2024 J1第11節 川崎vs浦和 メーカブー誕生祭 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。3月の多摩川クラシコの快勝から、引き分けを挟んだ連敗もあり、5試合、勝利から遠ざかっていた中でのホームU等々力、浦和戦でした。反転攻勢をかけるには、このGWの連戦に勝っていかなければならず、この浦和戦は何としても勝ちたかったところです。


前半先制するも、追いつかれ、モヤモヤする展開でしたが、後半早々に旭が持ち上がり自ら決めたことで勢いづき、終了間際のアキのダメ押しで勝ち切りました。ここから、這い上がっていくことを期待してます。

 

5/3(金)16:00 J1 第11節 川崎 3 - 1 浦和 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu

得点:18’脇坂(川崎)、35’大久保(浦和)、49’佐々木(川崎)、90+3’家長(川崎)

 

 

川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ――18B・ゴミス――41家長―
――――17遠野―――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
―31VW際―5佐々木―3大南―30瀬川―
―――――――99上福元――――――
69分 17遠野OUT → 16瀬古IN
75分 18B・ゴミスOUT → 20山田ĪN
75分 23マルシーニョOUT → 26山内IN
81分 14脇坂OUT → 4ジェジエウIN
81分 31VW際OUT → 6ゼヒカルドIN
 

浦和レッズ 4-3-3

―10中島―――12T・サンタナ―――21大久保―
―――――25安居――― 3伊藤―――――
―――――――11S・グスタフソン ――――――
―13渡邊― 5ホイブラーテン―28ショルツ― 4石原―
―――――――― 1西川――――――――
73分 25安居OUT → 9B・リンセンIN
73分 10中島OUT → 22E・パンヤIN
88分 12T・サンタナOUT → 30興梠IN
88分 3伊藤OUT → 47武田IN

 

この試合は、陸前高田ランド春というイベントの試合で、陸前高田のいろんな名産品を具材にしたスタグルが出店していたり、餅撒きをおこなったりと、試合前は、とても名和やかな雰囲気でした。

 

そして、何と言っても、昨年、サッカー以外のイベントに極めて厳しい浦和レッズサポの目の前で、何が起こっているのかわからないうちに、誕生した「メーガブー」も、気が付けばあれから1年が経っていました。

 

なので、「メーカブー」誕生祭がこの時期に企画されたわけですが、またも対戦相手は浦和レッズ。ということで、この誕生祭もレッズサポの前で行うことになりました。難しいイベントを盛り上げてくれたのは、テツandトモ。

 

テツandトモ?なんでだろう?と思いましたが、NHKみんなのうたで「とろろおくらめかぶなっとう」を歌っていた縁から。めかぶが入っている以上、しょうがないですね。うちのスタッフはそういうところを見逃しませんから。

 

で、2年連続、メーカブーイベントに付き合わされたレッズサポさんも、メーカブーの誕生を祝う場面では、静かに見守ってくれていました。

 

が、テツandトモさんが「浦和レッズのサポーターの皆さん、盛り上がってますか」の声掛けにはシーンだったのに、テツさんがトレードマークの赤いジャージを脱ぎ、下にフロターレユニを着こんでいたことが判明した瞬間、この日、多分最大量のブーイングを浴びてました。

 

ある意味、この反応も予定調和でしたし、盛り上がりました。レッズサポさんにも楽しんでもらえたようで何よりです。そんなこんなで、実は、レッズサポも含めて、楽しみにしていたであろう、メーカブー誕生祭も無事に終了しました。

 

それで、スタメンで特筆すべきは、エリソンが外れて、バフェがCFに入ったところでしゃうか。バフェは、ACLで浦和相手に決めていますからいいイメージがあると思うので、期待しました。

 

あとは、勇希がGKとしては、初ベンチ。カミにアクシデントがない限り出番はないだろうけど、気持ちの上、引き締まるものがあったと思います。そして、同じくベンチに久々の日向汰。多摩川クラシコでのアシストの再現が期待されました。

 

 

試合ですが、初っ端の開始2分、崩されての渡邊のいきなりのシュートをカミがビッグセーブで防いだことで、試合への意識が締まったと思います。これが早々に失点から入っていれば、その後の展開はなかったでしょう。

 

その後も数本のCKが続く試練の時間が長く、このあたりで失点していてもおかしくはなかったでしょう。この我慢の時間帯をやり過ごし、少しずつ前線にボールを入れられるようになって、試合が動きました。

 

18分、セガちゃんが入れたスローインをバフェが収めてキープし、一旦外のアキに返すと、アキが中にクロス。これを大弥が頭で狙うも、跳ね返され、結果として、泰斗に落としたような形になり、このボールを泰斗がダイレクトで合わせて、貴重な先制点を奪います。

 

ここは、バフェがエリア内で収められたことで得点に結びついたと思います。

 

しかし、その後、25分、マルシーニョからアキへの決定機など、決められないでいると、32分には、グスタフソンから伊藤へのスルーパスが通され、カミがビッグセーブを見せますが、あわやというシーンがありました。

 

そこは、耐えていたのですが、33分、グスタフソンから中島にパスが出ると、中島がするする左サイドへと持ち上がり、中央にクロスを入れると、そこにピンポイントで頭であわせたのが、大久保。タイミングがドンピシャでしたので、やられたという印象でしかないです。

 

その後も前半は、浦和の攻勢を受け、川崎が凌ぐ展開が続きますが、なんとか耐えて、前半を同点で折り返し、後半に入ります。

 

後半早々の47分、FKを貰い泰斗が蹴ると、これが惜しくもクロスバー直撃。あと少し、落ちればというより近すぎた感があるので、もう1mくらい後ろから蹴れていれば、入っていたFKでした。

 

後半、気合を入れてのスタートしたのだと思われたところ、さっそく、結果が出ます。48分、浦和の攻撃のクリアボールだったのですが、バフェがセンターサークル付近で収めて落とすと、健人がワンタッチで上がってきた旭に出し、旭は、そのままドリブルで持ち上がります

 

右にバフェ、左にマルシーニョがいる中で、持ち上がりながら、ほとんど誰もが、どちらにパスを出すのかな、という気持ちで見ていたと思います。


しかし旭は、その虚をついて、スルスルを持ちあがり、気が付けば、エリア付近までくると、そのままシュートまで蹴り、そして決めきります。

 

浦和レッズ相手に、何なら前半押し込まれていた時間帯も多かった中で、後半開始早々に得点を奪えたことは、デカすぎるものでした。

 

ただ、1点差でリードしたくらいでは、残り時間もたっぷりあるのだから、浦和は折れません。当たり前ですけど。

 

なので、川崎も畳み掛けます。55分、拓磨、健人、泰斗と繋ぎ、右サイドのアキに出すとアキは、中へのクロス。バフェを超えて、後ろからマルシーニョが走り込み合わせますが、惜しくも枠の左に外れます。

 

他にも、57分に、アキさんが相手のミスから奪ったボールを自らミドルシュート。大きく枠を外しましたが、中にバフェもいたので、パスを出していれば、得点につながったかもと思われるシーンもありました。

 

この時間帯のチャンスで決めきっていれば、後の展開もずいぶんと楽になっていたのですが、そうなりません。

 

60分には、逆に浦和に左右で揺さぶられて、中で安居に合せられたシュートは、DFに当たってコースが変わり、ギリギリのところで枠の外へ転がる危ない場面もありました。

 

このあたりから浦和の攻撃が続きます。74分には、渡邊のシュートはブレて、カミが弾くも、一旦はポストに当たるほど危ない場面もありました。

 

75分に鬼さんが流れを変えるべく、2枚替えを行い、バフェとマルシーニョを下げて、シン、日向汰の桐蔭横浜組を投入します。

 

すると川崎の推進力がよみがえり、川崎の攻撃の場面が増えてきます。

 

83分にカウンターからアキがボールを奪って、ドリブルで抜け出すと、左の日向汰とパス交換後、入れ替わり、再び、アキがシュートを撃つも、相手ブロックが追いついてしまう惜しい場面がありました。

 

また、85分、シンが抜け出すも撃てなかった場面、あるいは、86分にもシンが抜け出し、難しい体勢だったけれど、最後まで撃ち抜きますが、防がれます。

 

しかし、攻め続けた結果、90+3分、三度、抜け出したシンがファーへ詰めていたアキが決め、3点目。ようやくです。アキも前半に似たような場面で決めきれなかったリベンジを果たした結果となりました。

 

 

長々と書き連ねましたが、前半は浦和の試合で、運よく先制できて、想像通り追いつかれた感じです。


しかし、後半早々に旭が、まさかの自ら持ち上がって、シュートまで決めきって、リードを奪ったことで、川崎の勢いがつきました。

 

3点目がなかなか入らないことで、浦和の時間帯も作られ、危ない場面もありましたが、カミのビッグセーブやセガちゃんの絞りからの跳ね返し、旭の戻りなど守備でも奮闘していました。

 

最後、桐蔭横浜組のシン日向汰が前線をかき乱し、シン自身が決めて欲しかった惜しい場面もありましたが、最後は、アキさんにとどめを刺してもらって3点目が決まり、勝負が決したと思います。

 

町田、C大阪と連敗し、チグハグだったところが、東京V、広島戦を経て、少しずつ噛み合ってきて、浦和戦では、ようやく、特に後半、噛み合ってきたと思います。

 

特に、この試合では、バフェですね。1点目も2点目もバフェが収めたことが効きまくってました。特に2点目は、落としもそうだし、囮としての動きもそう。

 

あとは、旭でしょう。何と言っても自ら持ち上がって決めきった2点目は圧巻。ここ近年は、怪我に泣いて、なかなか出場機会を確保できないシーズンが続きましたが、本来は5番を引き継いだ、期待の高い選手。その旭がCBでもSBでも覚醒しつつある様子は、見ていて期待しかないです。

 

もともと埼玉出身ですし、浦和戦というのも気合の入り方も違うのかもしれません。ようやく旭が乗ってきたと感じられる試合でした。

 

この勢いであれば、次のアウェイ福岡が相手であっても十分戦える算段がつくような気がします。


本来のスタイルからすると苦手意識を持ちそうなところですが、幸い、昨季、天皇杯含めた3試合で全て勝てているので、今の福岡に苦手な印象はありません。

 

ここを連勝して勢いに乗れるかどうかで、今後のリーグ戦での見える景色が変わります。浦和戦の勝利が本物なのか、偶然の産物なのか、勝って証明してほしいと思っています。

 

中2日の厳しい戦いですが、勝って、勝ち点3を土産に、U等々力に帰ってきてもらいましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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