおいしい


ところが、

とあるキノコのかけらを口に入れた瞬間、

とてつもない苦味が口いっぱいに広がったのです。

「うわっ、苦い!!!」


もちろんすぐに口から吐き出しましたが、

同時に、

「なんでだ?知らないきのこは入っていなかったはず・・・」

残っているきのこの写真と図鑑をにらめっこします。

すると、

「あっ!もしかしてこれか?」


それが、

キアブラシメジ(別名オオツガモドキ)。

一級品の食用きのこであるオオツガタケに良く似ているが、

脚(柄)が棍棒型で根元が細くなるのが特徴で、

毒ではないが、ものすごく苦いとのこと。


もう一度写真を見てみます。

 

やはり、左下のきのこがあやしい。

脚(柄)の真ん中が太くなっている。

根元はハサミで切り落としてしまっているが、

細くなっていきそうな雰囲気はある。


このきのこの存在は、全く知らなかった。

いや、図鑑では目にしていたはずだけど、

まるで気にしていなかったんです。


いつもなら、二重三重のチェックで、

少しでも違和感があるきのこは捨てていたけど、

ついにやってしまった・・・


ただ、食用不適であって毒ではないし、

他の毒きのこである可能性もまずないと思ったので、うどんは完食しました。


もちろん、このキアブラシメジ(食用不適)も細かく切り刻んでいたので、

たびたび強烈な苦味に襲われました・・・。


ただ、これできのこ狩りをやめようとは思いませんでした。

命に関わる毒きのこや、強い毒をもつ毒きのこは徹底的に勉強して抑えてあるので。


でも、こんなことでは、誰かをきのこ狩りに連れていくことなんてできません・・・。

今回はすごくいい勉強になりました。


第1回目のきのこ狩り編は今回で終わりです^^



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