子宮全摘するとオンナでなくなる?

44歳で多発性子宮筋腫(子宮粘膜下筋腫)により、開腹子宮全摘。オペ後、6日目で職場復帰!
発病から現在までの記録

患者さんのお通夜に行ってきました

2015-11-11 20:55:46 | 薬剤師の仕事
薬局に来てくださるようになってから、4年、
重い病気になられてから、1年。
この1年間は、メールや電話、ご自宅への訪問と、患者さんというより、
ひとりの友人として、精一杯、フォローしてきました。
その方の体がまだ調子が良い時は、ケーキやパンを焼いて、薬局に持って来てくれたり。

今日、安らかなお顔を拝見して、
よく頑張られましたねと声をかけました。

もっともっと、何か出来たのではないか?とか、
医療や自分の不甲斐なさで、悔しくて、涙がでます。
その方とのメールを読み返すと、だんだんと病状が悪くなっていくのに、
私はどう言ったら良いか、あっさりとした内容しか返信出来てない。
患者さんは、ドクターには言えないことでも、薬剤師には言ってくれるし、
この患者さんも私に病状を詳しくおっしゃってくれたのに。
調剤薬局の薬剤師は、そういった患者さんの訴えを病院のドクターやナースにフィードバックする機能がない。
病院のチーム医療はあるけど、一旦、退院して調剤薬局でお薬をもらうようになれば、チーム医療でなくなる。
患者さんを中心に調剤薬局の薬剤師も加えての医療カンファレンスがあれば、
もっと患者さんのための医療ができるのではないでしょうか?

私が知らないだけで、そういった活動をされている調剤薬局は、あるんでしょうか?

患者さんの死は、とてつもなく淋しく、辛い。

どうか安らかに、また、いつかお会いしましょう。

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