レブロンは強いけど太いと言われてるけど実際どうなのか?

 

検証してみた。

使用したのはこの4つとサンヨーナイロンのバルカンへらハリス0.8号の5つ。

 

三重八の字結び(トリプルエイトノット)でチチワを作って。

ドラグチェッカーで破断強度を計測します。

 

 

 

バルカンのみ計測2回でそれ以外は3回ずつ。

1号=4ポンド(1ポンド454g)=1816gとして基準にします。 

 

結果はこの通り。

赤字部分が基準と比較しての破断強度。

 

バルカン 0.8号 ①1.75kg ②1.75kg 平均1.75kg 120%

 

ダン 1.0号 ①1.99kg ②2.00kg ③2.00kg 平均2.00kg 110%

 

レブロン 0.6号 ①1.50kg ②1.58kg ③1.52kg 平均1.53kg 140%

 

レブロン 0.8号 ①2.40㎏ ②2.10kg ③2.35kg 平均2.28kg 157%

 

レブロン 1.0号 ①3.20kg ②3.20㎏ ③3.10㎏ 平均3.16kg 174%

 

レブロンはめちゃくちゃ強い、しかしその強さは太さから来ているものだと思います。

 

こういうことを言っていいのかわかりませんが・・・、号数表記がズレてるだけと考えたら性能が良いと言うことはできません。

 

1.2号も持っていますが今回テスト結果には入れませんでした。

 

というのも、1号より弱い負荷で切れてしまう・・。

 

しかし1.2号の基準値(1816×1.2=2.18kg)より弱いわけでもない。

 

手触りで1号と1.2号の太さを比較してみると同じか1.2号のほうが気持ち細い???

 

所有しているレブロンの0.6号のみ新しい新品で、それ以外は全て中古屋の未使用品(製造時期が古い)。

 

さらに、最近までやはり新古で買ったレブロンブラックハリス0.6号を使っていて、上記の新しい0.6号よりブラックのほうが細くてしなやかで使いやすいと感じていたんだけど・・・。

 

今回1号と1.2号の太さを比較した結果と合わせて考えるとどこかのタイミングで太さが変更されて、現行のものはより太くなっているような気がする。

 

さて、結局何が言いたいのか、どうオチを付けるのか迷走し始めているわけですが。

 

ここまで読んで、野釣りや乗っ込みの釣りをされている方ならちょっと怖いことに気付いているかもしれません。

 

野釣りだと根がかりや鯉などで道糸が切れないようにハリス二本の太さの合計を道糸の太さ以下(未満?)にするのがまぁまぁ普通だと思います。

 

そのセッティングに倣って、道糸2.5号+レブロンハリス1号にしたらどうでしょう。

 

道糸が基準値通りの強度だった場合、道糸2.5号(4.54kg)+レブロンハリス1号(3.16kg×2=6.32kg)となり、両方かかったら道糸が負けます。

 

道糸3号でも5.44kgなので負けます。

 

3号で120%の強度のある銘柄を選べばなんとか数値上は上回ることができます。

 

道糸3号、ハリス1号で道糸が切れたら、何でだ?運が悪かった?道糸に傷があった?で済ませてしまうでしょう。

 

なんだかなぁ~って思うのは、1号って書いてあるんだから1.75号相当の強度があるなんて普通思わないじゃん。

 

機嫌が悪かったらパッケージに嘘が書いてあるー!って言いかねないですよ。