「負ける気がしない!」に秘められた思い | 三重の女子アナが伝授!成功を引き寄せる会話術

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三重の女子アナ・元営業ウーマンが、話し方のプロとして「売れる」会話術をお伝えします!


こんにちは、

スピーチコンサルタントの

伊藤伸子です。



なでしこJAPAN、

決勝進出おめでとうございます!!



私も、

テレビ局のスタッフと一緒に応援していました。



なかなかヤキモキさせられましたよね。

後半に入ってからは、

イングランド優勢でしたしね。



そんな、なでしこがちょっと押されている時間帯に

一緒に観ていたカメラマンKくんが、

こんなことを言い出しました。



「佐々木監督は

『負ける気がしない』って言ったらしいけど、

『五分五分』くらいにしといた方が

良かったんじゃないですかね~?」



佐々木監督は、

前日会見の席で

「負ける気がしない」と語ったんですよね。



Kくんは、

「それは言い過ぎなんじゃないのか?」

と思ったんだそうです。



でも。

佐々木監督の

「負ける気がしない」発言は、

リーダーならば

しなくてはならないものだったんです。



もし、本当に

「勝負の行方は五分五分です」

なんて言ったとしたら、

どうなるでしょうか?



高い確率で、

なでしこJAPANは

負けていたでしょう。



自分たちが勝つことを信用してくれない指揮官に

選手たちがついていくわけがありませんから。



自分たちが勝つと信じてくれているからこそ、

選手たちもその指揮官を信じられるのだし、

指揮官の信頼に応えたいとも思うものです。



最後まで苦しい展開でしたが、

佐々木監督が

澤選手を出さずに我慢したのも、

「負けると思っていないから」

だったのでしょう。




佐々木監督の

「負ける気がしない」発言に

選手たちは

勇気づけられたと思います。



リーダーなら、

ここぞという時に

こういう発言が必要です。



「あなたたちの力を信じている」

というメッセージを伝えるために。


「自分たちはやれるんだ」

という勇気を持ってもらうために。