【速報】大阪市が委託業者に対して7億円超の支払いを滞納 学習用PCのネットワーク構築・運用業務
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【速報】大阪市が委託業者に対して7億円超の支払いを滞納 学習用PCのネットワーク構築・運用業務
2024/04/24 14:00読売テレビニュース
【速報】大阪市が委託業者に対して7億円超の支払いを滞納 学習用PCのネットワーク構築・運用業務
大阪市の会見(24日)
(読売テレビニュース)
大阪市は24日、小学校や中学校に導入している学習用ノートパソコンの運営委託に関する契約手続きを怠り、委託業者に対し7億円あまりの支払いを滞納していたと発表しました。
大阪市によりますと、市立の小・中学校に学習用端末としてノートパソコンを導入するため、2019年4月、安全なネットワーク基盤の構築や運用・保守業務についてに、民間会社との間で運営業務委託の契約を結びました。
当初は、約5万台分のノートパソコンの運営業務を委託する契約でしたが、政府が、児童や生徒に対して1人に1台、パソコンやタブレットなどのデジタル機器を配布する「GIGAスクール構想」を掲げたことから、大阪市は2022年3月、約18万台の端末を導入して運用を開始しました。
委託業者からは、対象となる端末の増加に伴う費用の増額について、運用開始前から相談があったということですが、大阪市は、当時不安定だった通信環境の復旧などを優先し、契約変更の手続きを後回しにしていたということです。
去年8月、業者から再び契約変更の確認と支払いを求める文書が送付され、両者の間で協議した結果、2022年度から約2年分で約7億1000万円を追加で支払うことが決まりました。
大阪市は24日、「このような事案を発生させたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げますとともに、市民の皆様の信頼を損なうことにとなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります」と謝罪し、業者に対して速やかに支払いの手続きを進めるとしていて、今後、関係者の処分についても検討するとしています。