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阿部主任教授たちは先月1日、小林製薬に問い合わせましたが、当時は同様の情報はないと説明を受けた ”事実なら小林製薬は虚偽の回答をしていたことになる”

2024-03-29 02:28:02 | 小林製薬紅麹
2024年3月28日 21時36分 NHKNews

複数の入院患者を診察した大学病院医師が取材に応じる
 
NHKの単独インタビューに応じたのは、東京・板橋区にある日本大学医学部の阿部雅紀主任教授です。

 阿部主任教授によりますと問題が明らかになる前の去年11月から先月にかけて、70代女性1人と50代の女性2人が、尿が泡立つなどの症状が出たり健康診断で腎機能の異常が指摘されたりしたためこの病院を受診したということです。3人はいずれも腎臓の病気も含めて持病はありませんでしたが、腎機能が低下していたということです。

 詳しい検査を行ったところいずれも薬剤などが原因で起こることが多い『尿細管間質性腎炎』と呼ばれる症状だったことから、薬の服用などについて尋ねると3人とも薬の服用はないものの、いずれも去年の春ごろから小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取し始めていたということです。3人は、1週間から数週間ほど入院し、腎機能は回復に向かっているということで、いまは退院して通院で治療を受けているということです。

 このうち、50代の女性2人については自宅に残っていた、この健康食品を提供してもらいアレルギー反応を調べる血液検査を行ったところ、1人は反応が認められ、もう1人は反応は出なかったということです。

 こうした経過について阿部主任教授は「3人がいずれも腎臓病やほかの持病がなく薬も服用していなかった。同じような時期に共通してこの健康食品を摂取していて、ほかに原因が考えられなかった」と話しています。

 このため阿部主任教授たちは先月1日、小林製薬に問い合わせましたが、当時は同様の情報はないと説明を受けたということで、その後、先月29日に病院を訪れた会社側の担当者に症状について詳しく伝えたということです。

 阿部雅紀主任教授は「入院した3人のうち1人は、腎機能がかなり悪化していた。いずれもそのまま放置していれば透析治療が必要になるおそれがあった。こうしたケースで、仮に心臓の病気など合併症があれば、命に関わる可能性もあると考えられる。腎臓の病気は自覚症状が乏しく、見過ごされがちで、尿の泡立ちや色の変化など異常を感じることがあれば、すぐに受診して欲しい。また、会社には原因となる物質を早く特定して欲しい」と話していました。

感想
「阿部主任教授たちは先月1日、小林製薬に問い合わせましたが、当時は同様の情報はないと説明を受けたということで、その後、先月29日に病院を訪れた会社側の担当者に症状について詳しく伝えたということです。
 これが事実なら、小林製薬は虚偽の報告をしていたことになります。
小林製薬が最初に健康被害の情報を受けたのが1月15日、会社が公表したのは3月22日です。
 先月とは2月1日になります。先月(2月)29日には小林製薬の担当者に話をされています。これだけの事実を受けていながら、公表が3月22日です。
 あまりにも対応が後手後手でした。
小林製薬はOTCで医療用医薬品でなかったために、健康被害に関する、つまり安全性に関しての対応が遅いを通り越して、お粗末すぎます。
医薬品会社の品質と安全性ができていない会社だったようです。

 阿部先生の情報はきちんと社長に伝わっていたのでしょうか?
もし伝わっていたら社長の経営上のリスク管理が甘すぎます。
伝わっていないならそれも問題です。
 これは明らかに対応が遅すぎたです。
 事実なら小林製薬のQAと安全管理部の怠慢と言われても仕方がありません。
小林製薬はきちんとこれらの情報入手事実も開示し、どこに問題があったかを明確にしてからでないと再出発は出来ないように思います。


 小林化工は2人の死亡で、会社が実質倒産しました。
それは重い、福井県が出した行政処分のためです。
業務停止命令:116 日 ※ 同社の他工場に対しても、60 日間の業務停止命令 
 業務停止ですので、他の製品の製造も販売も出来なくなったのです。
それだけ死者が出る、健康被害が出るは大きい問題なのです。
既に現時点で、小林化工の健康被害よりも大きな被害が出ています。
 問題あると言われている3製品だけの回収命令では、小林化工さんが気の毒です。
それだけ、非常に重いことだということです。

 厚労省は農林水産省は、大阪市は今後どうするのでしょうか。

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