Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

衆院東京補選、立憲民主に一番似合う「自主投票」

2024-03-25 15:04:43 | 国際・政治
先日、ロシア国首都・モスクワ近郊で生じた大規模襲撃事件は確かに遺憾だ。

ここまでで犠牲 137名、負傷 180名を数えている由。無辜の各位には犠牲への弔意と被害へのお見舞いを申す一方、プーチン政権が侵攻中の「全てウクライナ国のせい」的な根拠不十分にも関わらず 一方的な強硬表明には距離を置くべきと拙者などは愚考する。

現に中東メインに活動のイスラム系過激勢力「イスラム国IS」が犯行を名乗り出ている他、ここまでの報道では ウクライナ国の関与を裏付ける有力な証拠はないからだ。

本題です。そんな不穏な海外情勢を他所に、我国の与党自民による 複数の政治問題への対応が進められているのは既報の通り。今回はその中から、衆院東京15区の補選を 先日の読売新聞記事を引用しながらみて参るが、与党の不祥事対応への本気度に疑問符もさる事ながら、立憲民主(以下、立民と略記の場合有)など野党側の選対姿勢にもやはり疑問符がつくレベルと思う者だが。

「衆院・東京15区補選、立民 候補者選び難航『共闘できる人材』壁に」

衆院・東京15区補欠選挙(4/16告示、4/28投開票)を巡り、立憲民主党の候補者擁立作業が難航している。自民党派閥の政治資金規正法違反事件を受けて 追い風が期待できる情勢だが、共産党などとの「共闘」に適した人材が容易に見つからないためだ。

「政治を根こそぎ変えていく。まず(衆院)補選がある。東京、長崎(3区)、島根(1区)の三つの戦いを勝ちきる」立民の 辻元清美・代表代行は 3/22、国会内で開いた党東京都連の定期大会で こう訴えたが、肝心の候補者のお披露目はできなかった。

東京15区補選は、江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で 柿沢未途・前法務副大臣(自民を離党、有罪が確定)が辞職したことに伴い実施される。相次ぐ「政治とカネ」の問題で 逆風下にある自民も候補者の擁立ができておらず、立民が先行して擁立を決めれば 優位な状況で臨める可能性がある。

ハードルになっているが「他党が相乗りしやすい」との条件だ。新人の擁立を決めている共産党は 取り下げる選択肢も排除していないが、小池(同党)書記局長は「我が党の候補も 野党の有力な候補だ」と主張。立民内で浮上する 国会議員について 水面下で難色示すなどし、揺さぶりをかけている。

国民民主党は「立民が 共産との距離が近すぎる候補者を選べば、支援は難しい」との立場で、調整を複雑にしている。

独自の候補を立てる 日本維新の会は、他党との選挙協力を拒否している。小池百合子・東京都知事が特別顧問を務める地域政党・都民ファーストの会も(候補者)擁立を検討し、選挙の構図が見通しづらいことも 立民の候補者選びの遅れにつながっているが、同党幹部は「状況を見極め過ぎれば、準備が間に合わなくなる」と吐露する。(引用ここまで)

一応は皆が認める左派の急先鋒、辻元代行(参議)の 相変わらずの威勢が好いだけの表明には、こちらも相変わらずの失笑で返すだけだ。これは恐らく 今後もずっと変わらぬ事だろう。「政治を根こそぎ変えていく」とは言葉だけは勇ましくも、結局は革命の肯定だろう。その為のまともな人材も擁立できなくてどうするのか?

所謂「市民の会」(筆者註・実は「左傾の会」)の自称仲介とかで、日共や社民など左派野党との連携窓口はある様だが、「対決より解決」の現実志向を進む国民民主との連携は 難しいというより不可能に近かろう。

辻元代行に伍すかの様な「騒擾活動家的国会議員」は衆参問わず、立憲民主所属議員を何人か知ってはいるが、本当に政策本位で動ける人物かは甚だ疑問だ。「他党が相乗りしやすい」とか「共闘に適した」人材をとくれば、結局は与党自民の「調整が得意な人物」と大差なくなってしまうではないか。それは又 政治政策の現実面の投影でもあるのだが、どこをどう見ても 今の立憲民主にその様な面で「優れた人材」が複数見られる様な状況ではない。

となれば、前述の東京15区補選への候補者擁立を見送り、党員各位の自主投票とすれば良いではないか。辻元代行以下 候補者不在を不安がって騒ぎ立てたりするのは自由なれど、拙者などは同党支持者では間違ってもないので ここは傍観するだけだが。

今回画像は、先日久しぶりで訪問叶った 新潟県北郊の JR羽越本線を山形・秋田両県方面へと向かうリゾート列車「海里」の様子を。捉えた村上駅プラット・フォーム上にはまだ積雪が残り、冬の残滓が多く残っておりまして。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
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