負けないものを作る方法 | 三重の女子アナが伝授!成功を引き寄せる会話術

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三重の女子アナ・元営業ウーマンが、話し方のプロとして「売れる」会話術をお伝えします!


こんばんは、

スピーチコンサルタントの

伊藤伸子です。



三重テレビ時代の先輩、Oさんが、

10年以上にわたって取り組んできた

「ハンセン病患者の人権」に関する取材活動が、

今日、

放送批評懇談会が選ぶ

「ギャラクシー賞」を受賞しました。


Oさん、おめでとうございます!


受賞理由はいろいろあると思いますが、

なんといっても

「10年以上、取材を続けてきた」

という点が、

大きく評価されたのではないでしょうか。



番組制作、特にドキュメンタリー制作は、

1日でできるものではありません。


とはいえ、

10年もの長い間、

一つのテーマを追い続けるというのも

なかなかできることではありません。


例えば

今日、「ハンセン病患者の人権」に興味を持ち

取材を始めたディレクターがいたとしましょう。


そのディレクターが

Oさんと同じだけの取材経験を積めるのは

当然のことながら

10年後の2025年です。


Oさんは、

今も取材を続けていますから、

今日、取材を始めたディレクターが

10年の経験を積むころ、

Oさんには

すでに20年の経験があることになります。



いつまでたっても

Oさんに追いつけないんですね。



ただし。

Oさんも

10年間毎日

同じテーマだけに向き合ってきたわけではありません。



実はOさんは、

数年前から管理職になっています。


ですから、

部下の指導や勤怠管理など

管理職としての仕事はもちろん、

日々のニュース番組のデスク業務もしています。


その合間合間に時間を取って、

ライフワークとして取り組んできたのです。




「長く続ける」ということは

とても難しいことです。

「三日坊主」

という言葉があるくらいですからね。



年度末ごろ、

「嫌がらせのためのキャラ弁」を

娘のために作り続けた女性が

話題になりました。


これも、

卒業まで作り続けたからこそ

話題になった例ですね。



どんなことでもいい。

毎日でなくてもいい。

とにかく

続けてみる。



「細く」であっても、

「長く」続けることができれば、

それは

あなたの強みになるのです。