2024 J1第10節 広島vs川崎 魂のゴール | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。遅くなりましたが、先日のアウェイ広島戦についてです。ここ4試合、得点がなく、らしくない状態のまま、好調広島をアウェイで戦わなければならない状態。前半、徐々に押し込まれ、我慢しきれず大橋に得点を許し、ズルズル行きそうなところをカミのビッグセーブで救い、後半から悠の魂のゴール、その意思を継いだシンゴールで逆転まで行きますが、直後に失点。その後のオープンな展開で双方得点を許さず、2-2のドローで試合を終えました。

 

4/28(日)14:00 J1第10節 広島 2 – 2 川崎 エディオンピースウイング広島

得点:38’大橋(広島)、65’小林(川崎)、74’山田(川崎)、75’加藤(広島)

 

サンフレッチェ広島 3-4-2-1

―――――――77大橋――――――――
――――10マルコス・J――51加藤―――――
―24東――11満田――14松本―32越道―
――19佐々木―15中野――33塩谷―――
――――――― 1大迫――――――――
66分 10マルコス・JOUT → 20P・ソティリウIN
70分 32越道OUT → 13新井IN
86分 14松本OUT → 7野津田IN
86分 24東OUT → 16志知IN
 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

―23マルシーニョ―― 9エリソン―――41家長―
―――――17遠野――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
―31VW際―5佐々木―3大南―30瀬川―
―――――――99上福元――――――
46分 9エリソンOUT → 11小林ĪN
68分 31V・W際OUT → 4ジェジエウIN
68分 30瀬川OUT → 16瀬古ĪN
74分 11小林OUT → 20山田ĪN
89分 14脇坂OUT → 77山本ĪN

 

ゴールデンウィークの初日、しかも、エディオンピースウイング広島は今年、できたばかりのスタジアムでしたから本音は、すごく行きたかった。

 

けれど、仕事が入りそうな雰囲気があったりして、逡巡しているあいだに、チケット完売など外堀が埋まってしまい、今年の現地観戦は、諦めたのですが、XのTLで流れてくるフロサポの皆さんの広島の満喫ぶりがもう羨ましくて羨まして、ちょっと後悔しました。

 

また、東京V戦の翌日から、チャリ神戸さんこと、夜へ急ぐ人さん、が自転車で広島遠征に向けて出発していて、一日一日、その経過を追っているうちに、僕も広島に向かっているようで、勝手にワクワクしていました。

 

そして、一日一日、広島に近づくにつれ、もうこれは勝つしかないだろうみたいな、勝手な妄想が膨らむほど、多くのフロサポに勇気と希望を与えてくれたチャレンジだったと思います。

 

当日、12時、無事に夜さんは、スタジアムにゴールしたようで、DAZNでもゴール裏で応援する姿を確認できました。

 

ほかにも、健人の叔父さんであるオジバナダさんも応援に駆けつけており、多くのフロサポと交流している様子もXのTLに流れてきていて、僕もDAZN観戦民ではありましたが、勝手にテンションは高かったです。

 

で、試合です。スタメンを見ると、大弥がスタメンに選ばれており、どこで使われるのかと思ったのと、ここ最近2ボランチにしていたところで、ボランチ候補が健人しかいなかったので、4-3-3に戻すのかも気になった選出でした。

 

試合が始まったみて、やはり4-3-3に戻して、健人がアンカーで、大弥はインサイドハーフでした。

 

序盤、川崎は、絶対に勝つという意欲を持って臨んだことはわかる入りで、入り自体は悪くなかったと思います。


ただ、この時間帯で決定的な場面を作れなかったことが響きました。強いて言えば、大弥がボレーで合わせたシュートがしっかりミートしていれば、というシーンくらいでしょうか。

 

この時間帯のあと、17分過ぎたくらいから、広島も長めのパスで川崎のプレスを回避し始めると、19分に左サイドからクロスを入れられ、ファーまで流れたボールに越道に詰められるが、これをカミがビッグセーブで止めます。

 

このビッグセーブを皮切りに、カミは本当に神福元と化して、ビッグセーブを連発するのですが、それは後の話。逆に広島の勢いは、このあたりから増します。

 

その後の時間帯、川崎はなかなか前進できず、途中でボールを奪われては、川崎陣地内に迫られる展開となりめす。


そんな苦しい中での、38分、佐々木の左からのクロスがDFとGKの間に入る絶妙な位置とスピードでそこに大橋がこれまたドンピシャで頭で合わせて、前に出ていたカミでしたが、あとわずかに届かずに失点。

 

我慢していた時間帯についに失点してしまい、広島を完全に勢いづかせてしまいます。

 

前半終了間際にも、ゴール前に迫られ、松本にシュートを撃たれるも、カミがわずかに触ったことで、バーに当たり、失点を免れます。

 

前半は、1点のリードを許し、大部分の時間帯が、広島の時間となってしまい、川崎は、攻め手がなかなか見つからなかったように見えました。

 

それを踏まえてか、後半からエリソンを下げ、早くも悠を投入します。すると、46分、さっそくセガちゃん、泰斗らとのボール交換から中央を抜け出し、悠がシュート。

 

残念ながらGK正面にいってしまい、防がれますが、悠の真骨頂が見られました。この場面が、後半の川崎の選手らを叱咤するに十分なプレーだったと思います。

 

そしてついに来たのが65分、泰斗が左サイドからのFKを中に入れると、ファーに流れ、混戦となったところを一人、冷静にボールの動きを見て、蹴り込んだのは、悠。

 

この同点弾は、ずっとギラギラしていた悠が呼び込んだ魂のゴールのように思えました。ここまで4試合、川崎は得点がなかったのですが、その沈黙を破るゴールとなりました。

 

そして、このゴールがキングカズこと三浦知良選手の139ゴールを超え、Jリーグ歴代単独7位となり、また途中出場からの得点27の記録は播戸竜二選手と並び、首位になりました。

 

そういうゴールが絶対に勝ちたい試合で、同点弾で入れる悠は、やはり強い何か持っていると思います。フロサポの心を揺さぶるゴールをいつも入れてくれます。

 

残念なのは、このゴールから数分後に恐らく筋肉系の負傷でプレー続行不可能となり、悔しそうな表情のままピッチを去ります。ただ、代わって入ったシンが悠の悔しさも引き継いでくれました。

 

74分、大弥が入れたアバウトなクロスを相手GK大迫がミスキック。そのボールに競り勝ったアキさんがシュートにも行ける状態から中央にパスを入れると、そこに合わせたのが、交代で入ったばかりのシン。ワンタッチで股抜きのゴールを決め、逆転に成功します。

 

しかし、押していた広島もすぐさま反撃し、満田の右からのクロスに、今季まだゴールがなかった加藤が足元で合わせて同点ゴールを奪われます。広島は広島で引きません。

 

その後、オープンな展開となり、マルシーニョが抜け出し、決めきれなかった場面があったかと思えば、再び、加藤が抜け出し、ジェジエウが追いつく、さらには、満田のクロスに大橋に合せられるが、カミのビッグセーブ。

 

88分にもクロスをブロックしたところでコースが変わり、三度、大橋がドンピシャで頭で合わせるも、再びカミがビッグセーブ。

 

90+5分には、逆にシンがカミからのロングボールに一人抜け出し、決定機を迎えますが、わずかに枠の左に外れます。その後攻め込まれますが、これを防ぎ、試合終了。

 

川崎にとってみれば、前半の苦しい時間帯が長くその後、悠の交代から息を吹き返すも追いつかれ、オープンな展開から打ち合いとなり、カミのビッグセーブ連発の末の2-2のドローという結果でした。

 

 

ここまで4試合、得点がなかったところで悠が自らの記録を更新する形でその沈黙を破り、得点。さらには、その交代で入ったシンが続き、逆転するところまで試合を作りました。

 

今季負けなしで堅守を誇った広島から複数得点を取ったのは、川崎が初。

 

結果として、勝てませんでしたが、ここれまでのドローより前進が見られるドローであったと思います。もちろん、前半の停滞した時間帯やクロスからの失点が止まらないところなど、改善点は残りますが、前を向ける内容であったと思います。

 

悠が負傷してしまったことは痛いですが、その魂のゴールで漢の背中は見せられたと思いたいです。

 

次、ホームで浦和戦。メーカブーの誕生祭が浦和戦ということで、昨年からの縁も感じますが、試合で言えば、絶対に勝たないといけない状態は続きます。

 

この試合で負けなかったことを活かすためにも絶対に勝って皆で喜びましょう。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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