2024 J1第13節 川崎vs札幌 獅子覚醒 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。GW、広島戦で引き分け、浦和戦で勝利し、前節福岡戦で勝って、上昇気流に乗りたかったところで再び、分け、なかなか勢いに乗れていないため、再び、ホームU等々力から仕切り直しの札幌戦。札幌相手では、勝敗はともかく、いつも打ち合いになる印象が強い相手です。その札幌相手に、これまでゴールがなかったバフェが前半だけで、ハットトリックを達成する爆発ぶり。一方で、カミをはじめとしたDF陣がクリーンシートを達成する快勝を果たしました。

 

5/11(土)15:00 J1 第13節 川崎 3 - 0 札幌 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu

得点:30’B・ゴミス(川崎)、43’B・ゴミス(川崎)、90+3’B・ゴミス(川崎)

 

 

川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ――18B・ゴミス―――41家長―
―――――17遠野――14脇坂―――――
――――――― 8橘田――――――――
―5佐々木―3大南―4ジェジエウ―31VW際―
―――――――99上福元―――――――
61分 18B・ゴミスOUT → 20山田IN
75分 41家長OUT → 16瀬古ĪN
75分 3大南OUT → 2高井ĪN
75分 23マルシーニョOUT → 26山内IN
88分 4ジェジエウOUT → 30瀬川IN
88分 17遠野OUT → 6ゼヒカルドIN
 

北海道コンサドーレ札幌 3-4-2-1

――――――― 7鈴木―――――――
――――49スパチョーク ―18浅野――――
―11青木―――――――――33近藤―
――――27荒野―――14駒井――――
―― 4菅―――15家泉――88馬場――
――――――― 1菅野―――――――
46分 7鈴木OUT → 13キム ゴンヒIN
46分 15家泉OUT → 50岡村IN
66分 33近藤OUT → 16長谷川IN
75分 27荒野OUT → 2髙尾IN
85分 88馬場OUT → 99小林IN

この試合、札幌相手ということで、ボーイズビーアンビシャスと銘打って、格闘技関係者とのコラボが実現。過去2度、台風などで中止となって、なかなか実現できなかったプロレスラー大仁田厚さんとのコラボが、今回ようやく実現しました。

 

等々力野球場前に設置された特設リングで、電流爆破バットデスマッチを行い、試合前から盛り上げてくれました。僕は、初めて見たのですが、ちょっとした音と火花で行われる、派手な演出程度のものではないかと思っていました。が、舐めてました、ごめんなさい。

 

爆発による火花もその爆音もとんでもなかったです。ウラでは演出上の約束事がしっかりした管理されているのだとは思いますが、素人が遊び半分にやったら死ぬやつです。とんでもなく危ない代物でした。

 

それだけ体をはった大仁田さんらのプロレスで、試合を盛り上げてくれたことに大感謝です。

 

また、試合前には、RIZINの川崎出身の上田選手がキッカーを務め、フロサポには同じみのお馴染みの総合格闘家の所選手がGKを務めた、PK戦によって始球式が行われました。ガチンコ勝負ということでしたが、上田選手が見事、ゴールを決めて無事に始球式を終えます。

 

その裏では、大仁田厚さんが、始球式に乱入しようとしていたとかで、スタッフに止められていたとか…

 

さらに、選手紹介でもいつものスタジアムDJの林さんではなく、RIZIN仕様で、レニー・ハートさんと長坂哲夫さんによるものでした。サッカー選手のコールが、プロレス開催時のような雰囲気で行われ、U等々力が多いに盛り上がって、試合を始めることができました。

 

 

この試合のスタメンですが、エリソンが前節でカードを貰ってしまったため、累積で出場停止となったこともあり、前々節、浦和戦で活躍したバフェがスタメンに復帰となりました。

 

そして、札幌と言えば、小林悠が決めているイメージがある方も多いと思いますし、試合告知ポスターも悠と鈴木武蔵の2人のFWで点の取り合いを想像させる仕様であったと思います。

 

一部報道で、悠が広島戦で負った怪我は、軽傷であり、練習にも一部合流してきているので、相性のいい札幌戦でも出場があるかもしれないと期待されましたが、残念ながらベンチ入りはできませんでした。

 

他には、ジェジエウがスタメンに戻り、その結果、旭が左SBに回り、右SBに際となりました。他は前節と同じメンバーでした。

 

で、試合ですが、開始早々から双方の、打ち合いが始まります。2分には、パスミスから中盤でボールを奪われると、浅野が即座に超ロングシュート。カミが前進していたこともあって狙ったものですが、結構、危なくて、ギリギリ枠の外に外れてくれます。

 

逆に3分には、旭が中央にドリブルから切れ込み、ミドルシュートを放ちますが、GKに止められます。さらには、マルシーニョの突破から、中で大弥が受けて、シュートしようとしたところまで繋がりますが、最後のところで札幌DF陣にブロックされます。

 

まあ、こういった形で試合が始まったので、この試合も打ち合いの試合になるものと予想されました。

 

実際、その後も双方の攻撃の持ち味を出し、シュートまで至るシーンは多く見られました。川崎はマルシーニョに抜け出しやバフェの落としからの大弥のシーンなど。

 

札幌は、近藤と菅の左右のサイドの揺さぶりから鈴木武蔵へという展開が多かったかと思います。

 

この時間帯、危なかったのは、21分の左CK、浅野の蹴ったボールにニアで馬場がすらしますが、これをカミが神セーブを見せてくれて難を逃れます。

 

あるいは、25分に左サイドをスパチョークに突破されてマイナスのクロスを入れられたところを鈴木武蔵に合せられますが、枠の外で助かりました。

 

そして、これまで再三、バフェのポストプレーを利用し、攻撃してきていたのですが、30分、ついに実ります。


右サイドのパス回しから大弥が入れたボールを中央で収めたバフェが、背中で相手DFを背負いながら、どこかへ落とすかと思わせながら、左に反転してそのままシュート。

 

軽く振った形のシュートなのに、ボールに乗った勢いは強烈で、そのままゴールネットに突き刺さります。これまで長く待ち望まれてきた、バフェの来日初ゴールが、ようやくここにきて生まれます。

 

U等々力は、歓喜の渦に巻き込まれます。ここでバフェは渾身のガッツポーズ。際も一緒になって喜びます。この光景を多くのフロサポが待ち望んでいました。その瞬間がついに訪れたわけです。

 

更には、34分、好調の大弥が、GKにプレスをかけるとそのままボールを奪い、シュートまで持ち込みますが、これはDFにカバーされます。 

 

そして、36分には、右サイドのへの展開から、最後、際が入れたクロスに健人が合わせ、シュートに行きますが、DFに当たって、防がれます。相手DFの手に当たったように見て、健人もハンドをアピールするのですが、認められません。それくらい、惜しいシーンでした。

 

逆に40分には、右サイドの近藤に裏に抜けられて、カミと1対1の場面を作られ、近藤は、そこでループシュート。カミの頭上を越えて行きますが、そこに拓磨が超速で戻り、ライン手前で見事に防ぎ、そのボールをカミが蹴りだしクリア。完全に失点を防いだプレーでした。

 

試合の流れは、ここを防いだことで川崎に流れたと思います。仮に、ここで同点にされていれば、このまま打ち合いに突入していたでしょう。

 

ここで防いだことで、43分、マルシーニョで左サイドに侵入するとその落としのボールを拾った大弥がドリブル。バフェとのワンツーを経てさらに侵入し、最後、バフェにマイナスのパスを入れるとそのボールをバフェが合わせて2点目を決めます。

 

1点目では出なかった念願のライオンパフォーマンを等々力で披露してもらえました。

 

さらには、アディショナルタイムの45+3分、マルシーニョの突破をGKがエリア内でファールで止めてしまい、PKを獲得。

 

このPKをバフェがGKの動きを待って、冷静にまん中に蹴り込み、この日3点目のハットトリック達成です。

 

前半を3点リードで折り返し、この勢いのまま後半に向かいたいところでした。が、後半は、双方に攻撃の機会が訪れる、オープンな展開に移行します。

 

札幌は、53分の右サイドからの近藤のシュートをカミがセーブしたり、川崎は、56分、中央から健人がミドルでいいシュートを撃つもGKにセーブされ、一進一退の展開となります。

 

61分には、バフェに代わって、前節ゴールを決めたシンを入れ、さらなる活性化が期待されます。

 

さらに、71分に拓磨が頭同士の衝突で負傷。脳震盪の疑いでの交代となりました。出血もしていたようで、その後の容態が心配されてます。この交代時に、幸大、日向汰、樹が投入されます。

 

78分には、CKからの幸大のヘディングシュートや、83分の健人からのボールを裏に抜けた泰斗が受けて、右サイドからのクロスにシンが合わせますが、惜しくもDFに防がれます。

 

90分、更にシンは、自らドリブルで切れ込んで行って、右サイドからシュートを放つもポスト直撃、惜しい場面でした。

 

一方の札幌も90+2分に青木のミドルも枠を捉えていましたが、カミがセーブ。

 

後半は、双方攻め続け、追加点が欲しかったところですが、決めきれず。同様に札幌もシュートチャンスまでは持ち込むも決めきれずという展開で終えました。

 

結果として、前半のバフェのハットトリックが効き、3-0での勝利。


得点のところで振り返ると、うち流れからの2点に大弥が絡んで、バフェのゴールとなっているので、大弥はバフェとの相性が非常にいいように思いました。

 

この試合ではバフェが決めましたが、大弥が決めてもいい場面もありましたので、このペアは今後も注目かと思います。

 

この試合のMOMはバフェで間違いないですが、試合を左右したキープレーはどこだったかと言えば、個人的には、40分の拓磨のスーパークリアだったかと思います。

 

あの時間帯に同点にされていたら、完全にいつもの札幌戦のようにオープンな打ち合いとなり、どっちに転んでもおかしくない展開に引きずり込まれていたと思います。

 

もっとも、その後の展開をみると、札幌の最後の精度のところで、厳しいものが多かったので、決定力のところで、川崎が札幌を上回れたとは思います。だとしても、一つの転機だったと思います。

 

今回、バフェの活躍に隠れがちですが、DF陣がカミのセーブや拓磨のクリア、あるいは、ジェジエウ、旭、際と目立たないところでクリーンシートで貢献しています。

 

逆に言えば、札幌にかなり裏を取られたりで決定機を作られていたので、最後の精度のところに助けられていることを踏まえると、勝ったとは言え、締めていかないと今後も同じようにクリーンシートで行ける保証はないように思います。

 

3-0というスコアからは、快勝のように見えますが、スタッツをみるとほぼ互角ですし、実際、札幌にチャンスは作られています。


バフェ以外が決めきっていないので、すぐに来る、次の鳥栖戦では緩く入ったらやられる恐れがあります。

 

次、平日アウェイの厳しい試合ですが、是非とも、勝って今季初の連勝を達成してほしいところです。


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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