オープン戦14試合で3本と圧倒的な長打不足を露呈したマリーンズですが、今日一気に3本塁打を放ち、現在リーグトップの本塁打数となりました
リーグトップ2本塁打の井上は2打席連続のホームラン
2本目はバックスクリーン右へのホームランだったので、3/6に放った打球と似ているような気がしますが、日本人右打者でバックスクリーン付近のライトスタンドに放り込む選手がすくなかったので、この1本はかなり大きな意味を持つホームランになったのではないかと思います
中村奨吾も開幕2戦目で1号を打ててほっとしていると思いますが、20本塁打近く打てるだけのパワーはあると思いますので1年間3番打者として期待していきたいです
ルーキー野手の藤岡、菅野コンビも今のところはプロのスピード、変化球に非常にいい対応力を見せているといった印象です
平沢との遊撃争いを制して開幕スタメンをつかみ取った藤岡ですが、則本の150キロ前後の直球を力負けせず弾き返すバッティングは素晴らしいですし、選球眼も良さそうです。若干インハイが苦手なのかなという印象は持ちましたが、そこまで気にするほどではなさそうなので、このままいけばシーズン通して活躍を見せてくれそうな気がします
菅野は何といっても豪快なスイング。それでありながら身体が開くことなく、ミートも素晴らしいものをもっているのでプロでも「ミスターツーベース」として十分通用するのではないかと思います。角中が骨折でいないので、これをチャンスと考えて思い切りのいい打撃を武器にレギュラーへ定着してほしいです
先発のボルシンガーはオープン戦の最終登板とは見違えるような投球でした
速球は140キロ以下がほとんどながらもツーシームやナックルカーブなどでゴロを打たせるスタイルで7回途中を1失点。三振も5つ取れましたので次につながる投球ができたといっていいでしょう
6-2で井口マリーンズ初勝利となりましたが、明日も勝ってカード勝ち越しを決め、いいシーズンのスタートとしたいところです
