いつも利用している図書館のテーマ本コーナーで目についたので手に取ってみました。
私は結構「落語」が好きで、夜、寝る前に布団に入ってCDで落語を一席聞くのが、このところの習慣のようになっています。
さて、本書、改めて「落語の入門書」にはどんなことが書かれているのか楽しみに読み始めたのですが、落語の演目や落語家の紹介、寄席への誘い、落語家の平生をはじめ、落語で描かれた江戸風情の解説まで多彩なトピックが取り上げられていて、なかなかに楽しめる内容でした。
著者の稲田和浩さんは、私とほぼ同年代ということもあり、昭和を中心とした部分の解説はスッと入ってきましたね。