東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

『内戦で崩壊するアメリカ』マックス・フォン・シュラー著(ハート出版)  ポリコレは憎しみの哲学、国家分裂の元凶だ 日本は「内戦前夜のアメリカの真似などするな」と知日派元海兵隊員が警鐘

2024-03-30 | アメリカ情勢


シュラー氏は元海兵隊。岩国基地勤務の経験があり日本語が流暢で、テレビの討論会で評者(宮崎)も二回ほどお目にかかったことがあるが、本物のアメリカの愛国者で、そのうえ日本贔屓。だからこそ危殆に瀕したアメリカと日本の惨状を、その問題点を適格に抉り出している。

ポリコレは憎しみの思想、国家分裂の元凶だとするシュラー氏は、アメリカ左翼の過激な言動は嘗ての「中国の文革に酷似している」と指摘する。日本の保守論客が見落としがちな視点だ。

なにしろ現在のアメリカは左翼リベラルの跳梁跋扈と極左のメディア。でたらめな教育現場。不正選挙、嘘偽りの裁判と無法地帯に不法移民。この境遇たるや「分裂状況」などと形容してすまされるほどの生やさしいものではない。内戦一歩手前である

リンカーン時代の南北戦争前夜も、これほどささくれだった状況だったのか。

ところが「まぼろしの核の傘」を信じて安全保障をアメリカに前面依存する日本だから、むしろ日本の危機的状況のほうが深刻である

永田町も霞ヶ関も丸の内も、そうした認識がないばかりか、与党指導者をみていると唯々諾々とLGBT法案を拙速に成立させ、北京へ藻み手して参勤交代する財界首脳陣。中国の批判を避けるメディアには愛国という概念がない。

戦後、日本人には矜持という概念を失った

日米同盟に頼る日本は「対岸の火事」ではない。アメリカの危機とは日本の危機なのだと氏は警鐘を乱打し続ける

左翼リベラル偏向で愛国主義を悪魔視する日本のメディアの記者たちは脳幹がいかれているが、フェンタニルで毎年10万人が死んでいるのがアメリカだ。フェンタニルによる犯罪もうなぎ登り、仕掛けているのは「あの国」である

危機を知覚し、武装するアメリカ国民は(田舎のおばさんでもピストルを所持している)、ずばり武力衝突の一歩手前にあるとして最悪の事態に備え始めた。

教育は左翼教師の洗脳のよって破壊され、「白人原罪論」なるものがアメリカの若者を蝕み、軍では白人兵士の昇級を止め、女性や非白人兵士の昇格人事が目立つ。LGBTやらBLMやらで軍の戦闘能力まで劇的に低下した。潜水艦にも女性兵士が乗船すると、半分は妊娠して帰港するという。あまりのことに白人兵士は軍隊を去っている。戦闘できない軍隊に変貌したのも、いったい誰が仕掛けたのだ

警官もマニュアル通りに任務を遂行すると『差別』といわれ犯人を捕まえても警官が有罪になる。となれば誰も警官になりたくない。

だから全米で治安は悪化するどころか鬼もビックリの地獄の様相を呈している

たとえ、トランプが再選されても、それは時間を買うだけで、もはやアメリカは救えないと悲観的予想をシュラー氏が展開している

この悲観論は評者にとっても意外だった。

そこまでアメリカの分裂は避けがたくMAGA(米国を再び偉大に)は浮き世離れしてスローガンになりつつあるのか。

衰退するアメリカ、日本はその準備をしなければならない。「日本よ、アメリカの悪い真似はやめなさい。日本には素晴らしい歴史と知恵があります」と説かれる本書は、英語併記(あ、英語ではこういう表現をした方がコミュニケーションが円滑化するのかと参考になる)。

外国人との会話を広げる武器にもなる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

世界に伝えたい!日米2カ国語併記!
英語と日本語の両方で書かれています
YouTubeでも大活躍! MAXよくわかる!

新章を新たに書き下ろす
不正選挙、嘘の裁判(選挙妨害裁判)、無警察状態(治安情勢、無法地帯)、不法移民など、すでに分断を超え一触即発、日米同盟に頼る日本は「対岸の火事」ではない! アメリカの危機=日本の危機!
元海兵隊員がアメリカの崩壊を予見! 過去に黒人暴動問題「Black Lives Matter」を的中!

【日本のメディアが書かない真実】

950ドル(約15万円)までなら万引きOK! 恐る恐る! 薬物で恐怖化! スピードする国民! 武力衝突の一歩手前 教育破壊! 無試験で学力軍の戦闘能力低下 移民爆増700万人!

アメリカの悪い真似はやめなさい。日本には素晴らしい歴史と知恵があります
──マックス・フォン・シュラー MAX VON SCHULER

各国には明らかになってしまったアメリカが内戦に突入している世界。現在、軍で白人男性を昇進させず、代わりに女性、人種的少数派、トランスジェンダーの人々を昇進させるという左翼政策のせいで、多くの白人男性が軍を去っている。

アメリカが内戦に向かう途中あることは、世界の安心のために現在、軍で白人男性を昇進させず、代わりに女性やマナー的なマイノリティ、トランスジェンダーを昇進させるという左派の政策のせいで、多くの白人男性が軍を去っています。(本文より)

こちらの商品は2017年12月15日に発売された「アメリカ人が語る日本人に隠せないアメリカの“崩壊”」加筆、修正し判型を変更した商品となります。

はじめに

第1章 アメリカで二度目の内戦が始まる
マスメディアによる偏向報道
アメリカ国内で広がるディープ・ステートとグローバリスト

第2章 ポリティカル・コレクトネスの本当のルーツ国を破壊する
ポリコレティカル・コレクトネスマルクス主義とポリティカル・クト本当には自由の国なのか
軍人の妻を優先スパイたち
独立宣言を都合よく解釈する人たちフェミニストたちの間違ったアメリカ男女平等
左派に利用される性的マイノリティベトナム
反戦運動とアメリカ互換政治
・コレクトネスの暴走
「文化の盗用」に対する過剰な反応
黒人問題と政治・コレクトネス南北戦争
を否定過激な黒人グループ
日本の歴史問題に無関心なアメリカ人
クリントンを告発して殺されたスタッフ認識
補償感覚を持たない人たち
ヘイトが蔓延する危険な社会
恐るべきフェミニスト集団アメリカ
が日本を戦争に引きずり考察した理由第

3章 無知なアメリカ
崩壊するアメリカの教育システムフェミニストによる歴史教育への介入クスリに漬けられる子供たち
過敏な学生
自尊心ばかりを高める教育
大人だけど幼稚な人々
日本に暮らすワガママな外国人にも
キリスト教原理主義とは何か第

4章 アメリカの正義問題
アメリカの奴隷とローマ帝国の奴隷アメリカ
に「強制連行」され続けてきた黒人
分断される白人社会と黒人社会では民主の統合が成功した対差別敏感すぎる黒人たち分断アメリカ国家の現実

第5章 トランプ大統領に対する反対派と賛成派反対派
メディアが報道しない黒人犯罪
南北戦争に関する記念碑の破壊
甘やかされる黒人学生たちディープ・ステートの正体
トランプ大統領を支援する意味する民兵組織
注目に値する民兵組織の活動
キリスト教原理主義 トランプ
大統領とキリスト教右派 アメリカ軍と政治・コレクトネス状態が続くアメリカ軍
アメリカ軍の深刻な無能化
左派が目指すアメリカ軍の弱体化

第6章 アメリカの今後と日本進むべき道避けられない右派と左派の衝突
ますます左傾化教育する現場
右派悪者にしようとする動きコントロールを常識的に暴走する左派
左派によるテロ攻撃の可能性
誰が事態を収束させるのか
左派には真実が見えていない
日本進むべき道を
押し寄せるアメリカからの難民難民アメリカと日本人の共存
日本におけるLGBTの問題アメリカ
崩壊後の経済政策
TPP
TPPは自由な貿易ではない

第7章アメリカ崩壊後の防衛問題防衛の決意が決意
憲法9条は日本を守らない
敵のプロパガンダにだまされるな
天皇陛下を中心とする豊かで平和な日本
黒幕たちの誤算

第8章 大脱走
富裕層の華麗なる逃亡計画
日本人は今こそ歴史に学ぶべき

第9章 アメリカの危機的現在
アメリカは薬漬けの小学生と薬物中毒の大人の国だ
アメリカは犯罪者の天国になった
外国人移民に優遇される米国

おわりに

著者

マックス・フォン・シュラー

元海兵隊・歴史研究家。ドイツ系アメリカ人。1974年岩国基地に米軍海兵隊として来日、その後日本、韓国で活動。退役後、国際基督教大学、警備会社を経て、役者として「釣りバカ日誌8」等、ナレーターとして「足立音声美術館ガイド」等、日本で活動。 YouTube公式チャンネル「軍事歴史がMAXわかる!」でも情報発信中。『人が語るアメリカが隠しておきたい日本の歴史』『アメリカ人が語る日本の歴史 日本に待って統一朝鮮(コリア)の悪夢』(ともにハート出版)、『太平洋戦争 アメリカに嵌められた日本』(ワック)、『アメリカ白人の闇』(桜の花出版)、『アメリカはクーデターによって、社会主義国家になってしまった』(青林堂)などがあります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿