バス・船舶硬券切符ジャーナル 本編

主として民営バス・船舶・ケーブル等、普通の鉄道以外の古い硬券切符情報です。

硬券追究0295 フランス モンブラン ロープウェイ

2024年05月04日 | 硬券追究

エギューイユ・デュ・ミディのロープウェイ

ヨーロッパ、アルプス山脈のモンブラン山系(最高峰標高4810m)の
展望台(標高3842m)へ上がる観光のロープウェイで、昭和30年に
造られています。

フランス東側のシャモニー・モン・ブラン麓駅(既に標高1035m)
から、途中駅を経てエギーユ・デュ・ミディ山頂駅(標高3777m)
までを結んでいるロープウェイです。

 

下記のような硬券が、結構よく見かけます。

 


時期不詳 A型硬券 往復 赤色 PLEIN TARIF

着札らしき放出券は、結構見かけます。

PLEIN TARIFは、訳せば「普通料金」(大人料金)、
これが往復乗車券でしょうか。

 


時期不詳 A型硬券 往復 黄色 CONTREMARQUE

着札らしきこうした放出券は、こういう黄色も見ますので、券種のバリエーションも
ありそうです。

CONTREMARQUEは、訳せば「一時外出券の半券」とか「手荷物等の預り証の半券」といった
意味らしいですが、実際のこの切符の効力は存じません。
赤色の券とセットで利用されていたのでしょうか??

ALLER-RETOURは、「往復」。上記二枚は、いずれも往復用となります。
何十年か前の硬券だったようですが。

 

詳しい解説も追いつかず・・・

また、現在の切符事情は、全く存じません。


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硬券追究0294 筑波山鋼索鉄道

2024年04月07日 | 硬券追究

筑波山鋼索鉄道

大正末期頃より営業が始まっていましたが、戦時に一旦廃止され、
昭和29年に営業が再開されています。
平成11年に筑波山ロープウェーを合併して、運営会社名は
筑波観光鉄道という社名になりました。

筑波山鋼索線は、宮脇と筑波山頂の両駅を結んでいます。

 

ここの硬券は、ある程度出ているはずですが、当方にはあまり
資料がございません。

 

古そうなもので

 


昭和(時期不詳) A型硬券 青JPRてつどう地紋 優待乗車券 往復


より ゆき の表記は気になりますが、やはり戦後(昭和30年前後)のような
感じでしょうか。

 


昭和(時期不詳) A型硬券 青JPRてつどう地紋 優待乗車券 往復


上段の券と似たものなのですが、発駅・着駅もなく、下段の社名が2社連名になっている
ものでした。
これは、連続券として回遊してくる仕様なのか、どちらかの会社線の往復で使用されて
いたものなのか、私は存じません。
時期は上段側の券より後のような感じがしますが。

 


昭和40年頃?? B型硬券(半硬券の域か) 赤JPRてつどう地紋 一般式


これも年代が読み取れません。上の優待硬券よりは後の時期のように思います。
中段の切符での筑波山ロープウェーの開業が昭和40年というのを考えると、
古さの順序は微妙です。

また、この券は一般的な硬券よりは薄く、半硬券の部類かな、と思います。
裏の券番と切符の状態からでは、正式な判断が出来兼ねる状態なのですが、
千切りの半硬券タイプであった可能性もあります。
それなら特段、何ということもない券です。

関東の鋼索線や索道線はかなり多いので、あまり多くの硬券は所持していないのです。

 


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硬券追究0293 野尻湖観光汽船

2024年03月16日 | 硬券追究

野尻湖観光汽船

これも前回の「野尻湖」で運行するもう一社、
始まりが昭和33年であったこと以外の詳細な事は存じません。

ネタ資料がが少ないのだから、前回と一緒にまとめても良かったのですが、
違う会社のようなので、分けました。

 


年代不詳 B型硬券 無地 遊覧船 一周券 野尻湖観光汽船

 

前回の「野尻湖定期船会社」と様式も差がなく、時期も印刷所も同じでしょうね。

2社で便数を補って、共に運航してきたのでしょうか。

 

こちらも、これしか硬券資料がなくこれ以上の詳細は検証出来兼ねます。
すいません。


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硬券追究0292 野尻湖定期船会社

2024年03月02日 | 硬券追究

野尻湖定期船会社

長野県北部の黒姫山の近くにある野尻湖。
かまり小さな湖ですが、戦後はここにも遊覧船を運行する会社が
出来ました。

会社の始まりは昭和23年。
その後の詳細は存じません。

もう一社?と共に、運航してきたようです。

 


年代不詳 B型硬券 無地 遊覧船 一周券 野尻湖定期船会社

 

これしか資料がないので、すいません。
これ以上の詳しい検証は出来兼ねております。


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硬券追究0291 有鉄バス

2024年02月03日 | 硬券追究

有鉄バス

有田鉄道のバス事業の通称でしょう。

大正初頭から鉄道の運行は開始されましたが、鉄道線は平成14年に廃止になりました。

バス事業は戦後から開始されたようで、現在もやっているようです。

会社自体は鉄道廃止後も続いているようであります。

 

鉄道硬券が話題にはよくあがりますが、古くは路線バス専用の硬券もありました。

 


昭和40年代? B型硬券 青TTD地紋 一般式


新子は、和歌山の高野山にも近い花園村にあり、かなり奥地の場所でした。
路線は高野山千手院まで結ばれていたと思います。

 

連綴の半硬券は多かったですが、しっかりとした硬券もみられました。

昭和40年代の日付の入った硬券を時折拝見することがありました。

 


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