水原一平は未来を見れていればギャンブルに手を染めなかった

墜落を恐れ飛行機に乗るのが苦手な人がいる。墜落事故の確率が自動車事故よりも低いことを理解すると落ち着く人も若干いるし、そういうことを理解しても心配で仕方ない人もいる。

人生を苦しいと考えない人がいる。人生で拷問や酷い仕打ちを受ける確率は余りにも低いと考えて、心配や不安はないのだろうが、人生は輪廻転生して何億回も生まれ変わる可能性については計算に入ってないようだ。

メジャーリーガー大谷選手の元通訳の水谷原一平氏。彼は自分のことをギャンブル依存症と言って今は刑務所に収容されているのだろうが、こんな天国から地獄への転落劇を水原氏は避けられなかったか、色々考えさせられる…

一番良いのは、水原氏が将来を見ることができていたらこんな事態は避けられただろう。それが無理なら、ギャンブルをやったら必ず不幸になることを知っていれば避けられただろう。

人間も同じだ。この世に生まれ出で何回も輪廻転生するうちに苦しみがたくさん待ち受けていることを知っていれば、生まれ出でることをやめて苦を避けられる。

タイムマシンで未来が見れなくても、この先のことが論理的に理解できるだけで充分生きていくことの罠を見抜けるはずだ。