少し遡ること、平成28年1月8日 (金)
宇治・伏見の社寺巡りの時に立ち寄ったのは、
競馬ファンなら一度は行くという「藤森神社」(ふじのもりじんじゃ)です
私、競馬は昔ちょっとだけやったことがある位ですけど…
← 鳥居と社号標
社号標の側面には「菖蒲の節句発祥の地」と
書かれています
← 手水鉢
この手水鉢の台石は宇治浮島にある十三重の塔の
上から5番目の石を石川五右衛門が持ってきたと
云われているそう…
← 本殿
本殿中座には素戔嗚尊・別雷命・日本武尊・応神天皇・
仁徳天皇・神功天皇・式内宿禰の7柱が祀られてます
東座には舎人親王・天武天皇の2柱、
西座には早良親王・伊豫親王・井上内親王の
3柱が祀られてます
由緒書きによると、203年神功皇后が三韓征伐から凱旋した際、
軍旗や武具を埋めて塚を造って祀ったことが起源とされています
延暦13年(794年)桓武天皇より弓兵政所の称が授けられ、
遷都奉幣の儀式が行われました
← 斎館
← 御旗塚
神功皇后が軍中の大旗を樹てたところで
当社発祥の場所である
このいちいの木は「いちのきさん」として
親しまれここに参拝すると腰痛が治ると
云われ、幕末の近藤勇も参拝して治した
と伝わってます
← 神鎧像
五月五日に行われる藤森祭は菖蒲の節句発祥の
祭りと知られ、節句に飾る武者人形には藤森の神が
宿ると云われており、その象徴として建立されました
← 不二の水
二つとない美味しい水という意味で、
武運長久・学問向上、特に勝ち運を
授ける水として信仰されてます
← 舎人親王崇敬碑
下部の巻物の「錬成」を撫でると舎人親王のご利益が
授かるようです
舎人親王は日本最初の歴史書である「日本書紀」の
編纂を主宰されました。また弓矢にも秀でていたことから
古くから文武両道の神として皇室をはじめ、時の権力者
だった藤原一門など公家の方たちからも篤く信仰されてい
ました
← 絵馬舎
歴代の名馬の絵がたくさん飾られています
競馬好きにはたまらない場所かも?
← 自動販売機まで馬の写真が
この自販機とっても面白いんですよ
お金を入れてボタンを押すと、ヒヒーンという
馬のいななきが聞こえます
そのあとファンファーレが聞こえ、
「勝ち運が授かりますように」と
神主様の声が聞こえます
↓ご朱印
← 「京都刀剣ご朱印巡り」のご朱印
朱印だけ押すタイプになってます
専用のご朱印帳のみの対応です
通常のご朱印帳には頂けません
「鶴丸国永」とは刀剣の名前です
平安時代の刀匠・五条国永が造った日本刀で、
御神刀として当社に奉納されたが本阿弥家の者により
持ち去られてしまいその後、様々な経緯を経て、
現在は皇室御物になってるそうです
「刀剣乱舞」という刀を擬人化したゲームがあるそうで…
そのブームにあやかったご朱印みたいですね
←鶴丸国永さんです カッコいいですね
(画像はお借りしました(*・ω・)*_ _))ペコリン)
【藤森神社】
主祭神 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
社格 旧府社
鎮座地 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609