PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

逆に、ホッとする瞬間を深く味わいたい。

2024-04-18 | ニュース
(Rolex Ref.116695SATS so-called 〝CANDY〟)



欲しい時計、気になる時計は、その瞬間、数百から1千人近い連中が、その個体を狙っている。

でも、ずっと売れていない。

1か月、2か月、3か月、、年を越してもまだ売れていない。

販売価格も値下げしているのにまだ売れていない。

それから、一週間、二週間、

私は、ほぼ毎日ホームページのその個体を見ている。

なぜ値下げしても買わないのか。

なぜ、ギャラ、箱、取説も付いているのに買わないのか。

それは、私には些細な納得できない理由があったからだ。

この個体の場合は、ピンクゴールド、ローズゴールドだったからだ。

絶対イエローゴールド好きな私には素材の妥協ができない。

私はいわゆる、世間様で言うところの、ホモ男、ではない。

ピンクゴールド、ローズゴールド=石橋貴明がかつて扮した、ホモ男、を連想してしまって

どうしても駄目なのだ。

だから、スペシャルのサファイアGMT、レインボーデイトナそしてヨットのキャンディーなんかは

買ったけど半年耐えられなくなって売ってしまった。

こういう些細なこだわりは、実は大切で、

浪費癖のある諸兄も参考にしてもらいたい、と思う次第であります。


そうこうしているうちに、ついに、そのホモゴールド時計は売れてしまってショップの商品画面から消えた。

消えちまった。

一瞬唖然。

でも即座に、ホッとする安堵感が漂った。

さて、浮いた200万近い金ができた。

何に使おうか。

と、空想の入金が自分に入ってくる。

現実には何もないはずの金に、儲かった、という妄想の世界で

勝手に納得してしまう。

そうそう、店員と話していて、話の流れで、購入決定の風になっていたのに、

ちょっと待てよ、

が大きくなって、

〝やはり再度検討いたします〟、〝他のモノも見てきます〟

といって商談を中止してしまうことも結構やってしまう。

この寸止めドーパミン活動はやめられそうにない。
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